仏IRSN「さらに7万人が避難すべき」
- 2011年 5月 25日
- 交流の広場
- 安東次郎
いまなにより考えなければならないことは、福島の子供たちをどう守るか、だと思いますが、国は被曝の実態を隠すだけ、県は国の顔色を見ているだけで、父母たちの必死の声は無視されているのが、日本の現実。
福島の子供たちがどれほど危険かは、宇井宙さんの「20ミリシーベルトの恐怖」http://chikyuza.net/archives/10006などにも詳しいですが、日本の『常識』ではなく、海外の「常識」にしたがって現状を判断するとどうなるか。25日のAFPが伝えています。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2802414/7261231
以下一部だけ引用。
(引用開始)
【5月25日 AFP】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は23日、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の事故に関する評価を更新し、立ち入りが禁止されている原発から半径20キロ以内の警戒区域外にも放射線レベルの高い地域があり、この地域の住民約7万人も避難すべきとの見解を示した。
IRSNによると「警戒区域外では最も汚染が激しい」この地域には14歳以下の子ども9500人を含む約7万人が暮らしている。
IRSNは、日本の公式発表および米軍による上空からの測定に基づいて評価を更新した。
(引用終わり)
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