“「節電しないと今夏、大停電」もウソ―週刊東洋経済が記事掲載”など 地震と原発事故情報 その91
- 2011年 6月 11日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
4つの情報をお知らせします(6月10日)
★1.『原発汚染水で太平洋岸を壊滅させるな!』山崎久隆
★2.『「節電しないと今夏、大停電」もウソ―
週刊東洋経済』
★3.『“スペースたんぽぽ”の準備すすむ-新しい会議室』
★4.『7/16-17浜岡原発NO・連帯ツアーに参加者が続々と』
★1.「原発汚染水で太平洋岸を壊滅させるな!
最優先として汚染水対策をせよ。海を殺すな!」
山崎久隆
(「ちきゅう座」では、http://chikyuza.net/archives/10500で掲載しました。)
★2.「節電しないと今夏、大停電」もウソ―週刊東洋経済が記事掲載
・原子力発電所の停止で大停電がやってくる―。夏の電力最盛期を1ヶ月後に控え、6月1日、スーパークールビズが始まった。今夏は原発事故を起こした東京電力だけでなく、九州電力「玄海」のように、定期点検中の原発も再運転が危ぶまれており、全国的に電力不足に陥るという予想が台頭。東電管内などでは、家庭や企業に対して「一律15%」の節電を要請する構えだ。が、一部では「夏の停電説は、原発が必要なことをアピールするプロパガンダではないか」との見方が広がっている。(中略)3・11原発震災後、今年の電力供給は一時危ぶまれたが、その後休止中の火力発電を立ち上げることで供給能力が回復。
現状では、今夏のピーク時電力需要予想5500万kwに対して、供給能力予測が5620万kwと、すでに想定需要を上回っている。(中略)「こんなにハイペースで引き上げられるのは、もともと能力を隠していたと勘ぐられても仕方ない」(業界関係者)。そもそも、3月に行った計画停電は、原発に加え火力発電が被災したことによる供給量の低下の影響も多かった。「頑張れば停電しなくて済む日もあったはずだ。東電や政府は、その情報を正確に伝えず、世論を操作したのではないか」と、名古屋大学大学院環境研究科の高野雅夫准教授は指摘する。
一方、政府の要請によって浜岡原発の全原子炉を停止した中部電力では、2011年度に占める原子力の電源構成はわずか12%。「原発を止めたとしても水力と火力だけで3000万kwの設備容量があり、今年のピーク容量見通しは賄える」(高野准教授)
夏場のピークといっても、「実際は夏場の数日間、しかも数時間程度。その9割は事業所が使用する。工場の休み時間を1時間ずらすなど、ピークを下げるやり方はいくらでもある」。(同教授) また、家庭部門でも、「電気湯沸かし器など、電力消費量の多いものを使うのをやめればバブル期の水準まで消費量を落とせる」。(出典、週刊東洋経済6月11日号)
・みんなで、「原子力がなくても電力は足りている」ということを、
しっかりと頭に入れましょう。
スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎と同じビル4F)講演会のお知らせ
6月21日(火)「今年も電気は足りている」
電力不足PR(実は原発推進したいPR)カラクリ、ゴマ化しを切る!
データを使って説明
18:30開場、19:00開催、21:00まで
お話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表) 参加費用:1000円
★3.「“スペースたんぽぽ”の準備すすむ
講座いくつも開設 募金趣意書づくり」
たんぽぽ舎が事務所を置くダイナミックビル(現在5F使用)の4F(約100平方m=60畳)が空き室となったので、今回思い切って、4Fも借りることになりました。「スペースたんぽぽ」と名付け、講座や学習会中心です。
たんぽぽ舎と運動的には連携ですが、会計(財政)は独立財政としました。
1ヶ月40万円の家賃+共益費(ガス、電気、水道代他)です。
6月21日(火)と22日(水)にオープン記念行事(講演会)をします。
募金趣意書も近日出来上がります。
多くの皆さんのご賛同とご利用をお願いします。
★4.「浜岡ツアーに参加者が続々
募集バス2台80名、現在44名申込み」
世界で最も危険な浜岡原発NO!連帯バスツアー
怒りのバス・ツアー 参加者募集中
7月16日(土)~17日(日)(1泊)
バス・宿泊格安 バス2台(予定) 先着80名
費用:9,500円(バス代、宿泊代、朝食代、国内旅行保険代含む)
・16日(土)朝8時30分JR品川駅(高輪口)集合
・17日(日)夕方静岡発~東京へ
石橋克彦氏(地震学者/神戸大学名誉教授)講演(16日1時~)
16日 午後1時・静岡労政会館 夕方・交流集会
17日 午前・浜岡原発と海岸見学
午後・全国集会・デモ(静岡市常葉公園)
申し込み:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
反原発自治体議員・市民連盟 T/F 03-5211-7199
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