Let’s Join Hands 4月19日 おたより 注目の本 番組 紹介させていただきます 添付なし
- 2022年 4月 20日
- 交流の広場
- 江口千春
<注目の本です> 「ヘルシンキ生活の練習」朴沙羅著 筑摩書房
フィンランドの暮らしの断片を、教育現場のスキルと信念を、見事にとらえた一冊です。
目からうろこ、楽しく読めます。お読みの方、ご感想を!
<必見の番組かと思います>
◎忘れられた戦場 ミャンマー 泥沼の内戦
「忘れられゆく戦場〜ミャンマー 泥沼の内戦〜」NHKスペシャル :4月17日
去年2月のクーデター以降、ミャンマー軍の弾圧の実態に迫り、国内外で反響を呼んだNHKスペシャルの第3弾。その後ミャンマーでは内戦が激化し泥沼の様相を呈している。抵抗勢力の若者たちが武装してゲリラ戦を展開。対する軍は住民を巻き込んだ無差別な攻撃を繰り返し、60万人以上が家を追われる人道危機に直面している。世界の関心がウクライナ危機に集まる中、アジアでも悲劇が続いているのだ。忘れられゆく戦場の今に迫る。
軍事クーデターで政権を奪った政府軍は、抵抗勢力を殺戮し、市民も攻撃しています。政府軍の武器はロシアと中国から。抵抗勢力は一部少数民族とともに手製銃で闘っています。
<ご覧になられましたか。必見と思います>
◎魔法の素材”が舞う~プラスチック大気汚染~ RKB報道スペシャル” 2020/11/05
大気中には、目に見えないほど小さなプラスチックが漂っている
驚くべき実態が最新の研究で明らかになってきた。福岡工業大学の研究 チームは、福岡市内と九州の山間部で大気中のマイクロプラスチックを検 出。海外の大都市や北極でも、その存在が報告されている。プラスチックは、自在に形を変え、硬くも柔らかくもできる。しかも、安価だ。そんな“夢の素材”の誕生で、私たちの暮らしは劇的に便利になった。
その一方で、世界で使い捨てされるプラスチックの量は、年間3億トン以上に上り、深刻な海洋汚染を引き起こしている。
今回、海だけでなく、大気中でも確認されたたマイクロプラスチック。専門家は、呼吸によって私たちの体内に入り込んでいる可能性を指摘する。一度体内にとりこまれたプラスチックは体外に排出することができないという。健康被害はないのか。私たちに忍び寄る“夢の素材”による大気汚染。その実態を、氷の結2020年5月31日放送 日本民間放送連盟賞ラジオ報道番組部門優秀賞受賞 youtube 動画あります。
https://www.youtube.com/watch?v=0pVyxtQTXtI
<おたより紹介>(一部略にて)
◎「旭川の女子生徒いじめ凍死事件の記事ありがとうございます。イギリスなどではいじめた人への対応をきちんとしていていじめている人を学校から切り離しカウンセラーが話を聞き、被害者を守っています。いじめる方に問題があるという認識です。日本は被害者を守らないので自殺がでます。悪いのはいじめをする方だという認識を教員がもたないとだめですね。いじめは虐待にあたる、暴力などしたら犯罪という認識をみなが持たないといけないと思います。」安藤さんから
(江口の感想です)
「亡くなった子は、集団いじめのターゲットにされ、生きる力を奪われたんですね。加害者になった子どもの人生は?いじめ事件を次々に生み出してしまう土壌は?この社会の家庭の学校のどんな環境が問題なのかを考えざるを得ません。インターネットのこんな利用も怖いですね。学校も家庭も、教育政策も、豊かな遊び・自然・人間体験を奪ったり、合わないことをやらせたり、過度の競争を強いていないかを振り返り、個々尊厳を確保するよう努めながら子どもに向き合ってほしいと思います。全国一斉学力テストは必要でしょうか。すぐにでも子どもを守るためには、子どもや親が安心して相談できる場が学校の中にも外にも必要とも思います。」
◎杉尾敏明さんの奥さんの文子さん(大阪)から、情報発信への励ましとカンパをいただきました。おたよりの中に、「琉球遺骨返還請求訴訟の裁判を傍聴しています。」とありましたので、ネットで調べました。ご存知でしょうか。ご興味があれば下記サイトを見てみてください。
「琉球人のご先祖の遺骨返還を」訴訟をめぐるストーリー」
https://www.mbs.jp/eizou/backno/21092600.shtml
◎ 横浜子どもを守る会の五十嵐さんから、昨年の母親大会の記念講演の一部、「沖縄で弁護士をしている仲山さんの講演。<命の尊厳が保障される社会をめざして>を送っていただきました。日本国憲法と九条が、戦争のない世界を実現する世界史の歩みの中に位置づけて提起。次号で紹介させていただきます。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。