テント日誌12月16日版
- 2021年 12月 20日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
なんだか今日は沢山の雀のおでましでした 12月10日(金)
今日、Sさんは講演会があって休みでしたので、前半は女性4人で担当です。私は朝遅れて行ったら荷物の準備はほとんど終わっていました。椅子などをたくさん持っていくと重いし、少ないと金曜日は抗議行動があり参加者が多いので足りなくなるし、悩ましいところです。だんだん年をとるとすぐ座りたくなるけど、荷物を移送するのは大儀になるし、どうしたらいいかと試行錯誤します。経済産業省前に行くとOさんが「トイレで知る、考える」カレンダーを届けに来てくれていて、セットを手伝ってくれました。セットも工夫しながら試行錯誤です。今日はいつものメンバー以外はOさんだけで、レジェンドSさんも姿が見えず、金曜日にしてはやや少なめの人数です。
けれど天気が良い気持ちのいい日です。木を切ってしまったので陽が当たりぽかぽかしています。スズメがたくさんやってきて足元をあちこち歩いた後で、経済産業省の銘板?看板?石碑?の上に一列に綺麗に並んで、仲良く過ごしていました。どうして今日はスズメがたくさん来るのだろうと話していましたが、可愛い姿です。それから東京テレビ?の人が経産省を撮影していました。何かあったのかと思って聞いたら、特に何も事件とかはないそうです。それからすこしずつ人が集まり、だんだん寒くなりました。今日は新しい収納ボックスがあり、バナーも修理され、昨日もらったせんべいもたくさんあって、世の動きは不穏で暗くなりがちですが、穏やかな半日でした。(H・M)
侵略の歴史を総括せず外国人の人権侵害をし続ける日本 12月10日(金)
2時からの「国連人権勧告の実現」(参議院議員会館講堂)に参加、かつての植民地政策を総括できていない日本が今も排外主義と人権無視の政策を続け、ひどい入管制度・実習生制度で、使い捨て外国人・人権なき移民国家を続けていることを指宿昭一弁護士から聞く。経産省前に移動し、座り込み後「原発いらない金曜行動」ちらし20部を配布。
寒空の中で経産省抗議行動を開始。Yoさんが上記院内ヒアリング集会で朝鮮学校差別も取り上げられたこと、今の日本のひどい状態を再確認。12.5「老朽原発そのまま廃炉」全国集会・御堂筋デモの参加報告、12.7院内ヒアリング集会<放射能汚染水「海洋放出」は許されない>で経産省・環境省・外務省・規制庁・東電に地球を汚すなと訴えたが満足な回答が得られなかった報告、12.8「原発・核燃サイクルの即時中止を」院内集の紹介。続いて、Kuさんから東海第二原発いらない一斉行動のアピール。明くる11日の午後には経産省前テントひろばでチラシまき、また私も地元駅前でチラシまきをする。Taさんからは「こどもがあぶない=>東日本12県の主要病院で水頭症が増え続けていると警告、東電も株主も投資銀行も3.11事故の責任を一切とっていないと怒り。
いつもの様に「座込め、ここへ」と「水に流すな」を歌い、「汚染水を海に流すな」「核のゴミ増やすな」「全ての原発を廃炉に」…のコール。続いて、Hiさんが今の憲法改悪の政治情勢を憂い、Kiが萩生田からの圧力を受けたメディア状況を憂い、Yoさんが今の自公政権と維新の右傾化を危惧し小型原発問題を心配し、Miさんが憲法審査会の歴史を振り返り憲法改訂の案を出せることになってしまった今の審査会を憂い皆が注目する様に訴え、Kiが自公政権による行政不服審査法を悪用した沖縄県の地方自治ないがしろへの怒り。
最後にRaさんが『NONUKES VOICE』最新30号の表紙に斎藤美智子さんの座り込み写真が載り、脱原発テントひろばの写真とともに乾喜美子さんの文が掲載されていることを紹介し、Ozさんがサンケン電気闘争で半年近くも不当拘留されていることへの怒りを表明。年末・年始の予定(12.28抗議納め、12.29~1.3休日座り込み、1.4抗議初め)を確認し、経産省への抗議コールで締めくくった。イロハネットの人たちの応援で荷造りし、荷揚げはKuさんと。ラーメン屋さんでお疲れ一杯、Raさんも合流。 (K.M)
冬の気配を感じさせる落葉 12月11日(土)
風もなく暖かかった。夏とは違い葉を落とした樹々は陽光を通してくれるのでより暖かい。冬の気配を感じさせるのは落ち葉の数だけ。
今日は東海第二原発はいらない第2回一斉行動の日。Kさんがチラシを配ったが通行人自体があまりに少なかったのが残念だった。 (O・O)
新型株も発生、コロナの行方は 12月12日(日)
12/12晴れ。本日は、霞が関二丁目交差点ではなく、名実ともに「経産省」正門前に座り込み。日当たりも良く、気分も良好。世間の噂では、感染者は減少しているというが、新型株の感染者も現れており、相変わらず先行きは不透明。店は夜も開き始め、人通りも増えてはいるが、所詮は経済的な都合であり「安全、安心」の科学的な裏付けなど、一切無い。「本当に大丈夫なの?」こうしてみると、景気の動向予想などチョロいものだ。適当に予想していれば、それで済む。外れても知らぬふり。予想が外れて損をする人はいるだろうが、大勢の人が死ぬことは無いだろう。「腹を読めない」ウイルスが相手では、近代文明は未だに無力。ウイルスの億年単位の歴史に比べたら、人類など一千万年にも満たない「超」新参者。本日の顔ぶれは、E藤、S藤、F原、M島、S本、N瀬、Y脇、伝説のS藤、川柳界の若手(を自称する)R師匠、私(T崎)。
寒さの増す座り込み年末に向けて防寒を 12月13日(月)
東北・北海道では前も見えないぐらい吹雪いている毎日だが東京でも今日から寒さが厳しくなってくるという天気予報なのでポットにお湯を詰めて経産省前に出掛けた。空は雲一つない快晴で太陽が照っているのだがそれ以上に冷たい北風が吹いているので肌寒さを感じる。
風の強さにバナーを括り付けるのに苦労したが何とか出来た。のぼりを椅子に付けたがそのままでは風でひっくり返されるのでリュックなどの重しを載せて凌いだ。今日の齋藤さん。このところ(月)には欠かさず来ていたので今日も来るのではないかと待っていたが来ない。Mさんが国会前の座り込みに行ったのではないかと様子を見に行ってくれたが誰もいなかった。寒いので中止したのでしょう。家に電話しても出ない。やっと通じたのは3時半ごろ。「国会前の座り込みに行ったが誰もいなかった。経産省前に行こうと思ったが腰の痛みが強くて帰って来た」とのことでした。「齋藤さんらしい!」。皆、あきれました。
この寒さもあり参加者は吉良よし子サポーターの二人と担当者4人。帰る直前に英語講師の先生が仕事前だからということで寄ってくれました。3時まで太陽が照っているときはまだ我慢できたが金融庁ビルに隠れると一段と寒さが身に染みてきた。頼みのポットのお湯も生ぬるくなっていてダメだった。もう一工夫しなければ!と思った今日の座り込みでした。(保)
雨の中、冷たいこころを吹き飛ばしてくれた出来事 12月14日(火)
冷たい雨の中でのセッティングが終り、暫くすると「淵上さんの遺稿集」と西尾正道さんの書籍「被曝インフォデミック」を川崎からこの雨の中をわざわざ購入のためという人が来られた、あいにくこの日は持参して来なかったので、事務所までご同行して頂き、お渡しする事が出来ました、この人はテントがあった当時に、経産省包囲の人間の鎖に参加した事がありましたと言っておりました。いつ何時この様な事が起こるか解らないので、準備は常にしておくものだと反省しきりです。
次に来た人は、経産省正門前で毎日抗議の座り込みは相手にとっては、かなり効いているはずだ、また通行人に対してのアピール効果は大きいと嬉しい話を長時間にわたりして行きました。撤収時には、幸い雨も上り上記のような事もあり寒さも吹っ飛んだ一日でした。 (Y・R)
泉岳寺へお参リ帰りのお土産をいただいて 12月15日(水)
今日の天気は昨日までの悪天候とは打って変わって雲一つない快晴であった。気温15℃、湿度50%。しかも経産省前独特の強風もなく、3時まで穏やかな座り込みであった。
1時半過ぎに規制庁の抗議行動を終えたKaさん、Kuさんが来られた。Kuさんは昨日、雨の中、例年通り泉岳寺へお参りに行って来たそうでお土産のお饅頭を差し入れてくださった。皆で美味しく頂いた。Kuさんはほかの集まりでご一緒したNaさんを座り込みに誘ってくださった。江東区でミニコミ紙を週1で発行されておられ、1部頂く。カンパまでいただく。都合が出来たときに寄っていただければとお願いした。
何時も病院の帰りに寄ってくださる女性が「少なくて済みませんが」と言ってカンパしてくださった。有り難いことです。テントニュースをお渡しする。
3時前にはMiさんが重そうな荷物を持ってきた。中身は沢山の差入れ品であった。みかんを皆に食べてもらいましたが食べきれないので残りを事務所に置きました。暖かかった座り込みであったが3時を過ぎると太陽が金融庁ビルに隠れた。途端に寒くなってきたので厚手のジャンパーを着ました。3時半には風も出てきて寒さも増してきました。矢張り冬だと感じさせられた瞬間でした。(保)
国会では憲法審査会がひらかれた 12月16日(木)
セッティングをしていると、今朝の9時50分より衆議院第二会館で行われた、憲法審査会での「改憲発議阻止!国会前緊急行動」に参加された3名が来られてお手伝いをしてくれまして大変助かりました。
本日の当番は、怪我や来られない人がいて前半・後半合わせて3人でしたが、短時間ずつの座り込み者は、西武ユニオンのお二人、Mnさん、Okさん、英語の先生、肉球新党の人や上記の3名等が来られて、話はもっぱら、森友問題の財務省公文書改ざん事件裁判の事、赤木雅子さんはお金が欲しかったわけではなく賠償を求める形にしないと裁判にならないから請求はしたが、本当に望んでいるのは真相の解明だ、その不都合を隠すため国は、請求額を満額(1億1000万超)承諾してこの裁判の強制終了をはかった。そこで赤木雅子さんは、普通なら原告が勝利なのだが「ふざけんな!と思いました。惨敗したような、大負けに負けたような気持ちです」と激しい言葉を発したようです。
国との国賠訴訟は終わっても、まだ佐川元理財局長との裁判が残っている、闘いはまだまだ続く、何としてもこの事件の真相を暴かなければならない。 (Y・R)
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●12月20日(月)13時~17時 集会院内&政府交渉
原発・避難計画の実行性を問う 参議院議員会館行動にて
報告:茨城・千葉他各地からの報告
交渉:内閣府原子力防災担当・原子力規制庁(予定)15時30分~
主催:原子力防災を考える会@茨城他
●12月24日(金)経産省抗議集会(毎週金曜日)
17時~18時 経産省前テントひろば
●12月26日(日) 脱原発青空川柳句会
12時 経産省前テントひろば 選者;乱鬼龍
●12月28日(火) 経産省前抗議集会 15時~16時30分
16時~17時 (12月31日は休みます)
●12月29日(水)~1月3日(祝)は12時~3時の座り込みとなります
●1月4日(火) 新年はじめの抗議集会 是非参加を
15時~16時30分(いろいろの催しがあります)
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