(2023年3月9日) フランスの「年金デモ」が、その規模の大きさで話題となっている。「内務省によると3月7日の抗議デモに全国で128万人が参加」だが、「主催者発表によると全国300カ所で、合計参加者は350万人」だと
本文を読む労働の執筆一覧
ギグワーカーを労働者として保護すべきは、民主主義社会の責任である。
著者: 澤藤統一郎(2022年11月26日) 昨日、東京都労働委員会は、ウーバー配達員が結成した労働組合の申立を認め、「ウーバーイーツ」運営法人の団体交渉拒否を不当労働行為とする救済命令を出した。いわゆる「ギグワーカー」を労働組合法上の
本文を読む祝・第93回メーデー。労働運動の発展を祈念する。
著者: 澤藤藤一郎(2022年5月1日) 本日、第93回メーデー。労働者が階級的な団結と連帯を確認し合う日。団結して闘うという働く者の誇りを示すべき日。国内的にも国際的にも、労働者の主要な闘いの課題を語り合い決意を固める日。そして来たる
本文を読む東電労組とはなんだ? 連合とはなんだ? そして、国民民主党とは?
著者: 澤藤統一郎(2022年4月17日) 本日の赤旗社会面に、要旨以下の記事が掲載されている。 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-17/2022041713_01_0.html 《
本文を読む立憲民主党代表選への連合の影響力に深刻な懸念
著者: 澤藤統一郎(2021年11月21日) 一昨日、立憲民主党代表選がスタートした。立候補したのは、逢坂誠二、小川淳也、泉健太、西村智奈美の各氏である。 ネット配信の映像を見ると、さすがに皆さん、なかなかのもの。連合寄りイメージの強
本文を読む今朝の毎日新聞が報じた、2件の在日差別訴訟。
著者: 澤藤統一郎(2021年11月19日) 本日の毎日新聞朝刊。社会面トップが、『ヘイト投稿、放置できぬ 川崎の在日コリアン 男性を提訴』という記事。その紙面での扱いの大きさに敬意を表したい。 続いて、『差別文書、差し止め命令 フジ
本文を読む労働者が企業の主人公に 労働者協同組合法が国会で成立
著者: 岩垂 弘労働者協同組合法が12月4日、参院本会議で可決、成立した。労働者自身が出資、経営し、働く事業体を協同組合の一形態として認めようという法律だ。日本の歴史に初めて登場する新しい労働形態、新しい協同組合の形態で、まさに日本社
本文を読む「コロナ失業」の被害に、同じ労働者でもこんな「身分差」。
著者: 澤藤統一郎(2020年7月15日) 下記は、昨日(7月14日)の朝日の記事(抜粋)。普段はよく見えない、私たちの社会の差別や不合理の構造が、コロナ禍の中で突きつけられた典型例といえるだろう。朝日も、ときによい記事を書く。 それにし
本文を読む日本メーデー100周年 1世紀以上前の労働者像に逆戻りの様相
著者: 杜 海樹5月1日と言えば労働者の祭典・メーデーであり、今年は日本でメーデーが開催されてから100周年という記念すべき年であった。本来であれば大々的に集会が開かれ、1世紀を掛けて獲得してきた成果を再認識し、未来に向けて更なる発展を
本文を読む第90回メーデーの日に新天皇即位。私は祝わない ― 祝意の押しつけはごめんだ。
著者: 澤藤統一郎5月1日。労働者の祭典メーデーである。 代々木公園・中央メーデー会場の足場はぬかるんでいたが、空は明るく晴れわたって初夏の陽射しがまぶしかった。風のさわやかな気持ちのよいメーデー日和。その後、天候は崩れて夕刻には雨となっ
本文を読む5月1日は「メーデー」、8時間労働と国際連帯の日!
著者: 加藤哲郎2019.4.15 次回更新予定の5月1日はメーデー、世界的には労働者の祭典です。ウィキには、「労働者の日」としてのメーデーは、「1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカ
本文を読む問題が多い中休勤務と勤務間インターバル - 休憩時間は単にあれば良いというものではない -
著者: 杜 海樹一般には知られていないが運輸業界に特有な勤務体系、特に路線バスや電車の勤務体系として「中休(ちゅうきゅう)勤務」というものがある。どういうものかと言うと、路線バスの運転手などの場合では、朝夕の通勤時間帯が繁忙時間帯で
本文を読む現代版ジキルとハイド? - 素直に喜べない有給休暇 -
著者: 杜 海樹国主導の働き方改革により労働基準法が改正され、2019年4月から有給休暇の取得が一部義務化されることとなった。有休休暇の権利を行使できる人のうち、年10日以上の有給休暇の権利を得ている労働者に対しては、そのうちの5日分
本文を読む「I MARYMOND YOU」 「DO YOU MARYMOND ME?」
著者: 澤藤統一郎マリーモンド(MARYMOND)をご存知ですか? ええ、実は最近知りました。これまでは、そんな言葉もそんなブランドがあることもまったく知りませんでした。でも、急に有名になりましたね。 私も詳しくは知らなかったのです。あら
本文を読む労働契約の「偽装請負化」に厳正な対応を
著者: 澤藤統一郎昨夕(1月20日16:59配信)の朝日新聞デジタルの記事。「ヤマハ英語教室の女性講師が労組結成 待遇改善求める」というタイトル。リードは次のとおりだ。 楽器販売「ヤマハミュージックジャパン」(東京都)が運営する英語教室
本文を読む労働運動よ、興れ、輝け、もっともっと強くなれ。
著者: 澤藤統一郎未来を口にすることなく過去をのみ語るのは、まぎれもなく老いの徴候である。しかし、何かしら昔の記憶を書き残しておくことも、無駄ではなかろうと思う。正月くらい、昔話もゆるされよう。 もう死語になったのかも知れないが、「労働弁
本文を読む偉大なるかな「写経共闘」の成果
著者: 澤藤統一郎どこにも言語感覚豊かな人がいる。野党の議員から、「写経共闘」という言葉を聞かされた。社共共闘ではなく、「写経」の共闘。これが含蓄深い。 写経といえば、静謐な環境の中で、ひたすら経文を書き写す。それが精神修行でもあり、功徳
本文を読む昔「首斬り浅右衛門」、今「首斬りゴーン」
著者: 澤藤統一郎江戸時代に、代々山田浅右衛門を名乗った首切り役人の家系があった。ご存知、時代劇の(アンチ)ヒーロー「首斬り浅右衛門」である。歴代のうち一人だけが山田朝右衛門を名乗っているが、その本職は斬首の執行ではなく、試し切りだったと
本文を読む徴用工も技能実習生も、人権保障を欠いた国外労働力の導入である。
著者: 澤藤統一郎今大きな話題となっている二つの問題。入管法改正の前提にある技能実習生制度と、韓国徴用工判決。両事案の本質が酷似していることに驚かざるをえない。両者とも、企業が要求する劣悪な条件での「外国人」労働者雇用の問題。資本の利潤追
本文を読む国内外労働者をモノ扱いするな ―資本の論理を加速する安倍政権―
著者: 半澤健市《ゼロ成長と新自由主義の発動》 1960年から30年間、「高度経済成長」を続けた結果、日本は一時世界第二の経済大国となった。それが1990年を境に高度成長は停滞期に入った。この30年間は、いくらかの誇張を加えれば、ゼロ
本文を読む久しぶりに考えた―働くって何なのだろう
著者: 小原 紘韓国通信NO520 「政府は28日、働き方改革実現会議を首相官邸で開き、長時間労働の是正や同一労働同一賃金の導入を盛り込んだ実行計画をまとめた。正社員による長時間労働など戦後雇用慣行の見直しに踏み込んだ。政府は今年の国会
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(59)
著者: 本間宗究ガラパゴス化した経済理論 現在では、「ガラ携」という言葉が日常用語となり、「スマホ」を持っていないと恥ずかしい雰囲気にもなっているようである。そして、この点からも、人々の「好奇心」や「羞恥心」などが、「新商品」の販売に関
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