被ばくの島マーシャルのサンゴと人と海と 福竜丸展示館で企画展
- 2021年 11月 16日
- 催し物案内
- リベラル21核第五福竜丸
都立第五福竜丸展示館(東京都江東区夢の島2丁目、 夢の島公園内)で「被ばくの島マーシャルのサンゴと人と海と」と題する企画展が、2022年3月21日まで開かれています。
平均海抜わずか2メートルの太平洋マーシャル諸島は、今世紀末に国土の80%が水没すると言われています。過去には、このマーシャル諸島で世界的な大事件がありました。1954年の「ビキニ被災事件」です。諸島内のビキニ環礁で米国の水爆実験が行われ、島民と、洋上で操業中だった静岡県焼津のマグロ漁船・第五福竜丸の乗組員が、水爆実験による放射性降下物を浴びて放射能症になりました。福竜丸無線長の久保山愛吉さんが死亡しました。
気候変動と核兵器は、私たちが向き合わなければならない重大な問題です。
会場では、フォトジャーナリストの島田興生さん、プロダイバー・環境活動家の武本匡弘さん撮影の写真と、両氏の解説により太平洋の島々に迫る危機を見ることが出来ます。
◆開館時間:9時30分~16時
◆休館日:月曜日
◆入館料:無料
◆交通:東京メトロ有楽町線・JR京葉線・りんかい線の「新木場駅」下車、徒歩10分
◆電話:03-3521-8494
★関連企画 映画&トーク
日時:11月21日(日) 於第五福竜丸展示館
映画上映:「故郷を追われて―核被害と温暖化のはざまに生きるマーシャルの人びと―」
(坂田雅子監督最新作・30分)
上映時間:①13:00(上映後、監督のトークあり) ②15:00
参加:無料
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