私はふと、こんな情景を想像してみる。ウクライナ危機回避のために集まったあの4首脳会談の席にわが日本国の安倍晋三総理大臣が加わり、日本国憲法第9条を厳かに読みあげたあと、戦争がいかに愚かで悲惨で罪深いものであるかを静かに語
本文を読む沖縄の執筆一覧
いま、沖縄では、川内では?
著者: 加藤哲郎◆2015.2.15 フランスで、デンマークで、風刺画がテロのきっかけになり、憎悪と対立を増幅しています。米国のNEW YORK TIMES 2月8日 に、一つの風刺画が掲載されました。イスラム教徒が敬愛するムハンマド
本文を読む翁長新党への期待:無党派層の声を聴く
著者: 河野道夫Ⅰ 県知事選と衆議院選は、旧来の保革のカベや既成政党の枠組みを乗越え、いわば「誇りある豊かさ」の翁長枠で戦われました。しかし、衆議院選4選挙区のうち “純粋翁長枠”といえるのは仲里利信氏1人で、3人はヤマトの各党からの
本文を読む沖縄は発信し続ける -辺野古新基地建設にノー-
著者: 宮里政充今回の不意打ち選挙は自公325議席、野党150議席という結果に終わった。これで安倍政権はあと4年間継続の見通しとなった。安倍首相は過去最低の投票率で長期政権維持を可能にしたわけだ。有権者はまんまと安倍晋三という男の策略
本文を読む「誇りある豊かさ」追求 恥ずべき日本の糾弾
著者: 河野道夫メイン・スローガン「誇りある豊かさ」を考案した翁長さんの解説によると、「誇り」は革新が、「豊かさ」は保守が、それぞれ大切にし、実績を上げてきた価値の象徴。誇りなき豊かさでは、企業や自治体はひたすら利益追求に走り、県政は
本文を読む衆院統一会派の可能性 総選挙への期待(下)
著者: 河野道夫「誇りある豊かさをめざす沖縄」として四人を統一候補にすることもできたはずなのに、仲里利信氏以外はヤマトの政党からの出馬。「これでは投票する気になれない」という人がいることに思いを致すなら、「当選後に新会派を作る」と約束
本文を読む誇りある豊かさをめざす沖縄の統一候補は? 総選挙への期待(上)
著者: 河野道夫翁長知事の支持母体「ひやみかち・うまんちゅの会[1]」は、12月14日投票の衆院選挙四小選挙区すべてで選挙協力をしています。しかし無所属は、四区の仲里利信氏(元県議会議長)だけで、他の三人はそれぞれ日本の所属政党[2]
本文を読む抑止力神話を疑え -沖縄県知事選の結果をふまえて-
著者: 宮里政充11月16日(日)に行われた沖縄知事選は、翁長雄志(おなが・たけし)候補が勝利した。各候補の得票数は次の通りである。 翁長雄志 360,830票 仲井真弘多(なかいま・ひろかず) 261,076票 下地幹郎(しもじ・み
本文を読む自然と人間の精神的な関係 -沖縄のアイデンティティーを探る-
著者: 河野道夫10月7日名護市議会(本会議)の一場面。翁長雄志候補のスローガン「誇りある豊かさ」について質問された稲嶺市長は――沖縄の「誇り」は、翁長さんのよく言われる「アイデンティティー」と置き換えてもよいだろう。「豊かさ」は、琉
本文を読む埋立免許処分の取消・撤回の可否について -濱 秀和弁護士の解説と助言-
著者: 河野道夫第8・9号「新知事が埋立承認を取り消すと?」を読んで下さった行政訴訟のエキスパート濱 秀和弁護士 が、表記題名のもとに、より正確な解説・助言を当研究会の仲井 富さんに送って下さいました。ほぼ原文通りご紹介します。「取消
本文を読む新知事が埋立承認を取り消すと? 叡智の大結集が必要になる
著者: 河野道夫公有水面埋立法における埋立承認基準(環境要件など)の解釈を厳格なものに変更して埋立工事前の状態を復元することは、職権による「取消 」という知事の行政行為です。これに対し国は「取消」の取消を求めて提訴し、環境保全や災害防
本文を読む続・新知事が埋立承認を取り消すと? それより先に打つべき妙手
著者: 河野道夫職務執行命令訴訟の性格は、大田昌秀知事が福岡高裁(那覇支部)に訴えられた1996年のいわゆる「代理署名拒否裁判(1 」ではっきりしました。 池(いけ)宮城(みやぎ)紀夫弁護士は当時、福岡高裁は「国の提灯(ちょうちん)
本文を読む沖縄統一地方選挙の結果に注目せよ -知事選・基地問題への影響は?-
著者: 宮里政充名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣の5つの市議会議員選挙が8月31日に告示された。開投票は9月7日。この選挙は沖縄県内の統一地方選挙の皮切りとなるもので、引き続き2日には本部町、大宜味村、伊是名村の村長選と6町16村の議
本文を読む辺野古移設計画を断念して普天間飛行場を返還せよ -稲嶺名護市長再選は民主主義の勝利-
著者: 伊藤力司沖縄から素晴らしいニュースが届いた。名護市辺野古に新しい米海兵隊基地を造るという日米政府の合意に真っ向から反対する稲嶺進名護市市長が、安倍政権や自民党が膨大な交付金を約束して推した基地賛成派の対立候補、末松文信候補を破っ
本文を読む「辺野古に新しい軍事基地を造ってはならない」 -世界平和アピール七人委員会が訴え-
著者: 伊藤力司世界平和アピール七人委員会は1月17日、「辺野古に新しい軍事基地を造ってはならない」とする以下のアピールを発表した。 世界平和アピール七人委員会は1955年に、平凡社の下中弥三郎社長、日本初のノーベル賞の湯川秀樹博士、日
本文を読む沖縄の風景が変わる
著者: 宮里政充昨年12月27日、仲井真弘多沖縄県知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向け、政府が提出した沿岸の埋め立て申請を承認した。報道によれば、「基準に適合している」「安倍内閣の沖縄に対する思いが、かつてどの内閣にも増
本文を読む「けーし風 読者の集い 関東」(11月)のご連絡
著者: 小野 貴「けーし風」読者の皆様 お世話になります。 次回「けーし風 読者の集い」は、下記日時会場にて行います。 今回は、新しい会場を探し、日にちを少しずらしました。 10月中は、千代田区の施設がいっぱいだったこともありますが。
本文を読む蝶(ハベル)は飛び立つ
著者: 宮里政充蝶は花咲く野辺へ 次の琉歌は中国からの冊封使一行を琉球王朝がもてなす時の踊り(御冠船踊ウクヮンシンウドィ)の演目のひとつである「中城はんた前節(ナカグスィク ハンタメーブシ)の歌詞である。 飛び立ちゆる 蝶(トゥビタチ
本文を読む沖縄のオスプレイ飛来抗議で、強制排除と不当逮捕!
著者: 園 良太許せません。強制排除しといて「制服を破ったから逮捕」だと?ふざけるな。 今日、以下の防衛省抗議行きます! http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130803-00000005-okina
本文を読む沖縄から見た橋下発言(下)-沖縄から(5) -戦争への無知さらけ出す-
著者: 山根安昇橋下氏の「慰安婦」「風俗活用」発言について、差別意識の欠落を指摘したが、もう一つ重要な問題点は、「戦争と人間」の関係についての視点の欠落である。ほとんど問題意識を持っていない。軍隊にとって慰安婦は必要だと“軍隊と性”の
本文を読む沖縄から見た橋下発言(上)-沖縄から(4) -根底に無意識の差別意識-
著者: 山根安昇日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長の「慰安婦発言」や「風俗活用発言」が国内外に大きいな波紋を巻き起こしている。なぜそうなったのか、発言の一方の当事者にされた沖縄からその問題点に触れてみたい。 そもそもこの発言は「軍
本文を読む沖縄は独自の道を(下)
著者: 宮里政充そしてアメリカは? アメリカは自分の国が「自由と民主主義」の国であると自負している。そしてそのアメリカ流の自由と民主主義を世界の国々に実現させていく特権と使命を帯びたエリート国家であると信じて疑わない。だから、長崎・広島
本文を読む沖縄は独自の道を(上)
著者: 宮里政充はじめに―個人的なこと 私は1939(昭和14)年沖縄の本島北部の今帰仁村(なきじんそん)に生まれ、戦争中は山の中を逃げ回り、東シナ海に面した洞穴に隠れたりして生き延びた。その洞穴には白骨死体が3体ほどあったが、それは昔
本文を読む沖縄の“憲法記念日”-沖縄から(3) ―今なお問い続ける“復帰”の意味
著者: 山根安昇戦後日本政治の定点観測地としての沖縄から、本土における憲法改定の揺らぎを見れば、ただならぬ深刻な危機感を覚える。というのも、沖縄での復帰運動の目指したものは「平和憲法下の日本への復帰」にあったからだ。 しかし、沖縄戦
本文を読む政府の「4.28主権回復の日」式典 沖縄との溝を深める愚挙―沖縄から(2)
著者: 山根安昇政府は4月28日、「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を開催した。いま、なぜ記念式典なのか。ほとんどの国民が、この藪から棒の式典の意味を知らない。 同じ日沖縄では、この式典に抗議する1万人集会が開かれ、奄美大島で
本文を読むあれは何の足音だ?
著者: 宮里政充カフェテラスでコーヒーを飲んでいると、突然、地響きを立てて大きな動物が走り去っていった。犀だった。近くに動物園がある訳でもない。不思議だ、と思っているうちに、犀はその数を増やし、放送局を占拠し、やがて町は犀だらけになり、
本文を読む新局面を迎えた普天間問題 政府対沖縄の対立構造浮き彫りに― 沖縄から(1)
著者: 山根安昇「日本政府」は3月22日、普天間基地の移転先として、名護市辺野古沿岸の埋め立て申請を沖縄県知事に提出した。これにより、普天間問題は新たな局面を迎えることになった。それを簡単にいえば、普天間基地の建設は「米軍対沖縄県民の闘
本文を読むイラク戦争の検証と沖縄
著者: 宮里政充2003年3月20日ジョージ・W・ブッシュ米大統領はイラク戦争を主導し、サダム・フセイン政権を崩壊させた。イラクが大量破壊兵器を開発・保持しかつ世界貿易センター・ビルを爆破したアルカイダと密接な関係を持っているからという
本文を読む続発する沖縄での米兵女性暴行 -日米安保と米軍基地がある限り-
著者: 安原和雄またもや沖縄で米兵による女性暴行事件が起こった。沖縄はいうまでもなく、本土でも多くの人が怒っている。こういう悲劇の続発を防ぐためには何が必要か。事件の背景に広大な米軍基地が存在し、それを容認する日米安保体制が存続する限り
本文を読む「けーし風」読者の集い
著者: 小野貴「けーし風」読者のみなさま お世話になります。 遅くなりましたが、次回「けーし風 関東 読者の集い」は、下記日時会場 にて行います。 今回も、神保町の会場です。 雑誌は届いてますでしょうか。 今回は、私の原稿が遅れ、発行
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