<本日>【緊急 官邸前抗議】宮古島へミサイル搬入させてたまるか!!
- 2021年 11月 10日
- 催し物案内
- 杉原浩司
ミサイル・弾薬の搬入が強行されようとしています。住宅地域から200メー
トルしか離れていない保良弾薬庫などへの搬入が狙われています。「住民の生命・財産・暮らしを守る」と選挙で公約していた座喜味一幸宮古
島市長が8日、海上自衛隊輸送艦の平良港の使用を許可したことを公表しま
した(5日に容認)。搬入中止を求める住民から強い抗議の声があがってい
ます。
「台湾有事」が煽られ、自衛隊の参戦が公然と叫ばれる中、戦争の危険を高
め、住民にリスクを押し付ける軍拡を認めるわけにはいきません。
本日10日夕方に緊急の官邸前抗議が呼びかけられています。可能な方はぜひ
ご参加、ご取材ください!
◆沖縄防衛局、岸防衛大臣に抗議の声を!
↓ ↓ ↓
沖縄防衛局 (TEL)098-921-8131
岸信夫防衛大臣[国会事務所] (FAX)03-3508-3237
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【緊急 官邸前抗議】
宮古島へミサイル搬入させてたまるか!!
11月10日(水) 18時~
首相官邸前(国会議事堂前駅)
宮古島の人びとの平穏な安心できる暮らしを守ることは、アジアの未来の平和
へ希望をつなげることでもあると思います。ぜひご参加を!
呼びかけ:島じまスタンディング
<関連>
宮古島市民「裏切り」「仕方ない」 陸自弾薬搬入・平良港使用許可
(11月9日、琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1420598.html
※以下に「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」による沖縄防衛局への要
請書をご紹介します。
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2021年11月8日
沖縄防衛局長 小野功雄様
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会
共同代表 仲里成繁
十分な説明と情報公開のない宮古島へのミサイル・弾薬搬入の中止を求める要請
防衛省は市民の声を無視して、11月14日の保良弾薬庫へミサイル・弾薬の搬
入を通告してきた。
宮古島市民はこれまで、基地の配備に伴うリスクについて具体的に不安と懸
念を表明してきたにも係わらず、それを無視して千代田では、「造らない」と
説明した弾薬庫を造り「入れない」といった弾薬を搬入した。千代田の駐屯地
用地取得をめぐる贈収賄容疑で前市長が逮捕されているが、その全容も明らか
になっていない。市民は防衛省に対して住民説明会などで千代田の駐屯地用地
取得や保良訓練場・弾薬庫の用地取得には利権が絡み不正の疑いがあることを
訴え続けてきたが、防衛省はその声を無視してきたことが贈収賄事件に繋がった。
保良弾薬庫の建設では用地取得もしないまま工事に着工し、弾薬庫3基建設
予定が2基のみの完成で、未完成のミサイル基地となっている。そこへ十分な
説明も詳細な情報の公開をすることもなくミサイル・弾薬の搬入をすることは
認められない。そもそも「住民の安全・安心を守る」といいながら、集落から
200メートルしか離れていない場所に危険な弾薬庫を建設することは無謀である。
宮古島市民は、先の市長選挙で座喜味一幸氏を市長に押し上げた。座喜味市
長は、「必ずしも十分な理解が得られていない陸自駐屯地配備弾薬庫建設につ
いては知事と連携し、丁寧な説明を国に求める」ことを合意して立候補した。
さらに、「陸自駐屯地建設が明らかに『住民の生命・財産・安全な暮らしが守
れない』場合には、市長として工事の中止や運用の停止を求めます」と発言し
てきた。
防衛局がこれまで宮古島市民と下地敏彦前市長、市議会議員に説明してきた
配備計画と現在の配備内容には大きな乖離がある。防衛局はミサイル部隊の配
備や駐屯地と弾薬庫の運用による市民のリスクについて全てを明らかにして、
その対策方法を市民に指し示すべきである。よって、下記のとおり要請する。
記
1.宮古島市民への十分な説明と情報公開のないミサイル・弾薬搬入の中止を求める。
2.陸上自衛隊ミサイル部隊配備に関わる説明会を宮古島市民に行うこと。
以上
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