アメリカの主導で、イスラエルが主催する<ネゲブサミット①>が、初めて開かれたのは2022年3月でした。 アメリカとイスラエルが描く新中東地図と、注目されました。 しかし、2023年5月28日に、「<ネゲブサミット②>
本文を読む中東の執筆一覧
SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】463 東京五輪欠席の国連事務総長、北京五輪に出席
著者: 平田伊都子「(北京)五輪に出かけるのは事務総長の伝統だと総長自身が言った。が、どうして東京五輪には行かなかったのか?」と、2月3日の国連定例記者会見で、ステファニ記者がオンラインで質問をしました。 いろんな観点から北京五輪が国際
本文を読むペルシャ湾の大国イラン、世界にとっても重要な月末の日々 ウイーンでの米・イラン核交渉がまとまるか
著者: 坂井定雄本欄で5月6日、14日に書かせていただいた「ペルシャ湾に大きな変化、イラン核合意の復活へ」「サウジ皇太子、初めてイランに和解を呼びかけ」が、あらたな展開をしつつある。6月末のイランに注目する。 イランでは18日、任期
本文を読むガザ紛争で犠牲になった子供たち BBCが異例の特集でその死を伝える
著者: 坂井定雄11日間に及んだ今回のイスラエル軍のガザ爆撃、パレスチナの武装勢力ハマスのイスラエルに対するロケット弾攻撃で、前稿でも書いたように、パレスチナの子供65人以上が死亡、イスラエルの子供2人が死亡した。連日、この武力紛争を
本文を読むガザでの悲惨な戦闘11日間でやっと停戦 国連安保理決議を妨げた米バイデン政権
著者: 坂井定雄9日から始まった、パレスチナ自治区・ガザへの凄惨なイスラエル軍の爆撃と同地区を支配するイスラム武装勢力ハマスの対イスラエル・ロケット攻撃の応酬は19日、エジプトの仲介でやっと、停戦を双方が受け入れた。バイデン民主党政権
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】424 イスラエルのガザ侵略
著者: 平田伊都子5月15日のメデイア・センター・ビル崩壊を見ましたか? 見逃した方のため、BBC・TVアドナン記者のレポートを再録します、、 ヘルメットと防弾チョッキで身を固めたアドナン記者は、メデイア・センター・ビルに面したビルの
本文を読むバイデン政権下、ペルシャ湾に大きな変化(2) サウジ皇太子、初めてイランに和解を呼びかけ
著者: 坂井定雄サウジアラビアとイラン。厳しい対立を続けてきた、ペルシャ湾の2大国サウジアラビアとイランの関係に、画期的な変化が起き始めた。サウジアラビアがイランに対して初めて、和解と良好な関係を呼びかけたのだ。 サウジアラビア政府
本文を読む最悪だったトランプ政権の中東政策 ―バイデン政権への大きな期待と不安(1)
著者: 坂井定雄トランプ大統領の4年間。米国は中東で、親イスラエル、親サウジアラビア、反イラン、反パレスチナ政策を露骨に推し進め、中東の人々を苦しめ、犠牲の死傷者を大きく増やした。バイデン政権への期待と不安は大きい。ここでは、長年にわ
本文を読むトランプ政権、最後の1年(24) イスラエルとアラブ2中小国が国交署名・・・
著者: 坂井定雄イスラエルとアラブ2中小国が国交署名 トランプの数少ない“外交成果”を、大騒ぎしたNHKと各紙 イスラエルとアラブの中小産油国アラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンが15日、国交樹立に合意する文書に署名し
本文を読むトランプ政権、最後の1年(16) イスラエルの占領地併合に抗議高まる 欧州25ヵ国、日本でも抗議署名多数
著者: 坂井定雄イスラエルのネタニヤフ政権は、事実上イスラエルの軍事支配下にあるパレスチナ・ヨルダン川西岸地区の領土併合作業を、7月1日以降から開始しようとしている。実際の作業は、領土化宣言、国民投票、入植地の周辺を拡大して防護壁の強
本文を読むトランプ大統領、最後の1年 (4) イスラエル入植地拡大を承認する中東和平案―BBC報道から
著者: 坂井定雄トランプ米大統領は28日、ワシントンでネタニヤフ・イスラエル首相と会談後、トランプ政権としては初めてのパレスチナ紛争の解決案を発表した。トランプは記者会見で「パレスチナ人もイスラエル人も、彼らの住まいから追い立てられるこ
本文を読む日本大学経済学部 中国・アジア研究センター主催 国際シンポジウム - ユーラシア新興市場国における国家と市場:中国,ロシア,中東欧諸国の比較研究 -
著者: リベラル21日時: 2020年1月25日(土曜日) 場所: 日本大学経済学部7号館 2階 講堂 “https://www.eco.nihon-u.ac.jp/access/ プログラム(使用言語:英語)
本文を読むトランプの任期切れまであと1年(2) ―なぜこれほどイランへの憎悪、嫌悪が強いのか
著者: 坂井定雄トランプ米大統領の命令によって米国は2018年5月、オバマ前政権の尽力で実現したイランと主要6ヵ国(米、ロシア、中国、英国、フランス、ドイツ)との核合意(2015年10月発効)から一方的に脱退し、イランに対する厳しい経済
本文を読むトランプの任期切れまであと1年(1) ― イラン国民が崇拝する司令官殺害で幕開け
著者: 坂井定雄トランプ米大統領の任期はあと1年。もちろんトランプは11月の大統領選挙での再選を目指しているが、少なくとも第2次大戦後、これほど世界に損害を与えた米国の最高指導者はいなかった。トランプを再選させてはならない。決して他人、
本文を読む米国よるイラン司令官殺害を非難 - 平和アピール七人委が緊急の訴え -
著者: 岩垂 弘中東情勢の緊迫化に対し、世界平和アピール七人委員会は1月6日、「米国によるイラン革命防衛隊司令官殺害を非難し、すべての関係者が事態を悪化させないよう求める」と題する緊急アピール発表し、国連総長、国連総会議長、米国大使館、
本文を読むトランプ政権下、増え続ける中東の米軍 - なぜ「イスラム国」壊滅に協力したクルド人勢力を見捨てたのか NYタイムズ紙が、世界の米軍の現状を調査 -
著者: 坂井定雄トランプ米大統領は13日、主にシリア北部に派遣されている1千人を超える米軍に出国命令を下した(その後200人はシリア南部、残りはイラクへの移動に変更)。 それを予期したようにトルコ軍がシリア北部のクルド人自治地域に
本文を読む米国、すべてのパレスチナ支援を停止 - トランプ政権、中東和平への責任を放棄 -
著者: 坂井定雄トランプ米政権は2月1日までに、パレスチナ自治政府の治安部隊への資金支援(年額4,600万ドル強)を全額停止した。米国政府は、国際社会のパレスチナ支援の主柱である国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA、1950年発足)に
本文を読む中間選挙で危ういトランプ大統領のエゴイズム - イラン核合意破棄と大使館エルサレム移転 -
著者: 伊藤力司東西冷戦終結後約30年―アメリカのクリントン、ブッシュ、オバマ政権はアメリカの国益に沿ってアフガン戦争、イラク戦争を戦いながらも、中東・イスラム圏での戦乱を封じ込めようと努力してきた。ところが現在のトランプ大統領は、国内
本文を読むトランプ、イランとの6か国核合意の崩壊狙う
著者: 坂井定雄昨年1月の米大統領就任以来トランプは、オバマ前政権が努力を傾けて推進してきた、多くの国際条約や協定ー環太平洋連携協定(TPP)、北米自由貿易協定(NAFTA)、気候変動枠組み条約、国連教育科学文化機関(ユネスコ)などから
本文を読むアルジャジーラを潰すな! ー 中東唯一の自由な国際衛星TV局、サウジ、エジプトらが閉鎖要求 -
著者: 坂井定雄サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE),バーレーンの中東4か国が突然、ペルシャ湾岸の半島(面積は秋田県ほど)にある富裕な(2015年一人当たり国民所得2万350ドル)産油国カタールと断交したのが、6月5日。
本文を読む中東への軍事介入を急拡大する米国 アハマド・ラシッド「中東のトランプー新たな野蛮」から(2)
著者: 坂井定雄本稿(1)を書いていた4月4日、シリア北西部の反政府勢力支配地域イドリブ州を政府軍機が爆撃、致死性猛毒サリンの化学兵器を投下し、子供27人、女性19人を含む少なくとも84人以上が死亡、546人が負傷した。そして本稿(2)
本文を読む中東への軍事介入を急拡大する米国 アハマド・ラシッド「中東のトランプー新たな野蛮」から(1)
著者: 坂井定雄トランプ政権発足から3か月、中東のイラク、シリア、イエメンで、そしてアフガニスタンで米軍の作戦が拡大、民間人の死傷者が急増している。米軍の作戦拡大はアフリカのソマリアでも始まっている。 米議会、メディアへの説明も、同盟国
本文を読む入植地拡大を支援する日・イ投資協定― 研究者、ジャーナリスト、NGO関係者らが国会承認に反対
著者: 坂井定雄日本政府とイスラエル政府は2月1日、「日本・イスラエル投資協定」に調印、安倍政権は今国会での承認・発効をしようとしている。それに対し、中東にかかわる研究者、ジャーナリスト、NGO関係者たちが強く反対し、衆参両院議長に問題
本文を読む原油安と中東の覇権争い-イランとサウジの暗闘 - サウジアラビア王室内に対米自立の兆しも -
著者: 伊藤力司昨年から続く原油安-世界の石油価格の指標となるニューヨーク・マーカンタイル市場のWTI(ウェスト・テキサス・インターミーディエット)原油の先物価格は、1バレル30ドルを割っている。2014年1月には1バレル95ドル、20
本文を読むサウジ、イランと断交 シリア和平交渉は難航 - 反体制派代表団の構成でもめる -
著者: 伊藤力司昨秋以来ケリー米国務長官が数回訪露してラブロフ露外相と会談を重ねた結果、シリア紛争の和平交渉がようやく途に就きかけたところ、1月6日サウジアラビアがイランと断交という重大ニュースが発生した。悪くすると和平交渉がとん挫する
本文を読む海岸で波に洗われている子供の遺体の写真が、難民への国際世論と政策を大きく変えた ― シリア紛争解決の転機に⑨ ―
著者: 坂井定雄1月2日のBBC電子版は、“アラン・クルディの伯母さんは「私の死んだ甥の写真は何百人もの命を救った」と語った”の見出しで、SNS(ツイッターやフェースブックなどのネット・メディア)に掲載された写真の巨大な影響について伝え
本文を読む国連安保理決議実行に期待する2016年 ― シリア紛争解決の転機に⑧ ―
著者: 坂井定雄シリアでの悲惨な紛争の解決を考えるとき、まず、厳寒の中東の北部と欧州で生きるために苦闘している420万人を超える国外難民、660万人を超える国内避難民たちのことを考える。その人たちの毎日の生活が少しでも安全で、安心でき
本文を読むテロと付随的損害(Collateral Damage) - ロンドンとイスタンブール -
著者: 盛田常夫11月13日のパリ・テロ事件から4日目の17日夜、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで英国とフランスのサッカー親善試合が挙行された。荘厳なセレモニィの後、英国国歌とフランス国歌が流され、選手と観客はともに黙祷を捧げた。
本文を読む「アラブ諸国は何をしているのか!」―アハメド・ラシッドの怒り ―シリア紛争解決への転機に⑦
著者: 坂井定雄パリとベイルートでの大規模テロ事件後、米国、ロシアに続いてフランス、英国もシリアの「イスラム国(IS)」の本拠地に対して爆撃を拡大している。ところが、有志国連合の一員として、小規模ながらISへの爆撃に加わったサウジアラビ
本文を読む安保理決議を背後に、有志連合とロシアがIS攻撃を拡大 ―シリア紛争解決への転機に⑥
著者: 坂井定雄シリアを本拠地にテロ攻撃を各地で実行する「イスラム国(IS)」に対する米国主導の有志国連合に、パリの連続テロ事件後、フランス、英国、ドイツが参加し、ロシアもそれより早く独自にIS爆撃を開始した。中国を除く国連安保理常任理
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