脱原発の執筆一覧

東電株主総会は茶番か ―脱原発提案否決の意味―

著者: 半澤健市

《89%の反対票の意味するもの》  11年6月28日に一万人に近い本人出席をみた東京電力の株主総会はメディアのトップニュースとなった。出席株主が「この総会は茶番だ」と言ったと報じた。 私の最大の関心は、脱原発を定款に規定

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あえて「非現実的な夢想家」を志す -脱原発と日本変革の新時代へ向かって-

著者: 安原和雄

カタルーニャ国際賞を受賞した作家、村上春樹さんの受賞スピーチのキーワードは「非現実的な夢想家」である。この表現は誤解を受けやすいが、その真意は「現実的な理想家」を意味していると受け止めたい。「国策」と「現実主義」の名のも

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私たちはドイツやイタリアの現在から何を学び、 大江健三郎や村上春樹の問いにどう答えるべきか?

著者: 加藤哲郎

2011.6.15 第二次世界大戦後の日本は、戦争と空襲で多くの犠牲者を出し、その反省を踏まえて、日本国憲法をつくりました。ナチス・ドイツ、イタリア・ファシズムと結んで世界の民主主義国に敵対し、資源と市場を求めてアジア諸

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来年5月には原子力発電ゼロも -「6.11」脱原発デモの成果か-

著者: 安原和雄

「6.11」脱原発デモ(100万人アクション)は日本列島各地に限らず、世界各国にも広がった。デモ参加者から多数のメールが届いており、その一つに<イタリアの記者に「警官に列を作られてするデモでは日本は何も変わらないよ」とい

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フランスでも脱原発望む人が77% -“想定外”の「福島第1」事故の余波-

著者: 伊藤力司

[パリ共同](6月)5日付フランス週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュが公表した世論調査によると、同国の回答者の77%が、原発を即時もしくは段階的に廃止すべきだと考えていることが明らかになった。電力需要の8割近くを原発が

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日本列島に広がる脱原発の動き -「6.11」100万人アクションへ-

著者: 安原和雄

 脱原発を求める動きが日本列島の各地で広がりつつある。注目されるその一つは、福島原発惨事から3か月目の6月11日、全国の都道府県で実施される「6.11脱原発100万人アクション」である。これは日本の環境政党「緑の党」を目

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「エネルギー基本政策」抜きの政局・政変によってではなく、 「6・11新宿大行動」を突破口に「脱原発」政治への転換へ!

著者: 加藤哲郎

2011.6.1  福島第一原発メルトダウンのもとで、放射能被害が深刻になってきました。福島県のこどもたちへの年間20ミリシーベルトという文部科学省の外部被ばく線量限度は、福島のお母さんたちの霞ヶ関への直接抗議で、ようや

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「戦後との訣別」を意味する「脱原発」の方向を、「自主・民主・公開」の国民的討論で!

著者: 加藤哲郎

2011.5.15   本サイトの特設ページ「イマジン」が立ち上がったのは、2001年9月のことでした。アメリカにおける9・11同時多発テロ、それへの「報復」としてのアフガニスタン・イラク戦争に反対してのものでした。その

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「簡素な暮らしと経済」を合い言葉に -大惨事後の新聞投書にみる意識変化-

著者: 安原和雄

 あの「3.11」大震災と原発惨事から2か月が経った。大惨事後の新聞投書から見えてくるものは何か。脱原発・自然エネルギー重視をひたすら望む声であり、同時に安全神話に安住して原発惨事を招いた政官財を厳しく批判して止まない姿

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「平成の再生」モデルを提唱する -大惨事の廃墟から立ち上がるとき-

著者: 安原和雄

天災(地震と大津波)と人災(原発大事故と放射能汚染)による複合的大惨事とその廃墟から立ち上がり、閉塞状況を打破するにはどうしたらよいだろうか。目先の対応策ももちろん重要であるが、もう少し長期的視野から日本の行く末を考え直

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今こそ「脱原発」の提起を -福島原発事故でジャーナリズムに問われていること-

著者: 岩垂 弘

東日本を襲った巨大地震・津波で東京電力福島第一原子力発電所で事故が起きてから2週間が過ぎた。この間ずっと新聞(朝日、毎日、読売、日経、産経、東京の6紙)の社説・主張に目を通してきたが、日を追う毎に歯がゆい思いを強めている

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