断捨離のさなか(1)何を基準に捨てていますか
- 2021年 4月 25日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
二・三年前から始めていた、本や資料の整理なのだが、さっぱり片付かない。新型ウイルス蔓延のさなか、断捨離に専念できるかと思ったが、それもうまくいかない。引っ張り出すものに見入ってしまい、先に進まない。個人的にどうしても手元に残しておきたくて、捨てられないものが意外に多い。思い出のよすがに?残しておきたいものはスキャンしてパソコンに取り込めるものは取り込むんでいるのだが、よくもこんなものまで残しておいたとあきれる。「過去を捨てられない」「過去を引きずっている」自分とそろそろ決別しなければと思う。いったい何から手を付けてたらいいのだろう。
今のところの私の処理基準?は
順不同、思いつくままに、
①いまは、関心が遠のいているテーマの本で、ヤケがひどかったり、崩れそうだったりするものはよけて、なるべく古書店へ
②地域でかかわったミニコミ誌は、巻数がそろっていれば、立教大学の共生社会研究センターへ寄贈(続刊中のものは、逐次たまったところで送付している)
③歌集や短歌関係の雑誌は、未所蔵の図書や欠号の部分、欠号の多い時期のものを、了解を得て現代詩歌文学館や近代文学館へ寄贈、その他は適宜処分
④2番目の職場の公務員時代の役所側の資料はほとんど処分。労働組合関係資料は、比較的揃っている職場ごとの新聞や通信、サークル誌など、いま組合で整理にあたっているOBの方を通して、組合へ
⑤美術館や美術展のカタログ、文学館・資料館・博物館の展示カタログも大部なものは名残惜しいが古書店へ。演劇・映画のプログラム、チラシなど散逸、残っているものはとりあえずファイルへ
⑥美術館、博物館、観光地などで求めた絵葉書は、官製はがき代わりに使用中(好きな画家のは手離しがたく使い切れいかもしれない)
⑦手紙やはがき、年賀状、名刺など、適宜処分しながら、気になるものはホルダーへ
⑧内外の旅行時の資料やパンフレットは適宜処分
現在手元に残っている資料
①小学校からの高校までの教科書、ノート、絵などの作品で残っているもの(教科書以外はほとんど処分済)
②日記帳、手帳(この20年は三年手帳を使用)数十冊
③アルバム、写真ファイル数十冊
④自著及び自著収録の図書や雑誌
⑤自著やブログ執筆時に使用した図書以外の資料やコピー資料
⑥かかわった集会や研究会の報告資料ほか関係資料。参加した集会や研究会の資料
⑦大学時代のサークル誌や学科有志の会報、学園祭プログラムなど
初出:「内野光子のブログ」2021.4.24より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2021/04/post-4d6dba.html〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion10786:210425〕
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