白けた「トランプ詣で」からほどなくして「裏地ー見る」の罠にはまり、オスプレイ飛行再開を「理解」して、オバマの顔を立てるハワイ巡礼の旅に向かう無定見な放浪外交 慌てる乞食は貰いが少ない トランプが大統領選に当選して慌てた
本文を読む盛田常夫の執筆一覧
アベノミクスに懲りない「アベノヨイショ」の御仁たち
著者: 盛田常夫経済学と経済学者の傲慢 本コラム(11月9日):http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3750.htmlで、アベノミクス政策を信奉する学者の誤りが、何に由来するのかを記した。現実的
本文を読む短水路競泳世界選手権(カナダ、ウィンザー)余談
著者: 盛田常夫国際水泳連盟主催の短水路世界選手権は12月6日~11日の間、カナダのウィンザーで開催された。本大会の最優秀選手として、女子はハンガリーのホッスー、男子は南アフリカのル・クロスが選ばれた。なかでも、ホッスーは記録破りの活
本文を読む組織委員会は五輪経費の都民負担を明確にすべし
著者: 盛田常夫大山鳴動してネズミ一匹 小池東京都知事の奮戦も虚しく、大会会場の見直しは、若干の予算削減でお仕舞いのようだ。五輪の競技は種目ごとに競技期間は異なるが、ほとんどが1週間程度のものだ。一時的な競技会のために、巨額の費用をか
本文を読む金融緩和の夢破れ、アベノミクス、負のレガシーとなりけり
著者: 盛田常夫奇妙な沈黙 インフレ目標を掲げて大胆な金融緩和政策をとれば、日本経済は復活するなどという馬鹿げた想定にもとづき、日銀は国債の購入を続け、市中に資金を供給し続けた。しかし、物価上昇目標は達成されないばかりか、逆に物価下落す
本文を読む第2回EU研究会 演目「ハンガリー動乱60年―20世紀社会主義をどう評価するか」
著者: リベラル21第2回EU研究会 演 目 : 「ハンガリー動乱60年―20世紀社会主義をどう評価するか」 報告者 盛田 常夫(元法政大学教授、ブダペスト在住) 司 会 池本 修一(日本大学経済学部教授) 日 時 : 2016年11
本文を読む都民1人当たり25万円の負担で東京五輪を開催しますか?
著者: 盛田常夫摩訶不思議な無責任体制 東京五輪の競技施設建設が揉めている。政治家や競技連盟幹部などが取り仕切っている東京五輪組織委員会は、十二分にお金をかけて、後世に残るような施設の建設を目指しているようだ。政治家が音頭を取っている
本文を読むハンガリーの国民投票結果をどう見るか
著者: 盛田常夫総 評 10月2日に行われた「難民の強制割当」に反対するハンガリーの国民投票は、投票率が50%に満たず、不成立となった。オルバン政権は国民投票が成立し、かつ圧倒的な多数でEUの「強制割当」にたいする反対が示されれば、大
本文を読む麻痺する金銭感覚とスポーツ界のごっつあん体質
著者: 盛田常夫税金を貪る政治家 安倍マリオ演出に要した12億円がどこから支出されたのか知らないが、億の単位で官邸機密費が際限なく支出される日本の政治家は、真っ当な金銭感覚を失っている。1億円は1万円、10億円が10万円、100億円が
本文を読む2024年五輪に立候補しているハンガリー
著者: 盛田常夫スポーツ大国ハンガリー 中欧に位置するハンガリーは北海道ほどの大きさの小国である。もっとも、ハンガリーは第一次世界大戦でオーストリー=ハンガリー二重帝国が崩壊するまでは、東はルーマニア、北はスロヴァキア、南はクロアチア
本文を読む最悪の結末をかろうじて免れた錦織選手
著者: 盛田常夫リオ五輪テニスで錦織選手が銅メダルを獲得したことに、ほとんどすべてのメディアは、「96年振りのメダル。今後の活躍に大きな収穫」と賞賛しているだけでなく、テニスの専門家も一様に「偉業」を称えている。ゲームの流れが変わった
本文を読む錦織選手のリオ五輪参加への危惧
著者: 盛田常夫現代のテニスは女子も含め、フィジカルな強さが前提になっている。それはたんに強い打球を打てるパワーだけでなく、強い打球に耐える手首と肘の強さ、強いサーヴィスを打てる肩と上腕の強さ、異なるサーフェースを縦横無尽に動ける脚力
本文を読むパロディ:タケシ風「都知事選感想」
著者: 盛田常夫それにしてもオイラには分からないね。今回の都知事選だよ。何が争われたのか、さっぱり分かんないよ。要するに、人気投票だね。誰がなっても、東京都の巨大な官僚組織に1人で立ち向かうことなんかできないんでね。石原さんだって威勢
本文を読む「英国のEU離脱」を後付け理由にする安倍政権
著者: 盛田常夫EU離脱は「リーマン級」か ユーロに加盟していない英国がEUを離脱したからといって、世界的な金融危機を惹き起こす必然性はない。シティはいままで通り営業を続けるし、ポンドがそのまま通貨として使用されるから、国際的な債権債
本文を読む消費税引上げ再延期は「政策詐欺」
著者: 盛田常夫欧州の消費税率 ハンガリーの消費(付加価値)税(2016年の標準率)は27%で、ヨーロッパ諸国のなかで最も高い。これに次いで高いのが北欧諸国で、スウェーデン、ノルウェー、デンマークが25%、フィンランドとアイスランドが
本文を読む安倍晋三の生い立ちから見るその本質― 野上 忠興著『安倍晋三:沈黙の仮面の下の素顔』を読む(2)
著者: 盛田常夫中途半端な青春時代 安倍晋三は他人の言動を理解しようという姿勢に欠ける。議論を戦わすことを避けて、思い込んだことを一心に貫こうという頑なさがある。批判から学ぶことがない。それは自らの論理を展開し、相手を論破するだけの自
本文を読む安倍晋三の生い立ちから見るその本質― 野上 忠興著『安倍晋三:沈黙の仮面の下の素顔』を読む(1)
著者: 盛田常夫よりによって、安倍晋三本を読むなど、馬鹿らしいと考える人は多いだろう。私自身、知性と教養に欠け、しゃべりが下手で舌足らずな安倍晋三に、人間的魅力など一欠片も感じない。ところが、並の政治家にすぎない安倍が何重にもかさ上げ
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(下) - 対応を迫られるハンガリー政府 -
著者: 盛田常夫EUの難民対応の変遷 2015年9月、ハンガリーへ大量の難民が流入した時点で、欧州委員会はハンガリーやギリシア、イタリアに滞留している難民のEU加盟国間での引受けクォーターを提案した。9月末に欧州司法・内務理事会では、
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(上) - 難民対応システムの統一を -
著者: 盛田常夫問題の所在 2015年に爆発的に増加した欧州への難民・移民の流入は、EUの自由通行を定めたシェンゲン条約(国境管理)や難民の取り扱いを定めたダブリン協定を骨抜きにしてしまった。大量の難民・移民が流入する当事国はそれぞれ
本文を読むパナマ文書が教えてくれること
著者: 盛田常夫何が問題なのか タックスヘイヴン地(国)の一つであるパナマにあるモサック・フェンセカ社(法律事務所、資産運用会社、信託会社)が顧客と交換したメイルや契約書などのおよそ40年分のデータが漏洩した。この会社を通して、秘密裏
本文を読むEUとトルコ間の合意内容およびドイツ地方選挙結果
著者: 盛田常夫3月17日および18日にブリュッセルで開かれたEU首脳とトルコ政府との協議において、難民のトルコ送還が決まったと伝えられている。この会議については、正式な記者会見が開かれず、文書も公表されていないが、「3月20日よりトル
本文を読む映画評「サウル(シャウル)の息子」
著者: 盛田常夫ネメシュ・イェレシュ・ラースロー監督になるハンガリー映画A Saul fia(Son of Saul、サウルの息子、2015年封切り、2016年日本上映)が、2016年オスカー賞(外国映画部門)を受賞した。1982年に
本文を読むハンガリー社会とユダヤ人
著者: 盛田常夫ハンガリー社会におけるユダヤ人の存在は、近現代のハンガリー史を特徴づけるもっとも大きな要素の一つである。 ハンガリーの近代史は1867年のオーストリア=ハンガリー二重帝国の発足に始まるが、それは同時に東欧に点在して居
本文を読む恋はわりなき、はかなきもの ― 岸惠子の恋物語を読む
著者: 盛田常夫映画好きの母に連れられ、小学校就学前から良く映画館に通った。1950年代前半のことだ。その頃に見た映画の一つが、氏家真知子を演じる岸惠子主演の『君の名は』。佐田啓二が扮する後宮春樹と、何度もすれ違う綺麗な女優さんがいた
本文を読む年金資産毀損の責任を追及せよ
著者: 盛田常夫株式市場の低迷が年金資産を大きく毀損している。安倍政権は2014年10月末、国民資産である年金積立金を株式投資に向ける割合を大幅に引き上げ、日本株25%、外国株25%へと株式投資の割合を倍増することを決定した。株式を買
本文を読む難民問題続報 - ケルン中央駅周辺の暴行事件その他
著者: 盛田常夫ドイツ・州政府内務大臣の会見によるケルン事件 1月19日、ノルトライン=ヴェストファーレン州ラルフ・イェーガー内務大臣は、大晦日におけるケルン中央駅と大聖堂周辺で生じた大規模な婦女暴行並びに窃盗事件について、その詳細を
本文を読む欧州難民問題の現在(1月19日)
著者: 盛田常夫冬期を迎えても、ギリシア-マケドニア-セルビア-スロベニア-オーストリア-ドイツを経由する難民の流入は衰えを知らない。毎日、1000名をはるかに超える「移民」・「難民」が、欧州へ向かっている。 大晦日の暴力事件 欧州
本文を読む戦争犯罪と従軍慰安婦 -ニック・タース『動くものはすべて殺せ』発刊に寄せて
著者: 盛田常夫戦争と慰安婦 昨年末の日韓外相会談で、日本政府が軍の関与を認め、従軍慰安婦問題の決着を図った。韓国側の合意受入れにまだ一悶着ありそうだが、とりあえず決着したことを歓迎したい。 従軍慰安婦問題はたんに日本帝国軍隊だけに
本文を読むテロと付随的損害(Collateral Damage) - ロンドンとイスタンブール -
著者: 盛田常夫11月13日のパリ・テロ事件から4日目の17日夜、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで英国とフランスのサッカー親善試合が挙行された。荘厳なセレモニィの後、英国国歌とフランス国歌が流され、選手と観客はともに黙祷を捧げた。
本文を読む欧州におけるイスラム系「難民」・「移民」問題を考える
著者: 盛田常夫欧州のイスラム世界 イスラム世界から欧州への大量「難民」・「移民」が続いている最中、パリ市街でIS(イスラム国)戦士の無差別銃撃と自爆テロが起きた。EU大統領は、「今回のテロ攻撃は今時の難民流入とは無関係であり、EUの
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