松竹伸幸という人がいる。『シン・日本共産党宣言――ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書 2023)という本を出して、共産党から除名された人だ。わたしは松竹氏の安保防衛論に注目してきたので、氏のブログ「超左
本文を読む中国共産党の執筆一覧
習近平報告、もう一つの読み方
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(400)―― 次に掲げるのは、中共20回大会における習近平報告日本語訳からの抜粋である。長くて申し訳ないが、ぜひお読みください。 「10年前、改革開放と社会主義現代化建設が大きな成功を収め、…
本文を読む「民主主義は資本主義社会だけの専売特許ではない」 ―― 王力雄著「セレモニー」から
著者: 田畑光永7月1日は中国共産党の創立記念日である。結成は1921年だから、昨年のこの日はちょうど100周年であった。北京の天安門広場にいっぱいの民衆を動員し、故毛沢東主席を思わせるグレイの人民服姿で登場した習近平総書記が「いかな
本文を読む19期六中全会の概略はどんなものか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(349)―― 中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(19期六中全会)は、2021年11月8日から11日まで北京で開催された。ここで新たな毛沢東と鄧小平の時代につぐ「歴史決議」が40年ぶりに採択
本文を読む「宇宙の真理」を信じる者は救われるのだ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(83)―― 「中国夢」は信仰を魂とし自覚を根本とする。 複雑多岐の国際環境、甚大複雑な国内改革発展の任務、党の直面する峻厳なる試練と危険に対して、みな心をいつにして「中国夢」を築く自信を強めよ。 終始
本文を読む中国共産党の一党支配はまだまだ強い
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(62)―― 習近平が昨年末の中国共産党大会で党主席となり、この3月正式に国家主席に就任したが、日本にはその前から一部に中国共産党の政治支配は危ういという見方があった。 例えば、福島香織は著書『中国
本文を読む中国の党は党を浄化できるか――市場改革派呉敬璉教授の言説をめぐって
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(57)―― 2012年大晦日、中国共産党政治局会議があった。会議は習近平総書記が司会をした。中央規律検査委員会の報告があり、そこでの習氏の指示。 ――新たな情勢のもと、反腐敗闘争の情勢は依然深刻である
本文を読む