深沢七郎の執筆一覧

『深沢七郎外伝―淋しいって痛快なんだ』新海均・著 潮出版社・刊

著者: 阿部浪子

「楢山節考」で作家デビューした深沢七郎といえば、嶋中事件を思いうかべる読者もいるだろう。1960年12月の「中央公論」に掲載された、深沢の「風流夢譚」が右翼を刺激し、発行元の社長宅が襲われお手伝いが殺されたのである。深沢

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