経産省前脱原発テント座り込み日誌7月13日版
- 2023年 7月 16日
- 時代をみる
- 木村 雅英
経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2023年7月13日は、座り込み4,324目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。
◎ 関西から上京の女性が訪れた 7月7日(金)
今日は、真夏のような暑さの中での座り込み。金曜日のグッズを出して座り込み開始。木陰やパラソルの下での座り込み、幾分か暑さが凌げるので助かる。座り込み開始をして、しばらくしてから、K.Mさんを訪ねて女性が現れる。「K.Mさんは午後3時をすぎないと来ないよ」と伝えると「それではここで待たせてもらいます」と言って、一緒に座り込んだ。もとは関西だが、入管法の関係で、今は東京にいるそうだ。国会前や議員会館前の行動で知り合ったそうだ。東電前行動で、ここの座り込みのことを聞いたそうだ。世代的には我々より少し若いようだ。80年代の運動のことをよく語っていた。また、「昨日、江の島の方に行ってきた」とのことで、お土産のお煎餅を頂いた。
今日は久しぶりにサンケン太郎さんに会うことが出来た。「あまり顔を見せないので、体調でも壊したのかな」と思っていたら、「入管のことなどで忙しく活動していた」そうだ。彼が調べた在日外国人に係るレポートを読ませてもらった。地味であるが、かなり熱心に書かれてあった。 (S・S)
◎放射能汚染水海洋投棄反対の声が内外から 7月7日(金)
水曜の行動で知り合った関西からの女性が座込みに来てくれた。35℃の猛暑で井村屋小倉アイスが美味しい。
中国メディアがカメラを回す中で経産省抗議行動を開始。K.Mから、汚染水海洋投棄について、IAEA事務局長が政府に報告したが、事務局長が日本から金をもらっているとの韓国の報道があり、月曜には韓国の人たちの外務省への抗議行動があり、原子力規制委員会も同様のお墨つき儀式をするが、資源エネルギー庁癒着の張本人が原子力規制庁幹部に昇進し昨年7月からの「規制の虜」が原子力規制委員会ぐるみであったこと、公明党代表の海水浴発言などを確認。
ひとしきりのコールのあと、Hoさんが7月28日に満48歳の老朽高浜1号をうごかそうとしている、23日の関電本店前抗議行動を紹介。K.Mから使用済み核燃料の福井県外搬出約束の補足。田中一郎さんが、経産大臣と関電トップとの団子状態、東電の東京駅の汚染水安全キャンペーン広告批判、電力システム改革をすべきと主張、原発テコ入れやめろ。
三上さんが、汚染水投棄反対闘争の盛り上げ、福島現地とのつながり、請戸海岸で魚を釣って放射能測定する闘いを紹介し、福島との連帯を提案。
Moさんが、規制委が汚染水海洋投棄「合格」証を批判し現地との約束を守れと訴えて「座り込め、ここへ」と「水に流すな」を歌う。
アルプスの水を飲んでいるOkさんが、青田恵子さんの詩「ALPSの水」を朗読。7月10日に東海第二東京高裁裁判、10日~12日に韓国野党が来日して汚染水海洋投棄反対の行動の案内。7.20デモの確認後、脱原発コールで締めくくる。(K.M)
◎ 今年初めてのセミの声を聞く 7月9日(日)
今日の座り込み参加者は累計7人。曇り、雨が少しパラついたり、薄日が差したり。猛暑ではないが、座り込みのセッティングをしていると汗が出る。日曜としては今年初めて、セミの声を聞く。今日のアピール用グッズは、横断幕4枚とのぼり旗7本。
話し好きのY沢さんが、自称原子力ガリレオの藤原節男さんに色々尋ねる。近々放出予定の汚染水は、IAEAの基準に合っているのか。一般の会社では、自社検査で基準を超えても、会社命令で基準内と報告する例がいくらでもある。通常運転中の原発の濃度規制(総量規制は行っていない)を、事故を起こしたフクイチに適用して基準内だと言うのはおかしい。再処理工場のトリチウムは排出が海洋投棄の先にある。再処理工場は1日で原発1年分のトリチウムを排出する。再処理を視野にいれた汚染水放出を、藤原さんはフット・イン・ザ・ドア(セールスマンが靴先をドアにはさむ行為:次第に要求を大きくしていく交渉術)と表現。そんなやり取りを、私は横で聞く。
リクルートスーツ姿の就活生グループがいくつか通り過ぎる。日曜なのにご苦労様。特に声は掛けなかったが、横断幕やのぼり旗でメッセージは伝わっただろうか。
トイレが変わればお化け観も変わる。水洗・清潔・明るい今のトイレを、T崎さんのお孫さんは怖がらないそうだ。昔のトイレはああだった、学校のトイレはこうだった、など話しているうちに撤収の15時に。(M島)
◎ 氷水に何とか支えられている猛暑の座り込み 7月10日(月)
きょうも経産省前は酷暑であった。日陰に置いたリュックサックでさえ暑い。中から取り出した温湿度計を見たら気温40℃、湿度40%を指していた。しばらくそのままにして気温が下がってくるか見ていたが、下がらずじまいであった。
先週のように、2㎏の氷に2.5㍑の水を足して氷水を作って持って行った。座り込み準備を終えて皆で飲み始めた。一杯では足りず2~3杯飲んだ。帰る頃にはほとんど無くなっていた。この氷水のお陰で座り込みも出来ている事を実感している。
この暑さにも拘わらず10名以上の人が参加してくれた。きょうの午前中に韓国から国会議員と漁業関係者が首相官邸前での「汚染水を海に流すな!」の抗議行動を行ったので、それに参加した人々がテントひろばに参加してくれた。それで(月)にしては大人数でした。皆さん有り難う御座いました。
首相官邸前での「汚染水を海に流すな!」の抗議行動に参加した人の話では「100名以上の人が結集してくれて大いに盛り上がった」そうです。12日の午後1時からの東電本社前での抗議行動には、早番なので参加出来るので今から楽しみにしています。座り込みの方は何事もなく終わりました。暑さとの闘いでした。しばらくこの暑さが続く様なので皆さん気を付けて座り込みをして下さい。(保)
◎「氷水」は評判が良いが、本当に助かる 7月11日(火)
今日も、事務所出発は一人。早く助人が欲しいです、でも、経産省前に到着してセッティングを始めると、東京高裁で東海第二原発差止訴訟の公判傍聴に来られたInさんと、Okさんが早めにテントに到着されて、お手伝いをして頂きまして大変助かりました。
それにしても猛烈な暑さの中での座り込み、水にカチワリ氷を入れた「氷水」が熱中症対策にも必須になって来ました。座り込みに来られた方にも大変評判が良いです。(Y・R)
◎ 韓国議員団たちと熱いエールの交換 7月12日 (水)
物凄く暑い。眼がチカチカする。経産省前に着くと、すぐYoさんが来てくれて一緒にセッティング。汗だく。
Yoさんは自分で用意してきた「汚染水は汚染水で、処理水ではない」のチラシを撒き始める。健康への影響なども書いてあるもの。受け取る人は本当に少ないが、それでも経産省の人も受け取っていく。
「事故原発の放射能汚染水を海に流すな」のテントの福島現地闘争の呼びかけチラシができていた。7月23日(日)14時、浪江駅集合。請戸湾で「釣り大会」をしている吉沢さんたちと合流する。「簡単な集会」をやる。現地闘争の第一歩だ。みなさん、参加して!
今日は、汚染水海洋放出反対の、韓国の国会議員や漁業関係者20余名の人たちが政府、経産省、外務省、東電への抗議行動をされた。経産省へは、まず、別館の資源エネルギー庁の方に行った。そのあと正門の方に来られ、座り込みの人たちとエ―ルの交換をした。国会議員の人は「皆さんはここで12年間も抗議行動をしていると聞きました。私たちは韓国の国会議員です。汚染水の海洋放出は絶対に許しては行けません。ともに力を合わせて、がんばりましょう」といったことを発言してくれた。タイトな時間の中で寄って下さったことに感謝。韓国の人たちは、その後、外務省に行かれた。
暑くて、大賀さんがアイスを差し入れたくれた。その後、乱さんがキャンデーを差し入れてくれた。そして、Aさんが甘いお菓子を差し入れてくれた。今日は賑やかだった。汚染水を流させてはならない! (T・I)
◎ 天気予報は雨だったが、降らないでよかった 7月13日(木)
曇り空の下、Yaさん、Suさん、Yoさんと私の4人で設営。Suさんは、いつもは後半担当だが、今日は夕方の暑気払いの準備があるのでInさんと交代してもらったとのこと。蒸し暑いが、時折、風が通り抜けて比較的過ごしやすい。頭上ではミンミン蝉が鳴き始めた。中学生くらいの女の子3人組が「経済産業省」の石のプレートの前で、笑顔でピースして自撮りをして行った。どういうつもりなのだろうか。あの子達にもゆくゆくは私たちと同じ問題意識を持ってもらいたいものだ。
しばらくしてOgさん、Okさん、東京西部ユニオンのお2人らが加わりにぎやかになる。後半はInさん、Taさん、英語の先生が加わった。大口弁護士が自転車で通り過ぎて行ったのを見て、ひとしきり西村裁判の話になる。原発を巡る権力の闇の深さを改めて感じる。その後Taさんと2人でナオミ・クラインの本の感想、気候危機問題、ウクライナ状勢などを論じ合っていたら、あっという間に終了時刻になった。Inさん、Taさんと3人で撤収作業をして任務完了。天気予報は雨だったが最後まで降らなかったので助かった。(M.U)
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東電への抗議文案 2023.7.20
株式会社東京電力ホールディングス 御中
2011年の東京電力(以下、東電)の福島第一原発で起きた1~3号機のメルトダウンという想定外の原発事故は、東京近辺に住む私たちにも2つの問題を問いかけました。ひとつは、今後も原発の再稼働を許して良いのか、という原発自体の問題。もう一つは、今回の原発事故に起因する放射線の被爆が人間の生活にどのような影響を引き起こすのかという問題です。
原発事故前の政府や電力会社では、その原発システムを運転する姿勢はそれらの「危険性」に眼を瞑っていたようです。しかも、明らかに地域住民へのリスクと引き替えに多額のお金をつぎ込むことによって、危険を承知で口先だけで「安全」を唱えて「安心」させようとしていました。そして今回の原発事故です。東電は「復興と廃炉の両立」を掲げて、「放射性物質によるリスクから地域の皆さまや作業員の方々、周辺環境等を守る」(東電ホームページより)としてきました。
ところが実際には、原発事故後の政府や電力会社は「もう原発は止める」と言わずに、電力会社が廃炉に携わる作業員の安全を十分に確保しているとも言えない状態のまま、福島等の現地周辺に住んでいた多くの人々には避難を強いてきました。こうした姿勢からは、多くの国民には相変わらず巨大なリスクを及ぼしながら原発運転を再開することで、「安全」も「安心」もそこそこに、投資したお金を回収しようとするものとしか見えません。
今回のALPS処理水の海洋放出では、上記した二つの問題、すなわち停止している原発の再稼働という問題が、放射線被爆の問題と密接に関係していることを明らかにしています。発電所内に保管している汚染水タンクで廃炉に必要な敷地を確保できない、事故原発の廃炉作業が進捗しないとの理由から、東電は「汚染水」の処理すら不十分なままに放射性物質であるトリチウム水の海洋放出を強行しようとしています。
一方では、政府と東電は2015年に県漁連との間で「関係者の理解なしにいかなる処分もしない」と文書で約束しています。これは、海の魚に対する放射能汚染によって漁業に影響を及ぼすことを、彼らが十分に認識していたからです。したがって、この海洋放出は島国日本の漁民だけでなく、海を隔てて隣接する東アジアや太平洋諸国の人びとにとって、安全も安心も奪う危険な行為なのです。
しかし東電は、「ALPS処理水を敷地外で保管・処分することは、リスクのあるエリアの拡大ならびに更なる負担を強いることに繋がる」(東電ホームページより)と言って、海洋放出は仕方ないと強弁しています。そのALPS処理水を、いま「敷地」外であって万国に繋がる海洋に放出すれば、国際的合意のもとで核や原発に関わってきた政府・国民にとっても重大な責任とリスクを負うことになります。
以上、私たちは東電に海洋投棄計画を速やかに中止することを強く要求します。 経産省前テントひろば
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東電・経産省への抗議デモから福島現地へ
◆経産省前テントひろば有志は訴える!! ◆
福島第一原発の事故で発生し、溜まり続けている放射能汚染水の海洋投棄がいよいよ始まる。来日したIAEA(国際原子力機関)スタッフは、東電や政府に追随して今回の放出は国際的安全基準に合致しているとし、報道でも汚染した情報が流されている。日本政府はお墨付きを得たかのように振る舞っているが、IAEAは日本政府の要請によって「汚染水調査」をしただけであって、政府の海洋投棄政策までは推奨しないと明言している。
いま、彼ら日本政府は、汚染水の安全性に関してこれっぽっちの自信すらなく、不安を抱えたままだ。だから彼らは、事故処理の不安を解消するためにIAEAという国際的な権威にすがり、それに応じたのが今回のIAEAの報告書に過ぎない。この権威こそが国民に対して説得力があると政府は思っているのだろうが、それは安全性を証明しないことは国民の多くがわかっている。したがって、原発事故を引き起こした日本政府にとっては最も安価な海洋投棄という選択を早々と決めて、その時期の決断だけが残されていた。その決断の準備作業が放水用トンネル工事の完成であり、それが海洋投棄を始めるぞという政府の意思表示でもあった。
こうした汚染水海洋投棄を不安に思って反対し、抗議する動きはいま韓国や中国、太平洋諸島の国々だけでなく、日本国民の中でも始まっている。ところが日本では、放射能に対する国民の反応は鈍いという印象がある。私たちは原発事故がもたらした環境汚染や人体への被ばくに住民がどう向き合うべきなのか、という点で政府に先んじられ、事故現場である福島での闘いが東電や政府によって抑え込まれてきた結果だと考えている。
しかし、いま福島現地では「希望の牧場」の吉沢さんたちが原発から北3Kmの請戸湾内で魚を釣り、その線量を図って全国に知らせるとともに釣った魚について政府機関などに調査を要求しようとしている。彼らは地元の漁連や地域の皆さんに、汚染水の海洋投棄がどのような結果になるかを訴えている。漁連も地域の議会も海洋投棄には反対であるが、具体的な反対運動には踏み出してはいない。
この状況こそが福島の現状であって、そこに壁がある。
◆7月23日(日)14時に浪江駅前に集合し、現地行動に参加しよう◆
私たちは、この夏の福島現地での運動に賛同して魚を釣り、その汚染度を知らせる闘いに参加する。吉沢さんたちと海洋投棄に反対して、共に闘いたい。そこで、今月23日(日)に福島・浪江町の請戸海岸、あるいはその近くの海岸での魚釣りに参加し、さらに地域の人々への訴えの集会と宣伝行動を行う。併せて現地での行動を継続する体制を確認すべく討議をしたい。
経産省前テントひろばは、7月20日に東電と経産省への抗議の集会とデモを行って汚染水海洋投棄に反対しようとしている。私たちは、その行動をさらに福島現地での体制構築につなげていきたい。
そのために、経産省前の座り込みをこれら現地での闘いとの連帯を強化しよう。経産省前での座り込み闘争は様々な脱原発運動の母体なのだから。
連絡先:090-3908-7330 三上治
振込先:郵便振込口座;00160-3―267170
口座名:経産省前テントひろば現地闘争用カンパをお願いします
通信欄に「現地闘争用」と明記願います。
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その211
関電は高浜1号再稼働を断念せよ、福井県との約束を守って本年中に総ての原発を止めろ
~行き場が無い危険な使用済み核燃料を増やすな、総ての原発を廃炉に!~
2023年7月14日 木村雅英(経産省前テントひろば)
関西電力は、高浜3,4号、大飯3,4号、美浜3号(営業運転開始1976年)の5基を稼働させているにも拘らず、超老朽高浜1号(営業運転開始1974年)を7月28日に再稼働するつもりだ。
しかし、原発稼働で出てくる使用済み核燃料をどうするつもりなのか? ウクライナ戦争が、使用済み核燃料は電気と水で冷やし続けないとメルトダウンを招きかねないほど危険なことを明らかにし、使用済み核燃料の危険性を世界中に再認識させた。
さらに、プールで冷やし終えても、使用済み核燃料の行き場はない。関電は使用済み核燃料を県外に搬出することを福井県と約束しており、その期限が2023年度末だ。関電は姑息にも約束破りの手段として使用済み核燃料の一部(約5%)をフランスに送ると発表したが、地元自治体はこれで約束が果せるとは認めていない。
私たちは、福井県や大飯町や高浜町に「関電に約束を守らせ、原発をすべて止めさせて」と訴えよう。
使用済み核燃料は、もともと行き場が無く「トイレなきマンション」(随分甘い表現)と言われていて、これを県外に持って行くぐらいなら電力消費地に持って行けとの議論もある。
何よりも、行き場が無い危険な使用済み核燃料を増やしてはいけない。
叫び続けよう「使用済み核燃料の行き場が無いぞ! 原発を動かすな!」と。
〇「2023年末を最終期限に」関西電力が約束を再び先送り 原発の使用済み核燃料、福井県外への搬出先探しで
東京新聞2021年2月12日 https://www.tokyo-np.co.jp/article/85591
関西電力の森本孝社長は12日、福井県庁で杉本達治知事と面会し、県内の原発で保管が続いている使用済み核燃料の県外搬出先の確定について「2023年末を最終の期限に取り組む」と表明した。ただ、関電はこれまで福井県との約束破りを繰り返しており、新たな約束が実現できる見通しは全く立っていない。森本社長は「不退転の覚悟」と強調し、運転期間40年を超えた美浜原発3号機と高浜原発1、2号機(いずれも福井県)の3基の再稼働について、県の同意を取り付けたい考えだ。
〇関電「高浜原発 使用済み核燃料一部を搬出」福井県に伝える
06月13日 07時17分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230613/2000074829.html
関西電力の森望社長は12日、福井県庁を訪れ福井県高浜町にある高浜原子力発電所から出た使用済みのMOX燃料などをフランスで再処理する計画を伝えました。
森社長は、使用済み核燃料を福井県外へ搬出するという県との約束を果たしたという認識を示しましたが、大半は搬出の見通しが示されず、杉本知事は態度を保留しました。
〇「解決ではない」「違和感ある」 関電搬出問題で福井の立地町が懸念
小田健司 佐藤常敬2023年7月11日 10時00分
https://www.asahi.com/articles/ASR7B7SNYR7BPISC009.html
中塚寛・おおい町長:「約束を履行する側が『ひとまず果たした』と言及することに違和感がある」
野瀬豊・高浜町長:「課題がすべて解決されたわけではない」
〇関電の説明「厳しい」 福井知事、関電の原発使用済み燃料搬出で
https://mainichi.jp/articles/20230713/k00/00m/040/415000c
福井県の杉本達治知事は13日、関西電力高浜原発の使用済み燃料をフランスに搬出する計画を「中間貯蔵と同等」とする関電の説明について「一歩前進という声もあるが厳しい」と述べ、地元では約束が果たされたと判断されていないとの認識を示した。
=====添付資料=====
原発週報2023.7.5-7.11 編集:漆原牧久
========投稿4=========
川柳 汚染水流すな大作戦 乱鬼龍
汚染水 誰が流して いいと言う
汚染水 汚染政治が タレ流す
原発の ツケとタタリの 汚染水
安全と うそデタラメの 汚染水
汚染水 海も地球も 怒っている
汚染水 魚もデモを してみたい
汚染水 汚れた政治の なれの果て
汚染水 子々孫々へ ツケ流す
汚染水 海の怒りが きこえるか
汚染水 流せばツケは きっとくる
汚染水 流す政治を 押し流せ
汚染水 流す罪あり たたりあり
汚染水 裏でうごめく ワルとワル
水路より ワイロで流す 汚染水
=========デモ、集会==========
・7月20日(木)汚染水海洋投棄反対のデモ 15時30分~
東電・経産省抗議とデモ 主催 経産省前テントひろば
・7月21日(金)経産省抗議行動 17時~18時
・7月23日(日) 福島現地(浪江町とその周辺)での汚染水
海洋投棄反対行動 14時(浪江駅前集合) 呼びかけ(三上治)
・7月24日(月)月例祈祷会 14時30分 JKS47士
・7月30日(日)脱原発青空川柳句会 12時 選者;乱鬼龍
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye5083:230716〕
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