■■6月12日 オンライン世界資本主義フォーラムのご案内・丸川知雄「米中対立の激化と中国の世界戦略」■■
- 2021年 5月 26日
- 催し物案内
- 世界資本主義フォーラム丸川知雄矢沢国光
みなさま 世界資本主義フォーラムの矢沢です。トランプからバイデンへの政権交代は、米中関係の緩和をもたらすどころか、米バイデン政権は「新彊ウイグル人権問題」「台湾安全保障」をふりかざし、米日印豪「クワッド」の対中国包囲網で「習近平中国の脅威」に対抗しようとしています。
20世紀前半の「戦争と革命の時代」から20世紀後半の「冷戦体制」を経て、世界はどこへ向かうのか。中国の経済について鋭い分析を発信し続ける丸川教授をお招きして、21世紀世界の動向を決める「米中対立」についての認識を深めたいと思います。
▼趣旨説明:
トランプ政権の必死の中国叩きにもかかわらず、中国のGDPは2016年にはアメリカの60%だったのが、2020年には70%へ上昇し、2021年は76%になる見込みである(IMFの4月の予測による)。今後10年のうちに米中逆転が生じる可能性が高まってきた。
アメリカのバイデン大統領は、自分の任期中は米中逆転を許さない、と中国包囲網の構築を図り、中国は攻撃的な外交を強めている。
実現すれば100数十年ぶりとなる世界の首位国の交代は、果たして平和裏に進むのか。
本報告では、経済と技術の側面から、米中競争の現状を分析し、将来を展望する。(丸川知雄)
●主催 世界資本主義フォーラム
https://www.worldcapital.online/
●日時 2021年6月12日(土)午後1時30分~4時30分
●テーマ:「米中対立の激化と中国の世界戦略」
●講師 丸川知雄
1964年東京に生まれる。1987年東京大学経済学部卒業。アジア経済研究所研究員などを経て、東京大学社会科学研究所教授。中国経済。『現代中国経済』(有斐閣2013年)の改訂版『現代中国経済・新版』(有斐閣)を7月刊行予定。『パックス・シニカ(仮題)』を執筆中。5月に『タバコ産業の政治経済学』(昭和堂)を刊行。
●参考:以下の丸川教授の発言・論文を、ネットで読むことができます。
コラム 中国経済事情 迫りくるもう一つの米中逆転
[ニューズウィーク2021年05月05日]
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2021/05/post-71.php
・新疆の人権状況を改善するにはどうしたらよいのか?
[ニューズウィーク日本版2021年2021年04月20日]
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2021/04/post-70.php
・新疆の綿花畑では本当に「強制労働」が行われているのか?
[ニューズウィーク日本版2021年04月12日]
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2021/04/post-69.php
・爪を隠した中国の経済展望
[『中央公論』2021年5月号より抜粋2021年4月12日]
https://chuokoron.jp/international/117218.html
・米中GDP逆転を目前に下手に出てきた中国
[ニューズウィーク日本版2021年3月17日]
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a6be11e880bbf92326973ed473df0acb4385c0c?page=1
・2020年、世界は「中国の実力」を見せつけられた
[ニューズウィーク日本版2021年02月17日]
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2021/02/2020.php
・アントとジャック・マーは政治的にヤバいのか?
[ニューズウィーク日本版2021年01月20日]
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2021/01/post-68.php
・バイデン政権は米中貿易戦争を継続しない?コロナをきっかけに中国が米国を逆転すると考えられる理由
[エコノミストONLINE 2021年1月9日]
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210105/se1/00m/020/049000c
・米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない
[ニューズウィーク日本版2020年09月08日]
https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2020/09/post-65.php
・中国「ポストコロナ」も火種燻る[2020年3月24日]
https://www.chemicaldaily.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%80%8C%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%80%8D%E3%82%82%E7%81%AB%E7%A8%AE%E7%87%BB%E3%82%8B%E3%80%80%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%83%BB%E7%A4%BE/
・2020年代における中国の産業政策[2021年01月13日]
https://spc.jst.go.jp/experiences/special/economics/economics_2101.html
・中国は市場経済に向かっているのだろうか?中国の産業政策を考える[2019年6月]
https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/china_research_conference/2015/china2015_02_01.pdf
・「『中国製造2025』と中国のイノベーション」
[CIGSセミナー 2019年2月7日]
https://cigs.canon/event/report/20190215_5577.html
・第4章 中国経済の拡大と反グローバリズム
[平成30年(2018年)度外務省外交・安全保障調査研究事業 反グローバリズム再考:国際経済秩序を揺るがす危機要因の研究「世界経済研究会」報告書]
http://www2.jiia.or.jp/pdf/research/H30_World_Economy/
・中国企業の革新力(上) 市民ニーズ 民主導で対処
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO32655210V00C18A7KE8000/
[日本経済新聞 経済教室2018年7月6日]
・中国の民間企業発展の政治経済学
[財務省研究会 2016年1月19日]
https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/china_research_conference/2015/china2015_02_01.pdf
・中国の国有企業─「問題」から「パワー」に転換したのか─
[JR Iレビュー 2013 Vol.3, No.4]
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/6641.pdf
・「北京コンセンサス」[外務省外交専門誌「外交」Vol.10 連載・ことばの深層 2012年]
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/gaikou/vol10/pdfs/gaikou_vol10_30.pdf
・中国経済は転換点を迎えたのか?――四川省農村調査からの示唆
[大原社会問題研究所雑誌 2010年2月号]
http://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/images/oz/contents/616-01.pdf
・中国自動車産業の部品供給と企業立地 2006年11月
http://www.agi.or.jp/workingpapers/WP2006-21.pdf
・第2章 自動車産業の高度化[アジア経済研究所2007年]
http://210.148.106.167/library/Japanese/Publish/Download/Report/pdf/2006_04_11_02.pdf
・日本企業が直面する中国の競争環境
[JICA2004年11月18日]
https://www.jica.go.jp/jica-ri/IFIC_and_JBICI-Studies/jica-ri/publication/archives/jbic/report/review/pdf/22_03.pdf
●ZOOMによるオンライン方式で実施します。
参加方法
(1)どなたも参加できます。参加費500円(あと払い)
(2)前日(6月11日)までに、
■氏名
■オンライン参加する際のメール・アドレスを書いて、矢沢 yazawa@msg.biglobe.ne.jp 宛に、メールをください。
(3)6月12日 午前10時頃までに招待メールを送信します。URL[ネット上のアドレスを示す文字列]をクリックして「ミーティングに参加する」をクリックすれば、自動的につながります。
※当日、万一、招待メールが届かなかったら、090-6035-4686矢沢まで電話ください。
(4)ZOOM接続が初めての方は、事前に接続予行することをおすすめします。矢沢まで、連絡ください。
●問い合わせ先 矢沢国光 yazawa@msg.biglobe.ne.jp 090-6035-4686
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矢沢国光(やざわくにてる)
yazawa@msg.biglobe.ne.jp 携帯 09060354686
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