【案内】経産省批判(エネ計基本政策分科会)+UNSCEAR批判(2020年報告)
- 2021年 7月 20日
- 催し物案内
- 木村雅英
2020年7月2日
原発は、リスクをコントロールできない、レジリエンスを維持できない!
~第44回基本政策分科会(6月30日)で山口彰委員が再エネにブレーキ~
https://www.jca.apc.org/~kimum/METIno176.html
経産省が6月30日に50日ぶりに基本政策分科会を再開、「2050年カーボンニュートラルの実現に向けた検討」と題して、再生可能エネルギーの進展シナリオを議論した。
委員の質問に入ると、プレゼンに好意的な意見もあるものの、再エネ進展に足を引っ張る意見が多発。委員の選定に大きな問題があることを感じさせた。
中でも、山口彰委員(東大、原子力)の原子力発電推進の為の批判意見が見苦しい。
山口委員は、再エネシナリオに対して、「リスクをコントロールできるか」、「レジリエンス(復元力、回復力)を維持できるか」を明らかにするべきとおかしな主張をした。
◎原子力ロビーによる放射線被曝の押付けを拒否しよう! その34
2021年7月19日
UNSCEAR2020年報告に騙されてはいけない
~黒川、榊原、牧野、平沼らが指摘する「被曝影響評価をめぐる問題群」~
https://www.jca.apc.org/~kimum/HIBAKU034.html
岩波科学6月号特集「被曝影響評価をめぐる問題群」が興味深い。UNSCEARをはじめ国内外の組織・個人が、福島における被曝影響を小さくみせようとしている。とりわけ国連科学委員会のUNSCEAR2020年報告に潜む歪みと、およそ科学者といえない早野龍五氏の著作や言動に、騙されてはいけない。
以下では目次を参照しながら、一部論者の主張を要約して紹介する。
◎なお、エネルギー基本計画に関して次の行動も予定しています。
7.21抗議行動~第6次エネルギー基本計画に原発ゼロを書きこませよう!
「脱炭素の為に原発残そうキャンペーン」を許すな、原発による放射能汚染が最大の環境破壊
経産省総合資源エネルギー調査会基本政策分科会で第6次エネルギー基本計画の検討が続き、
7月13日(火)15時から第14回目(通算第46回)の会合が開催されます。地球温暖化対策を口実に原発を残そうとする分科会に対して「原発はクリーンではない」「核ゴミを増やすな」「事故をくり返すな」「脱原発を書き込め」と訴えます。2020年12月14日、12月21日、2021年1月27日、2月24日、3月24日、4月13日、22日、28日、5月13日、6月30日、7月13日に続く12回目の抗議行動です。
【抗議行動】
7.21抗議行動~第6次エネルギー基本計画に原発ゼロを書きこませよう!(第12回)~
第46回総合資源エネルギー調査会基本政策分科会に呼応
7月21日(水)16時00~17時00分、経産省本館
主催:経産省前テントひろば
木村雅英 KIMURA Masahide e-mail : kimura-m@ba2.so-net.ne.jp 携帯TEL : 080-5062-4196 Twitter : @kimuramasacl 経産省・規制委・放射線被曝の批判ページ:http://www.jca.apc.org/~kimum/
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