廣松渉の執筆一覧

不可視の物神性~廣松渉没後30年に寄せて

著者: ブルマン!だよね

資本論の例の商品の物神性について記述した一節(商品の物神的性格とその秘密)は価値形態論で貨幣の必然性を説いた節に後続しており、そこで商品の分析は神学的こごとや形而上学的小理屈にあふれている、商品は自分の頭で逆立ちしその頭

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廣松渉没後25周年によせて その1

著者: ブルマン!だよね

廣松死してはや25年、関連してこの間いくつかの講演会が催されたようだが、私が見る限り廣松をただ消費するに終始しているように受け止めるほかない。今や廣松も「信者」たちがあれこれと解釈を垂れる「経典」と化しているのではないか

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前口上/廣松『〈近代の超克〉論』研究会(10月5日)によせて

著者: 合澤 清

著者がこの著述によせた思いは、大きく三つの面から構成されているように思われる。 第一は、天皇制ファシズムの思想的バックボーンであった「大東亜共栄圏構想」、この思想を根底から批判しつくすことなしに、ただ時間の過ぎゆくままに

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10月5日現代史研究会(「廣松渉没後25年」記念研究会):「〈近代の超克〉新論」

著者: 研究会事務局

日時:10月5日(土)1:00~5:00 場所:明治大学駿河台校舎・研究棟第9会議室 テーマ:「〈近代の超克〉新論」 講師:小林敏明(ライプチッヒ大学名誉教授) 司会:石井知章(明治大学教授) 参考文献:廣松渉著『「近代

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