植村裁判(2月6日)を応援してくださるみなさま
- 2020年 2月 3日
- 催し物案内
- 今川かおる
札幌控訴審の判決言い渡し期日が近づきました。傍聴、そして報告集会へのご参加をお待ちしています。
■2月6日(木)午後2時30分から@札幌高裁805号法廷
*傍聴は抽選が予想されますので午後2時までに、高等裁判所(地方裁判所と同じ建物です)の1階へご集合ください。
■報告集会は、午後6時30分から@エルプラザ3階ホール(北8条西3丁目)
※詳しくは添付のチラシをご覧ください。
以下に、昨年10月10日の植村さんの法廷での最終意見陳述の核心部分の概要をご紹介します。この訴えが届き、公正正当な判決が出ることを願って。
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>「捏造」は間違いであると知りながら意図的にでっち上げることであり、誤報とは違います。
「捏造」と断定するためには、間違いと知っていて意図的だったかどうか、その認識が問われます。
しかし、櫻井さんが捏造の根拠として示した3点の訴状、ハンギョレ新聞、月刊『宝石』には、私の認識を示す記述が一切ありません。
>櫻井さんが、私の記事を「捏造」と断罪するからには、確かな取材と確かな証拠が必要でした。
しかし、櫻井さんは私の記事を「捏造」と断定する直接的な証拠を何一つ示せていません。
私に一切取材せず、金学順さんら元慰安婦に誰一人会いもせず、「韓国挺身隊問題対策協議会」にも、私の義母にも、取材していません。
したがって、私の記事を「捏造」とか「捏造の疑い」とは絶対に書けません。
櫻井さんには「真実性」はおろか、「真実相当性がある」と言えるファクトが、ひとつもないのです。
しかし一審では「真実相当性」があるとして、櫻井さんを免責してしまいました。極めて異常な判断です。
>この判決が高裁でも維持されるなら、ファクトに基づいて伝えるジャーナリズムの根幹が崩れてしまいます。
ろくに取材もせずに「捏造」と決め付けることが自由にできるようになります。第二、第三の「植村捏造バッシング」を生みかねない、悪しき判例になってしまいます。
その先にあるのは「報道の自由」が弾圧されるファシズムの時代ではないでしょうか。
>私は捏造記者ではありません。裁判所は人権を守る司法機関であると信じております。
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