たんぽぽ舎から No.1991
- 2013年 10月 16日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1991】
2013年10月16日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「小泉元首相の原発廃止発言」について-読者の意見・2人-続く
★2.再稼働は日本を滅ぼす (連載3)
2つの集会『(11日(金)、13日(日)』で発言しました
柳田 真 (たんぽぽ舎)
★3.新聞・雑誌より5つ
◆脱原発訴え 集会やデモ 都内で3団体
(10月14日茨城新聞より)
◆「リスク管理を」福島知事が訴え 第一原発視察
(10月16日茨城新聞より)
◆原発割合41→20%台 2030年韓国、目標引き下げへ
(10月14日朝日新聞の見出しのみ)
◆作業員被爆 過小推計か 福島第一 政府・東電調査に国連委
(10月12日朝日新聞の見出しのみ)
◆線量超えればポイ捨て 福島第一原発、作業員は今
(10月14日朝日新聞の見出しのみ)
★4.テント日誌10月13日(日)経産省前テントひろば764日目
テント留守番から
10月13日原発ゼロ★統一行動で賑わう霞ヶ関
(I.K)、(K.M)
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※10/17(木)学習会にご参加を!
槌田ゼミpart2 エントロピー講座 第6章
「子孫を収奪して成り立つ現代の繁栄・原子力と国債」
日 時:10月17日(木)18:30開場 19:00開会
お 話:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費800円
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┗■1.「小泉元首相の原発廃止発言」について-読者の意見・2人-続く
└──── (敬称略)
◆小泉発言は点検でいいと私も思います。私も完璧でないように、人は変化する生き物ですから、プラス思考にとらえれば、過去の間違った考えを悔い改めたのかもしれません。
個人的には共産党は嫌いですが、小泉さんにしても謝罪をと考えるより、今は使えるものは何でも使う脱原発の一念で一気に進みたいですね。 松浦りえ
◆小泉さんの発言の意見を述べる前に少し…
約30年程前に友人(今も変わらぬ)と当地のベテラン共産党議員と3人で入党のお誘いを受けたことが在りました。その時の会話の中で当市の市民運動派の無所属議員のことが話題になった。私は「その様な議員が増えれば良いです」しかしお二人は「返ってやりにくくなる」だった。私はその考えは今も変わりません。現在は共産党としては「ただ一点(例えば脱原発)」の目標で保守からの参加も大歓迎で一緒の運動ですね。
さて小泉元首相の「脱原発発言」ですが感想は彼の“本気度とか過去の政策”に対してどうだこうだと言うつもりはありません。穿った見方で息子・小泉進次郎の選挙区が横須賀市で「東海地震」が高い確率で予想されるからは約157キロに浜岡原発がある…。勿論関係ないことでしょう。
脱原発の先頭に立って全国で講演をされてる私たちの良心学者・小出裕章さんも「……自分が信じてきた原子力が、全然ダメだったことを知って、私はそれから180度方向を変えたわけです。私にとっては、とても大きな人生の転換だった。結局、私が最終的に決断したのは、3年生の秋でしたが、原子力を徹底的にやめさせるために、自分の人生を使う決断をしました…」(『私たちは原発を止めるためには日本を変えなければならないと思っています』(ロッキング・オン P113)
小出さんでも最初は原子力の平和利用を志し東北大学工学部原子核工学部の3年生の時、危険性に気づかれた。そして今があるのです。最近は右翼の人も脱原発に参加しているのです。
私は現在多くの市民集会に参加しています。その場で主催側の人や会場から「昔、共産党には意見の違いで無視されたり反発を駆ったことが在る」と延々と喋る人に出くわすことが在ります。その様な経験があったことも事実でしょう、が集会の参加者は(反)共産党の悪口を聞きに来た人ばかりでは無いのです。
今は【脱原発】この一点で皆がやる時なのです。
【今は日本を皆で守るのです。地球を守るのです。】
小泉さんにはドンドン吠えてもらいましょう! 兵庫県 広瀬 稔
※引き続き、以下のように皆さんのご意見をお待ち致します。
【メルマガ編集部より:小泉元首相の「原発即時ゼロ発言」について、様々な意見があります。今後の反原発運動の前進をめざして、小泉元首相発言について皆さんのご意見をお寄せください。メール nonukes@tanpoposya.net 】
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┗■2.再稼働は日本を滅ぼす (連載3)
| 2つの集会『(11日(金)、13日(日)』で発言しました
└──── 柳田 真 (たんぽぽ舎)
・私の70年余の人生の中で「○○は日本を滅ぼす」と言ったり、書いたりしたことは今までにない、今回のみ、生まれて初めての発言である。
ー「再稼働は日本を滅ぼす」と確信、かつ断言していうのは-
今、電力会社と安倍自公政権=“原発推進勢力“の進める原発再稼働(そして原発輸出)は、日本を滅亡に追いやる歴史に残る犯罪行為である。原子力帝国が一番悪いが、願わくば多くの日本に住む人がこれに気付いて発言してほしい、行動してほしいと切に思う。
・10月11日(金)と13日(日)の2回、機会を与えられて「原発再稼働は日本を滅ぼす」と発言した。11日(金)は定例の官邸金曜行動の日を反原連の代わりに再稼働阻止全国ネットが主催して官邸前で行った集会(350人以上の参加者)、13日(土)は反原連など3団体共催プラス3団体協力(計6団体)の集会(2~4万人参加)での挨拶。
その要旨は、津波と地震の担当の気象庁ですら、東日本大震災(M9)の余震が起きると警告。今後、M8~7の地震が起こりうる(M7.3は6600人が死亡した阪神淡路大震災である)。その地震が再稼働した原発を襲えば、第2、第3の原発大惨事が起こる。保険会社も地震保険料を15%アップ(政府承認で!)しているのである。
東電福島第一原発では汚染水(高濃度猛毒水)が海にジャジャ漏れしている。生命の母たる海を殺しつつある。この汚染水問題は全ての原発で起きる、第2、第3の大惨事と第2、第3の汚染水漏れが起きる。その時日本は耐えられるのか? 「ムリ」だ。今、再稼働をやめるしかない。
電気は「原発なし」で足りている事実があるのだから。
・13日(日)の集会で大江健三郎氏が述べた言葉を東京新聞から引用して記します。
―「脱原発の流れ押し返そう」―
大江さんは「3.11で、多くの日本人が原発の全廃を決意したはずだが、2年半たって危うくなっている。これからの半年、この決意を譲ってしまうと、もう再稼働の流れを押し返すことはできない」と活動の重要性を強調した。
☆10月11日発信の【TMM:No1987】★1.「汚染水問題は全ての原発で起きる」の柳田文章を連載2とします。
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┗■3.新聞・雑誌より5つ
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◆脱原発訴え 集会やデモ 都内で3団体
毎週金曜日に首相官邸周辺で脱原発を求める活動を続ける首都圏反原発連合など3団体は13日、「原発ゼロ統一行動」として東京都心で集会やデモ行進をした。 主催者によると約4万人が参加。霞が関の官庁街や東京電力本店前を「原発いらない」「再稼働反対」と訴えながら歩いた。
3団体の一つ「さようなら原発1000万人署名」運動に取り組む団体の呼びかけ人でノーベル賞作家の大江健三郎さんは「3.11の後、原発全廃が日本人の考えだと感じたが、今は正面に押し出す人が少ない。2年半前の決意が危うくなっているのではないか」と、日比谷公会堂での集会で脱原発を訴え続ける重要性を強調。
広島で自ら被爆しながら被爆者治療を続けてきた肥田舜太郎さんも「もう一つ原発事故が起きたら日本は滅びる。皆さんが生きている間に必ず原発の火を止めてほしい」と呼び掛けた。
会場は約2000人で満席となり、集会後は日比谷公園で待ち構えたデモ行進参加者と合流した。 (10月14日茨城新聞より)
◆「リスク管理を」福島知事が訴え 第一原発視察
福島県の佐藤雄平知事は15日、地上タンクからの汚染水漏えいなどトラブルが続く福島第一原発を現地視察し、東京電力の広瀬直己社長に「県民は不安に思い、帰還を心待ちにする人の気持ちがそがれる。リスク管理をしっかりしてほしい」と求めた。
広瀬社長は相次ぐ人為ミスの背景に作業員の疲弊があるとの懸念を示し「人が足りない。人の強化をしなければならない」と訴えた。(10月16日茨城新聞より)
◆原発割合41→20%台 2030年韓国、目標引き下げへ
(10月14日朝日新聞の見出しのみ)
◆作業員被爆 過小推計か 福島第一 政府・東電調査に国連委
(10月12日朝日新聞の見出しのみ)
◆線量超えればポイ捨て 福島第一原発、作業員は今
(10月14日朝日新聞の見出しのみ)
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┗■4.テント日誌10月13日(日)経産省前テントひろば764日目
| テント留守番から
| 10月13日原発ゼロ★統一行動で賑わう霞ヶ関
└──── (I.K)、(K.M)
○ 10時過ぎテントに着いたらもう数人の人たちが座りこんでいました。日比谷公会堂の集に行くため早めにいらしたという。
テントの端には希望の牧場の吉沢さんが悲劇の牛たちや壊れた原発の写真数枚を並べ深刻な顔で座っていました。私は並べてあった「見捨てられた命のあることを知っていますか?」のリーフレットを10枚ほど頂き、帯に“牛たちと運命をともにする!”と書かれた本「原発一揆」を買いました。リーフレットは近々会う友達に渡すつもりです。
公会堂の前では11時から整理券を配ったそうですが、整理券をもらえなかった方などが来て下さり午後のテントはにぎやかでした。
2時半ごろ農林省のほうからやってくるデモ隊に総立ちで手を振りました。デモの人たちからもテント応援のエールを頂いて嬉しかったです。
今日はテントを訪れるのが初めてと言う人や遠くからの来訪者も居て力強かったです。夕方来て下さった方の言葉がチョット気になりました。ネットで脱原発と書いたらそれは違う反原発だとお叱りを受けたと言うことです。そしてどうなのでしょう?との問いに、言葉の違いだけではないでしょうか。原発をなくしたい思いは変わらないのでは?原発が出来る前から反対していた人たちは反原発と言うのではないでしょうか?などあいまいな返事しか出来ませんでしたが…
とにかく大勢の人たちが来て下さったのは力強いですね。 (I.K)
○10月13日原発ゼロ★統一行動で賑わう霞ヶ関
10.13NO NUKES DAYの日曜日、好天に恵まれて4万人が霞が関に集い、福島を忘れるな!!再稼働を許すな!!全国民の想いをひとつに」した。
第1部日比谷公会堂集会では、肥田舜太郎さんの原発を無くしてから死んでもらいたいが、大江健三郎さんのユーモアが、満員の聴衆を感銘させた。
第2部では、日比谷公園内で暑い日差しを受けながら長時間待たされた後、たんぽぽ舎・テント・再稼働阻止ネット他多数市民450名近くの梯団でゆっくり霞門を出て、何度もデモ隊を止める警備警察に抗議しながら、霞ヶ関を練り歩いた。
もちろん、東電前では東電解体を、資源エネルギー庁前では原発推進政策を、立ち止まって糾弾した。
デモコースは、新橋駅に近づきながらSL広場など人の波に達せず、日比谷公園西幸門に戻る終着点がデモコースを横切って後発デモ隊と交差する、など課題を残した。が、4万人の人が霞ヶ関を埋め尽くすことができた。
○ 第3部では、夕暮れを迎えた国会前に集まった参加者が原発立地現地からのアピールを聞き、再稼働阻止の闘いへの決意を新たにした。経産省前テントひろばは、お茶やお汁粉を出して「峠の茶屋」を務め、一方日比谷公園から国会・官邸に向かう人たちに「10.27三宅洋平トークイベント(いのちをつなぐ、世界をつなぐ、未来をつなぐ)」(テントひろば応援団主催)のチラシを配布した。
第3部終了後も、テントひろばには全国からの参加者が立ち寄って旧交を温め、それぞれ近くの飲み屋で交流した。夜更けになってもテントはいつになく賑わい、宮城から来た若者2人がいっしょに泊番を務めてくれた。
「原発ホワイトアウト」(若杉冽、講談社)で描かれ、「国際原子力ロビーの犯罪」(コリン・コバヤシ、以文社)で明らかにされた原子力マフィア(原子力ロビー、原子力ムラ)の汚いひどいやり口に対抗して、私達は闘い続けねばならない。(K.M)
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