2019年2月18日・月曜日。京成上野から、早朝5時58分のスカイライナー001号で、旅が始まる。成田発のアシアナ航空便で仁川へ。本日から22日までの4泊5日。月曜の朝から金曜の夕刻まで、一衣帯水の国の首都の周辺の旅。
本文を読む韓国の執筆一覧
3.1独立運動から100年
著者: 小原 紘韓国通信NO589 祖国を取り戻すために生涯を捧げた抵抗詩人たちを紹介する。 詩人の名前は李相和(1901~1943)、李陸史(1904~1944)、尹東柱(1917~1945)、韓龍雲(1879~1944)。 植
本文を読むある日の待合室で話題となった、天皇の責任。
著者: 澤藤統一郎えらく、待たせられますな。いつものことですがね。 きちんと予約制にしてもらいたいものですね。 でも、毎回、ここで結構知らない人とのお話しが弾んで、楽しいこともあるんですよ。 最近、楽しい話題なんて思い当たらないじゃないで
本文を読む「私はだまされない」
著者: 小原 紘韓国通信NO588 NHK首都圏ニュースの振り込め詐欺キャンぺーン「私はだまされない」。NHKから「騙されるな」と言われるのは片腹痛い。 公共放送NHKは身近にあるメディアとして強大な影響力を持つ。「不偏不党、真実及
本文を読む「3・1独立運動」とは何だったのか。今に、どうつながっているのだろうか。
著者: 澤藤統一郎「3・1独立運動」から間もなく100年。今月下旬、そのゆかりの地を訪れる旅に、私も参加する。現在の日韓関係の軋みの来歴としても、韓国の民主運動の源流としても、100年前のこの事件を把握しておきたい。 本日(2月10日)、
本文を読む「I MARYMOND YOU」 「DO YOU MARYMOND ME?」
著者: 澤藤統一郎マリーモンド(MARYMOND)をご存知ですか? ええ、実は最近知りました。これまでは、そんな言葉もそんなブランドがあることもまったく知りませんでした。でも、急に有名になりましたね。 私も詳しくは知らなかったのです。あら
本文を読む政府を信じるな
著者: 小原 紘韓国通信NO587 「サヨナラ原発」集会で買ったバッジ(写真)が気に入って襟に付けている。それを見たフランス人青年(彼は日本語教室の生徒)から「イイデスネ! 僕モ欲シイ」と言われた。フランスでは毎週のようにマクロン政権に
本文を読む教訓 「アベの言うことだ。信用できるはずはない」
著者: 澤藤統一郎情報通の友人から、こう聞かされた。 安倍首相は、「衆議院の解散・ダブル選挙など、頭の片隅にもない」と繰りかえしている。しかしあれは、「ダブル選挙は、ワタシの頭の片隅にあるんじゃない。頭のドマンナカにあるんだ」と理解しなけ
本文を読む日本政府のあまりの無礼に怒り嘆いて ― 石川逸子氏新作詩(1月16日作)
著者: 澤藤統一郎30日以内 石川逸子 2019年1月13日 元徴用工訴訟をめぐって 日本政府は 1965年の日韓請求権協定に基づく 協議再開要請への返答を 30日以内に出すよう 韓国政府に求めた 植民地下 日本男性を根こそぎ徴兵したこと
本文を読む徴兵検査のない成人を迎えた若者に訴える。ぜひ主権者として、平和憲法擁護の自覚を。
著者: 澤藤統一郎本日(1月14日)は「成人の日」。数少ない、天皇制とは無縁の、戦後に生まれた祝日。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日(祝日法)とされている。関東は天気も晴朗。「みずから生き抜こう
本文を読む元徴用工の新日鉄住金に対する請求権は、「消滅していないが、法的に救済されない」
著者: 澤藤統一郎河野タロウでございます。 日韓請求権・経済協力協定の理解に関して、ミスリーディングなニュースや解説が流されています。まことに遺憾なことで、この機会に丁寧な説明をしておきたいと思います。 しんぶん赤旗電子版は、2018年1
本文を読む「困難なときに、沈黙しなかったこと。それが闘ったことの意義」
著者: 澤藤統一郎話題の韓国映画「共犯者たち」。今日(1月4日)ようやく観る機会を得た。 ドキュメンタリーの迫力に圧倒された。隣国でのこの大きな出来事について、あまりに無知だったことを悔いている。韓国の社会に対する親近感を新たにするととも
本文を読むすべて解決済み
著者: 小原 紘韓国通信NO585 <法事の席で> 叔父の一周忌の食事会で従弟妹(いとこ)たちと同席になった。故人の思い出話をしているうちに、徴用工の損害賠償の話になった。 「解決済みの話がムシ返された」 「こんな非常識な話に付き合っ
本文を読む日韓両国の友好的協議での解決めざせ! - 国際司法裁判所へ提訴しても日本は勝てないかも 韓国最高裁の元徴用工や挺身隊への賠償命令確定 -
著者: 坂井定雄韓国大法院(最高裁判所)は、10月30日、第2次世界大戦中に、日本本土の工場に動員された韓国人の元徴用工4人が、新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、同社に一人当たり1億ウォン(約1千万円)支払いを命じる判決を下
本文を読む続・続からくにの記 (最終章) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO584 釜山からソウルへ。夕方明洞にある世宗(セジョン)ホテルに到着した。 韓国の友人を誘い、近くの焼き肉店で夕食をともにした。韓国では牛肉より豚肉のほうに人気があるようで、2008年の「米国産牛肉輸入反対運
本文を読む続・続からくにの記 (その7) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO583 ホテルに隣接する統営国際音楽ホールへ出かけた。尹伊桑の墓はすぐ見つかった。海を見下ろす丘の上、音楽ホールの横にあった。 今日(10月28日)から尹伊桑国際コンクールが始まった。出場者名簿を見ると、演奏
本文を読む続・続からくにの記 (その6) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO582 国際的な作曲家・尹伊桑(ユン・イサン)の記念館の展示室。自筆の楽譜、演奏会用プログラムなどが、多くの写真とともに展示されていた。なかでも、会場中央にある遺品のチェロがひときわ目を引く。尹伊桑は生前「
本文を読む続・続からくにの記 (その5) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO581 <智異山(チリサン)> 全州から晋州(チンジュ)までのバスの車窓から智異山が見えた。 韓半島の東側を背骨のように走る山脈が太白山脈。腰骨の辺りが小白山脈、その一帯が智異山国立公園にな
本文を読む戦後処理を正しく行わなければ、何年たっても真の友好は生まれない
著者: 澤藤統一郎本日は、小平での吉田博徳さんの朝鮮史の講義。講義のタイトルは、「日本と朝鮮の2000年」。2000年の日朝関係史を2回で語ろうという。壮大な企画。 前回が朝鮮の誕生から幕末まで。そして第2回の本日が、我が国の明治維新から
本文を読む徴用工も技能実習生も、人権保障を欠いた国外労働力の導入である。
著者: 澤藤統一郎今大きな話題となっている二つの問題。入管法改正の前提にある技能実習生制度と、韓国徴用工判決。両事案の本質が酷似していることに驚かざるをえない。両者とも、企業が要求する劣悪な条件での「外国人」労働者雇用の問題。資本の利潤追
本文を読む続・続からくにの記 (その4) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO580 鄭さんの家に着いた。 まるで山荘みたいな一軒家。小高い山と紅葉に包まれていた。昨日の内蔵山の続きのようだった。かたわらを小川が流れていた。夫人の李善愛(イ・ソネ)さんが車に駆け寄って来た。「遠くま
本文を読む続・続からくにの記 (その3) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO579 翌朝、鄭周河(チョンジュハ)さんが迎えに来るまでの間、市内の井邑詞 (チュンウブサ)公園にでかけた。 井邑では全琫順と並び「有名」な婦人-「望夫像(マンプサン)」と「井邑詞」の歌碑が立つ。 詩は
本文を読む被害者本人を抜きにした国家間の協議と妥協では真の解決になるはずがない
著者: 澤藤統一郎ときどき吉田博徳さんから電話をいただく。たいていの場合、「サワフジさん、教えていただきたいことがあるんですが」という言葉から始まる。私は緊張して、次の言葉を待つ。さて、今回は何のことだろうか。 吉田さんは、私より22歳も
本文を読む続・続からくにの記 (その2) 2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO578 「内蔵山(ネージャンサン)の紅葉は最高。気をつけてイッテラッシャーイ」。ホテルから乗ったタクシー運転手の声に送られ、私たちはソウル龍山(ヨンサン)駅から新幹線KTXに乗り込んだ。 井邑(チョンウプ)
本文を読む続・続からくにの記 (その1)2018.10.23~10.30
著者: 小原 紘韓国通信NO577 これまで韓国に何回でかけただろうか。100回にはならないはずだが、とにかく数えきれない。 40年前に韓国語の勉強を始め、1987年にその仲間たちと始めて韓国を旅行した。民主化宣言直後の韓国を個人で
本文を読む徴用工訴訟・韓国大法院判決に真摯で正確な理解を(その3) ― 弁護士有志声明と判決文(仮訳)全文
著者: 澤藤統一郎10月30日韓国大法院の徴用工訴訟判決が、原告(元徴用工)らの被告新日鉄住金に対する「強制動員慰謝料請求」を認容した。この判決言い渡し自体は「事件」でも「問題」でもない。主権国家である隣国司法部の判断である。加害責任者は
本文を読むオ~寒っ ソウルの最低温度は0度
著者: 小原 紘韓国通信NO576 仁川空港へ向かうバスのテレビが、新日鉄住金に原告各人に1億ウォン(約1千万円)の支払いを命じた大法院(最高裁)判決を速報で伝えていた。 テレビ各局が特集番組を組むくらいに韓国では国民の関心は高か
本文を読む徴用工訴訟・韓国大法院判決に真摯で正確な理解を(その2)
著者: 澤藤統一郎10月30日韓国大法院(最高裁に相当する)の徴用工判決。原告である元徴用工の、被告新日鉄住金に対する「強制動員慰謝料請求」を認容した。 この判決に対する日本社会の世論が条件反射的に反発しあるいは動揺している事態をたいへん
本文を読む徴用工訴訟・韓国大法院判決に、真摯な理解を
著者: 澤藤統一郎一昨日(10月30日)、韓国大法院(最高裁に相当する)は、元徴用工が新日鉄住金を被告として起こした訴訟で被告に賠償を命じた原審判決を支持して確定させた。6年前の差戻し判決時から予想されていたとおりの内容の判決であって、い
本文を読む「わが人生、わが生涯」―尹伊桑の日本講演
著者: 小原 紘韓国通信NO575 はじめに 前号で韓国の作曲家・尹伊桑(ユン・イサン)さんと私の関わりを紹介したが、ここに紹介するのは、尹伊桑さんが1992年11月6日に東京で開かれた、尹伊桑生誕75周年記念講演会で語ったことです。
本文を読む