数年ぶりの小平霊園、そして、千鳥ヶ淵へ
- 2024年 4月 11日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
何と親不孝な、と言われても仕方ないのだが、コロナ禍を挟んで数年ぶりのお墓参りだった。世話になっている石屋さんに寄るのも億劫で、花・線香と2リットルの空きペットボトルを持参した。東京の二人の姪たちが、ときどき訪ねてくれているので、安心は安心なのだが、いずれ、霊園内の合同墓地に移したいと話している。
管理事務所に寄って、あたらしい案内図を見ると、著名人の墓地が一覧となっている。夫の希望で、22区の織井茂子と10区の壷井繁治(1887~1975)・栄(1899~1967)の墓所にも寄ることになった。整然と区画された墓地ながら、たどり着くのは結構むずかしい。多めに持参した花だったが、3か所となると、だいぶ心細くなってしまった。メインストリートにある大山郁夫のお墓も、お花なしでお参りした。小平駅前の食堂で遅い昼食後、西武新宿線で高田馬場に戻り東西線の飯田橋で乗り換え、半蔵門線で麹町下車、ホテルにたどり着く。この辺りはかつての職場のランチ圏内だったのに、初めての見知らぬ街を歩くようで、もうぐったりで、すでに1万歩を超えていた。
ホテルの夕食の予約が取れず、濠端のホテル(昔の半蔵門会館?)での夕食となった。歩き出したものの、FM通りがなんと長かったこと。半蔵門駅を通り過ぎたので、一駅分くらいは歩いたのだろう。久しぶりのコース料理、美味しくいただき、帰り道では、石井成城や何軒かのコンビニが目につき、緑茶のパックやデコポンなどを買ったのだった。15階の展望風呂は遠慮して、内風呂でゆっくりし、いつもより入念?なストレッチをして休んだ。
初出:「内野光子のブログ」2024.4.10より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2024/04/post-f32c38.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion13655:240411〕
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。