靖国の執筆一覧

「皆さん、お盆もステイホームで」 ー でも、コロナ担当大臣は別、靖国参拝は例外

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月14日)  明日8月15日が敗戦の日である。76年前に国民が敗戦を知らされた日は、文字どおり新国家誕生の日。あるいは、神権天皇制の欺瞞の上に築かれていた旧体制を清算しての新生日本再出発の日。私たちの国の歴

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暴論 ― 「神社は宗教に非ず」「宮城遙拝は臣民たるの義務である」

著者: 澤藤統一郎

「大嘗祭は皇室の伝統行事であって宗教行事ではない。」「神道儀礼は、日本の風習に過ぎず信仰とは無縁である」「神道には、教祖も教典もないから宗教ではない」。などという大真面目な議論が交わされている。これは、大日本帝国憲法時代

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大嘗祭に国費の支出は明白な違憲行為。だが、問題は裁判で争うにはハードルが高いことにある。

著者: 澤藤統一郎

大嘗祭こそが、日本国憲法の政教分離原則が想定する典型的な宗教行事であり、国費を投じて国家行事としてこれを行うことが違憲として禁じられていることは、明々白々と言ってよい。これを許容するなら、憲法の政教分離は空文に帰すること

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大嘗祭を国家の行事としてはならない。国費を投じてはならない。

著者: 澤藤統一郎

本日(11月14日)の夕刻から明日未明にかけて「大嘗祭」の中心行事だという「大嘗宮の儀」が催される。実のところ、大嘗宮の奥まった密室で新天皇が何をするのかは窺い知れない。何しろ、「秘儀」とされているのだから。「秘儀」では

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政教分離とは、天皇を再び神とすることを防ぐための歯止めの装置である。

著者: 澤藤統一郎

11月になった。 「戦争の8月」、「差別の9月」、「新天皇就任儀式の10月」を経て、「大嘗祭の11月」である。また、今年の8月から10月までは、「あいちトリエンナーレ」での、わが国の「表現の不自由」を見せつけられた3か月

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「おや、湯島の天神様、お久しぶり。」「どなたかと思えば、神田の明神様。ご無沙汰ですな。」 ― 神さまの井戸端会議

著者: 澤藤統一郎

天神様は、いまが書き入れ時。さぞかしお忙しいことで。 いやいや、忙しいのは神職や売り子だけのこと。私が忙しいわけではございませんな。 さすがに入学試験の直前。合格祈願の人々が山をなしているじゃないですか。 それが、何しろ

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靖国参拝問題の波紋 -戦後は米国のマインドコントロールか-

著者: 半澤健市

 2013年12月に行われた安倍首相の靖国参拝。これに対する国際社会からの批判の広さと深さを認識し、国内での反応を併せて検討したい。 《靖国参拝が起点であった》  桜井よしこなどはかねてから、海外からの批判に答えて、「中

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情けない首相を持った! 論理なしの「決断」は匹夫の勇にすぎない

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ(128)  また「靖国」である。安倍首相は26日午前、靖国神社に参拝した。7年前の第1次安倍内閣の時に「靖国神社参拝を果せなかったのは痛恨のきわみ」と繰り返していた本人にとっては、この決断は「どうだ、やった

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