たんぽぽ舎から TMM:No2739
- 2016年 3月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2739】
2016年3月24日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.フクシマ小児甲状腺がんはチェルノブイリ被曝と符合する!
忘れない3・11「ロシア政府報告書」驚愕の全貌
日野行介(毎日新聞特別報道グループ)
★2.「スペースたんぽぽ」の活動を支える
サポーターになってください(1口3000円)
講座や会議にご利用下さい、駅から近くて便利な立地
冨塚元夫(「スペースたんぽぽ」講座運営委員)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆福島原発告訴団4/5「検察審査会激励行動&東電抗議行動」のお知らせ
*12:00~12:45「東京検察審査会」激励行動
*13:15~14:15「東電本社前」抗議行動
★4.新聞より3つ
◆東電 炉心溶融基準「発見」まで5年
追及続けた新潟県知事 不信背景 独自に検証
東電は何度も「基準なし」 (3月24日朝日新聞見出しのみ)
◆規制委 3号機工事計画認可 四電最終手続きへ
(3月24日愛媛新聞1面より抜粋)
◆伊方原発3号機“7月再稼働”示す方針
(3月23日NHK NEWS WEBより抜粋)
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※3/30福島連続講座第4回にご参加を!
「いまは福島のこと、いつかはあなたの町のことに」
お 話:木田節子さん(原発いらない福島の女たち)
日 時:3月30日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
資料代:800円
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┗■1.フクシマ小児甲状腺がんはチェルノブイリ被曝と符合する!
| 忘れない3・11「ロシア政府報告書」驚愕の全貌
└──── 日野行介(毎日新聞特別報道グループ)
(サンデー毎日3月27日号より抜粋)
東京電力福島第一原発事故から5年。福島県の調査で見つかった小児甲状腺がん患者は166人に上っている。国や福島県はチェルノブイリ原発事故の知見を理由に被曝との因果関係を頑なに否定するが、気鋭のロシア研究者が異議を唱えるのだ。
2月15日午後、福島駅前のホテルで第22回「県民健康調査」(元「県民健康管理調査」)の検討委員会が開かれた。この日の主な議題は、これまでの調査を総括する「中間取りまとめ」だった。
これまでの検査で見つかった166人もの小児甲状腺がん患者(切除手術を受けていない疑い例も含む)と事故による被曝(ひばく)との因果関係をどう評価するかが最大の焦点だった。本来は100万人に1人か2人見つかるとされる珍しい病気で、現状は「多発」状態というしかない。国や県の公式見解に沿う形で、検討委の星北斗座長(福島県医師会副会長)らもこれまで、「考えにくい」という表現で、被曝との因果関係を否定してきた。
この日の会議でも、星座長は「完全に否定はできないが」としつつ、因果関係を否定する従来の見解を踏襲。中間取りまとめ最終案では、「被曝線量がチェルノブイリ事故と比べてはるかに少ないこと、被曝からがん発見までの期間がおおむね1年から4年と短いこと、事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないこと」から、放射線の影響は「考えにくい」とした。(中略)
しかし、これまで流布されてきたチェルノブイリの「知見」に疑義を投げかけるリポートが発表され、波紋を広げている。
月刊誌『世界』(岩波書店)3月号(2月8日発売)に掲載された「『チェルノブイリ被災国』の知見は生かされているか『ロシア政府報告書』から読み解く甲状腺癌の実態」と題した6ページのリポートだ。
筆者はロシア研究者の尾松亮氏(38)。福島第一原発事故後にロシア国内のチェルノブイリ被災地を現地調査し、被災者への国家補償を定めたチェルノブイリ法を当時政権にあった民主党議員たちに紹介。自主避難者の支援を定めた議員立法「子ども・被災者生活支援法」の基礎になった。
○「尾松リポートは読んでいない」
1986年4月に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故による被災地はウクライナ、ベラルーシ、ロシアの3カ国に広がる。事故後25年にあたる2011年、各国政府はそれぞれ事故被害などをまとめた報告書を作成した。このうちロシア政府報告書の全訳は公開されておらず、ロシア語に堪能な尾松氏が原文を読んだところ、福島原発事故後に日本で流布されているチェルノブイリの「知見」と異なる記載の数々に気づいたという。(中略)
「チェルノブイリ原発事故以前、甲状腺がんの検出件数は平均で1年あたり102件で、最少年間件数は1984年の78件。それが87年には著しく増加し、169件に達した」
発症した年齢層に関する記載にも相違がある。(中略)
さらには、がんを引き起こす被曝線量。ロシア政府報告書には、子どもの甲状腺被曝推計値を被災3州でマップ化している。これによると、原発から500キロ以上も遠く離れ、10-20ミリグレイないしは20-50ミリグレイ程度の推計値にとどまる地域でも甲状腺がん患者が増えている。(中略)
尾松氏はこう指摘する。「ロシア語の文献は翻訳も乏しいが、チェルノブイリの知見を根拠にして評価するのならば、少なくとも政府報告書に書かれた内容くらいは正確に紹介すべきではないか。もし意図的に異なる内容だけを紹介しているのであれば、結論ありきの姿勢と言わざるを得ない」
○県民健康調査「中立公正」は本当か
関係者はこぼした。「『被曝と因果関係がないなら、日本中どこででもあんなに見つかるのか』と聞かれて往生している。はっきり言って、誰も自信を持って答えられない」(中略)
〈調査の目的として『県民の健康不安の解消』を掲げていたことや非公開で事前の資料説明を行っていたことが、調査結果の評価に関し委員会が予断を以て臨んでいるかのような疑念を生むことになったことから、これを一つの教訓として、委員会を運営してきた〉
「疑念」に押し込めるようなら、一体何を教訓にするというのだろう。
・人物略歴
ひの・こうすけ 1975年生まれ。毎日新聞記者。大阪社会部、東京社会部などを経て特別報道グループ。
福島第一原発事故を巡り、県民健康管理調査(現・県民健康調査)の「秘密会」や、復興庁参事官による「暴言ツイッター」などを特報。
著書に『原発棄民 フクシマ5年後の真実』(毎日新聞出版)など
※日野行介さんの学習会のお知らせ(4月20日)
「スペースたんぽぽ」に2回目の登場です。
「原発棄民」-この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている-
お話:日野行介さん&吉田千亞さん(ママレボ) 著書:「ルポ母子避難」
日時:4月20日(水)19:00-21:00
会場:「スペースたんぽぽ」 参加費:800円
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┗■2.「スペースたんぽぽ」の活動を支える
| サポーターになってください(1口3000円)
| 講座や会議にご利用下さい、駅から近くて便利な立地
└──── 冨塚元夫(「スペースたんぽぽ」講座運営委員)
「スペースたんぽぽ」は、2011年6月たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階に開設され、この4年8か月の間に400回近くの講座や会議等に利用されて来ました。
その維持運営は、毎月の家賃光熱費だけでも約33万円かかりますが、「たんぽぽ舎」の財政上の負担になってはいけないということで、独立採算制により運営してきました。
最近の収支状況は、毎月の赤字が続き、不足分をカンパでまかなっている現状です。
このままでは「スペースたんぽぽ」の継続は困難な状況です。
道半ばの日本の脱原発運動のなかで、まだまだ「スペースたんぽぽ」の活動は必要です。
ひとりでも多くの方にサポーターになっていただき、これからも「スペースたんぽぽ」の活動を支えて下さいますようお願いいたします。
☆★「スペースたんぽぽ」サポーター制度のご案内★☆
1口3000円(1年間)として1口以上何口でもお願いします。
4月から始まり翌年3月までです。
[特典]・スペースたんぽぽの講座招待券を1口に付き1枚差し上げます。
・年1回活動報告します。
[申込み方法]
・郵便局の振込用紙に応募口数、住所、氏名、電話番号を
明記のうえお振込み下さい。
[振込口座番号:00190-7-275019] [加入者名:スペースたんぽぽ]
・または、たんぽぽ舎のスタッフに直接お手渡し下さい。
・お問い合わせ・連絡先は
たんぽぽ舎
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
新HP http://www.tanpoposya.com/
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆福島原発告訴団4/5「検察審査会激励行動&東電抗議行動」のお知らせ
福島原発告訴団は、「東電と旧経産省保安院の津波対策担当者計5名」について、東京第一検察審査会に申立て(「2015年告訴」)を行い、現在、審査が行われています。
東電旧経営幹部3人について申立を行っていた「2012年告訴」は、強制起訴になり、これから刑事裁判が開かれます。
「2015年告訴」についても、東京第一検察審査会の市民の良識に従った判断をしてくださることを信じて、東京検察審査会に対して、激励行動を行います。
その後に、「東京電力本社へ抗議行動」を行います。
4月の末にも、検察審査会の議決が出る可能性もあります。ぜひ、一緒に声を上げてください。
<4月5日(火)「検察審査会激励行動&東電抗議行動」>
*12:00~12:45「東京検察審査会」激励行動
*13:15~14:15「東電本社前」抗議行動
主催:福島原発告訴団 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
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┗■4.新聞より3つ
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◆東電 炉心溶融基準「発見」まで5年
追及続けた新潟県知事 不信背景 独自に検証
東電は何度も「基準なし」 (3月24日朝日新聞見出しのみ)
※事故情報編集部よりコメント
泉田裕彦知事は、「東電福島第一原発事故の検証と総括が先だ」と
追及していた。他の原発立地知事は、泉田知事を見習うべきだ!と思う。
◆規制委 3号機工事計画認可 四電最終手続きへ
国の原子力規制委員会は23日、四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働の前提となる工事計画を認可した。四電は再稼働前の最終手続きとなる使用前検査を一両日中にも規制委に申請する方針。7月までに検査を終了するとの工程を盛り込む予定にしている。
2013年7月に工事計画の認可申請をした四電は補正申請を5回行い、工事計画書は最終的に約4万7千ページになった。新規制基準に適合するため新たに必要になった緊急時対策所や非常用ディーゼル発電機など約400設備の設計や機能を記した。原子力規制庁によると、審査で大きな課題は指摘されなかった。
使用前検査では、規制庁の検査官が工事計画通りの設備になっているか現地で確認する。申請から1週間程度で始まる見通し。
工事計画認可について、規制委の田中俊一委員長は23日の定例会見で「与えられた仕事を淡々とやっていくだけ」と語った。使用前検査に関しては、原子炉の長期停止を踏まえ「準備をきっちりして慎重にする」と話した。
先行して再稼働した関西電力高浜原発4号機(福井県)の不具合による緊急停止にも触れ「トラブルを起こすと国民に不安を与える。そういうことがないよう慎重に十分考えてほしい」とも述べた。
認可を受けた四電は「さらなる安全性・信頼性の向上を目指し、安全確保に不断の努力を重ねる」とコメント。県は30日開催の県伊方原発環境安全管理委員会で四電から工事計画の説明を受け、内容を確認する。
規制委は再稼働に必要な運転管理体制などをまとめた保安規制も審査中。(後略)
(3月24日愛媛新聞1面より抜粋)
◆伊方原発3号機“7月再稼働”示す方針
NHK2016年3月23日(水)12時58分(動画)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160323/k10010453241000.html
愛媛県にある伊方原子力発電所3号機の設備の詳しい設計を示した工事計画が、23日、原子力規制委員会の認可を受け、四国電力は、再稼働に向けた最終段階となる「使用前検査」を24日にも申請して、ことし7月に再稼働させる計画を示す方針です。
伊方原発3号機は、新しい安全対策が原発事故のあとに作られた規制基準に適合しているとして、去年7月、原子力規制委員会の審査に合格し、去年10月には地元の愛媛県と伊方町が再稼働に同意しました。
規制委員会は、再稼働に必要な認可の1つで、四国電力が提出していた設備の耐震性など詳しい設計を示した「工事計画」について、「内容に問題はない」として23日に認可しました。
これを受けて、四国電力は、再稼働に向けた最終段階となる「使用前検査」を24日にも申請します。申請で四国電力は、伊方原発3号機について、ことし6月に原子炉に核燃料を入れ、7月に原子炉を起動して再稼働させるという計画を示す方針です。 (後略) (3月23日NHK NEWS WEBより抜粋)
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