【オンラインセミナー】ミャンマーの今 なぜ止まらない日本からの資金
- 2021年 12月 13日
- 催し物案内
- 杉原浩司武器取引反対ネットワーク:NAJAT
【オンラインセミナー】
クーデターから10ヶ月、ミャンマーの今 なぜ止まらない日本からの資金
http://www.mekongwatch.org/events/lecture01/20211213.html
2021年12月13日(月)19:00~21:00
2月1日にミャンマーで国軍によるクーデターが発生してから、民主化を求める
市民に対し国軍による苛烈な弾圧が続いています。国軍による非道な行為は、
クーデターから始まったものではありません。国軍は、これまでも軍事作戦の
一環として紛争地帯に住む一般の人たちに対し、性暴力、超法規的殺害、強制
労働や強制移住などを行ってきました。国軍による人々への弾圧は、長期にわ
たり国際的に注目される大きな問題となってきました。しかし、日本政府は、
1950年代から開発援助を行う中、国軍の非道な行為に目をつぶり、欧米諸国が
国軍に制裁を課した1990年代ですら、政府開発援助(ODA)の供与を止めませ
んでした。更に、ガス田の開発に参加し、生産を開始した2000年から10年以上、
当時の軍事政権にその利益を提供していました。
そしてクーデター以降、このまま継続すれば、国軍を利する可能性が高い事業
が複数あるにも関わらず、日本政府は対ミャンマーの経済支援を見直してはい
ません。今回のウェビナーの主催団体はこれまで、日本政府やミャンマーへの
進出企業に対し、従来の経済支援や投資を見直すよう、要請してきましたが、
残念ながら未だに具体的な対応策が明示されず、国軍の非道な行為と資金的に
繋がる状況となっています。
今回のウェビナーでは、ミャンマーの人権活動家からのビデオメッセージを紹
介するとともに、研究者や宗教者、NGOメンバーがそれぞれこれまでの状況を
概観します。そして、日本政府を動かすため、主催団体が今後取り組む署名活
動についてご紹介します。
日時
2021年12月13日(月)19:00~21:00
プログラム(予定)
【第一部】
・ビデオメッセージ:キンオーンマー氏
(民主化・人権運動家。NGOプログレッシブ・ボイス諮問委員会議長)
・ミャンマー政治の現状と今後の展望~軍の対応を中心として:伊野憲治氏(北九州市立大学教授)
・祈りの場から届く人々の声:渡邊さゆり氏(マイノリティ宣教センター共同主事)
【第二部】
・ミャンマー国軍と日本の経済支援
ガス田開発(イェタグン)、都市開発(Yコンプレックス)、経済特別区(ティ
ラワ):メコン・ウォッチ、FoE Japanより報告
・ミャンマー国軍の資金源を断て:署名開始のお知らせ
<申し込み>
◆こちらのリンクから必要事項をご登録ください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_usXA5l14SOm5NjIZAA7aHg
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
参加費 無料
【主催】
アーユス仏教国際協力ネットワーク、国際環境NGO FoE Japan、日本国際ボランテ
ィアセンター(JVC) 、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)、メコン・ウォッチ
<問合せ先>
メコン・ウォッチ
電話: 03-3832-5034 info@mekongwatch.org
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