政治的暗殺か、それとも怨恨殺人か 安倍晋三元首相の殺害は政治的暗殺ではなく、怨恨殺人である。しかし、「民主主義 への挑戦」とか「余人をもって代えがたい政治家の抹殺」というような、あたかも「政治的テロ」であるかのような論
本文を読む経済学の執筆一覧
政府と日銀を統合して考えれば、財政再建は完了しているという俗論 - 経済学の貧困と経済学者の劣化(その6)
著者: 盛田常夫アベノヨイショの「経済学者」のなかで、ひときわ声高で、激しくヨイショする御仁がいる。先般も、自民党推薦の公述人として、参議院の委員会で、「異次元金融緩和で財政再建は完成している」と言い切った奇人、高橋洋一その人である。
本文を読むイデオロギーと化した金融緩和至上主義 -現代経済学の貧困と経済学者の劣化(その5)
著者: 盛田常夫イデオロギー化する経済政策 世の中、根拠のない「非常識」や誤解でも、それが流布され蔓延すると、あたかも「常識」のようになってしまう。とくに経済学はその誕生から現在まで、精密科学であったことはなく、常に、経済現象の部分的
本文を読む経済学の貧困と経済学者の劣化(5) -混迷する公的累積債務の理解
著者: 盛田常夫『週刊現代』(4月8日号)は、ノーベル経済学賞受賞者スティグリッツの講演(経済財政諮問委員会)に言及し、「国の借金1000兆円はウソ」という記事を掲載している。この記事は無署名だが、ほぼ同文の記事が4月6日付け「ダイヤモ
本文を読む経済学の貧困と経済学者の劣化(4) - 労働力人口は成長の決定要因ではないのか―吉川洋著『人口と日本経済』を質す(続)
著者: 盛田常夫キャッチアップ過程における労働力価値の再評価 (前回に続いて、労働力人口と労働生産性についての吉川洋氏の考え方を検討する) もう1点、吉川氏の議論から完全に欠落している視点がある。それは高度成長期の非常に高いGDP成長率
本文を読む経済学の貧困と経済学者の劣化(3) - 労働力人口は成長の決定要因ではないのか―吉川洋著『人口と日本経済』を質す
著者: 盛田常夫アベノヨイショの「エコノミスト」に共通するのは、政府の累積債務問題と将来の労働力人口減少問題を徹底的に軽視する姿勢である。なぜなら、アベノミクスは、「高い経済成長を復活させることによって、日本経済は再び黄金時代を迎える
本文を読む経済学の貧困と「経済学者」の劣化(2) - 理論的な混迷に陥った浜田内閣参与
著者: 盛田常夫学者の矜持 自然科学と社会科学とを問わず、優れた学者は自らの研究成果のもつ意味と限界をよく分かっている。基礎的な研究がすぐに実際の役に立つことはない。実際に役立つようになるためには、実用に向けた無数の研究開発が必要にな
本文を読む経済学の貧困と「経済学者」の劣化(1) - 政府の債務ゼロを主張するアベノヨイショの御仁たち
著者: 盛田常夫三文「評論家」の三百代言 テレビや雑誌にちょくちょく顔を出す「経済評論家」のなかで、最近になって、三百代言的詭弁を弄する論者が増えてきた。その代表的な詭弁が、「国民1人当たり800万円の借金を抱えているという言い方は、
本文を読むアベノミクスに懲りない「アベノヨイショ」の御仁たち
著者: 盛田常夫経済学と経済学者の傲慢 本コラム(11月9日):http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3750.htmlで、アベノミクス政策を信奉する学者の誤りが、何に由来するのかを記した。現実的
本文を読む異常なピケティブームを支える経済学の貧困
著者: 盛田常夫分厚い経済学の専門書がベストセラーになり、各紙誌が特集を組むなど異常な熱狂を呈している。簡単に読めそうもない高価な書物が10万部以上も売れるのは異常としか言いようがない。知的好奇心の旺盛なサラリーマンが読もうとしている
本文を読む「アベノミックス」を支える「バカの壁」
著者: 盛田常夫「経済学は科学」と思い込む「バカの壁」 経済学を勉強したこともない政治家が、GDPやら金融緩和政策などを「したり顔」で語る。ところが、今の内閣の中核を形成しているのは、皆、大学では劣等生。経済学教科書など開いてみたこと
本文を読むタイタニック号上のノーベル経済学 ―政治経済学は何処へいったのか―
著者: 半澤健市盛田常夫氏の『アベノミックスは「天動説」』(ちきゅう座編集部注:https://chikyuza.net/archives/39526)に触発されて感想を書く。 難解な部分もあったが盛田考察は「現代経済学は本質追究を放
本文を読むアベノミックスは「天動説」 -俗流経済学で国民経済は救われない―
著者: 盛田常夫事象の現象と本質を区別できず、あたかも目に見える現象を対象世界のすべてと錯覚するのが、非科学的な俗流理論。地球が動いているのではなく、太陽が地球の周りを回っていると考えた「天動説」は、現象から本質を分析する難しさと、本
本文を読むアベノミクスの経済学について
著者: 岡本磐男アベノミクスの経済学とは、今日のデフレ脱却のための三本の矢としての金融緩和、公共事業、成長戦略をさしている。この経済政策は今年7月の参院選挙において、自民・公明が圧勝したことにおいても示されているように、大方の市民・大衆
本文を読む目先の損得に一喜一憂する愚かさ
著者: 盛田常夫人は安物商品を買う時にはいろいろ漁って、価格に不相応なほど時間をかけるが、高額のマンションを買う時などは印象だけで、短時間で判断してしまう。マンションなどは建設現場を見ていないから仕方がないが、価格に比してあまりに短い査
本文を読む