【10.3院内集会】これからどうなる?!経済安保法~暴走を止めるために今知るべきこと
- 2022年 9月 29日
- 催し物案内
- 杉原浩司武器取引反対ネットワーク:NAJAT
された土地規制法は、「経済安全保障」の一部として位置付けられています。
そして、経済安保法の基本方針なども、パブコメで出された批判的な意見を無
視する形で、まもなく閣議決定される見込みです。
第2回「経済安全保障法制に関する有識者会議」(9月12日)に提出されたパブ
コメ概要。最終的なまとめは閣議決定と同時に公表予定↓
基本方針・基本指針(サプライチェーン・技術)のパブリックコメント概要
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/keizai_anzen_hosyohousei/r4_dai2/siryou1.pdf
猛スピードで危険な運用へと向かう経済安保法について、多角的に検討し、今
後の課題を共有したいと思います。臨時国会開会日と重なりました。ぜひご参加、
ご視聴、ご取材ください。
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<10.3院内集会>
これからどうなる?!経済安保法~暴走を止めるために今知るべきこと
https://kosugihara.exblog.jp/241593208/
10月3日(月)
12時~13時30分
※11時30分から通行証を配布
参議院議員会館101会議室(永田町駅、国会議事堂前駅)
資料代 500円
オンライン参加可(申し込み不要)
https://twitcasting.tv/keitarou1212
【発言】
「歴史から見たスパイ防止法の危うさ」
纐纈厚さん(山口大学名誉教授)
<プロフィール>
現在、明治大学国際武器移転史研究所客員研究員、山口大学名誉教授。著書に
『防諜政策と民衆』(昭和出版)、『憲兵政治 監視と恫喝の時代』(新日本
出版社)、『現代史と「国家秘密法」』(共著、未来社)等。
「セキュリティクリアランスとは何か」
井原聰さん(東北大学名誉教授/衆議院内閣委員会の参考人を務める)
「経済安保法の現状と行方」
海渡雄一弁護士(デジタル監視社会に反対する法律家ネットワーク)
国会議員から
司会 岡本ゆうこさん(松戸市議会議員)
5月に成立した経済安保法は「軍事研究推進法」「現代の国家総動員法」と
も言われ、国家安全保障を名目とした企業活動への過度な規制、学術研究の軍
事化、日本版「軍産官学複合体」の形成、戦前の秘密特許制度の復活、市民監
視の強化など、様々な懸念を抱かせるものです。
7月末に基本方針案、特定重要物資についての基本指針案、特定重要技術に
ついての基本指針案が「経済安全保障法制に関する有識者会議」により提案・
了承され、パブリックコメントも8月末に終了しました。また、パブリックコ
メントでの市民の声を聴かぬまま、重要物資の安定確保と重要技術の開発支援
に関する部分が先行して8月1日に施行され、内閣府には「経済安全保障推進室」
が設置されています。
9月下旬には基本方針、基本指針(サプライチェーン・技術)が閣議決定さ
れ、年内には5000億円規模の「経済安保基金」を投じる特定重要技術(軍事転
用技術)の研究公募が行われる見込みです。
さらに、年明けの通常国会では、機密情報の取り扱いを有資格者のみに認め
る「セキュリティークリアランス」制度を導入する法改悪が目論まれています。
加えて、高市早苗氏は、自民党政調会長だった6月、「経済安全保障推進法に
スパイ防止法に近い物を入れ込んで行くことが大事だ」と、経済安保担当大臣
になった8月には「適格性評価(セキュリティクリアランス)は非常に重要だ。
なんとしても盛り込みたい」とも発言しています。
異常なスピードで施行が進む経済安保法について、今後の動向を見据えるた
めの院内集会を企画しました。市民と国会議員の参加を呼びかけます。
「或る朝、警察がドアをドンドンと叩く音が部屋に響く」という描写がファ
シズム社会を舞台にしたフィクションによくありますが、このような朝を決し
て迎えないために。
【主催】
経済安保法に異議ありキャンペーン
デジタル監視社会に反対する法律家ネットワーク
[連絡先]
090-6185-4407(杉原)
03-3341-3133(東京共同法律事務所・海渡)
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