東京ドキュメンタリー映画祭2022
- 2022年 12月 6日
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東京ドキュメンタリー映画祭2022
2週間で49本を上映
東京ドキュメンタリー映画祭2022が12月10日(土)から23日(金)まで、東京・新宿の「新宿K’scinema」(JR新宿駅東南口から徒歩3分、東口から徒歩5分)で開かれます。
今年で5年目ですが、長編、短編、人類学・民族映像、特集「パプアニューギニア」など多彩なドキュメンタリー映画49本が上映されます。映画祭事務局プログラマーの金子遊、佐藤寛朗さんは「現代社会ならではの生きづらさや先の大戦の傷あと、地域の暮らしや家族との葛藤などを粘り強く見つめた、作り手の真摯な姿勢が目立つ今年のプログラム。記録性や真実性をベースに、それぞれの“物語”へと飛躍するドキュメンタリー映像の魅力や奥深さを、この映画祭で分かち合えれば幸いです」と言っています。
長編では、『ペーパー・シティ』、『標的』、『そしてイスラの土となる~日系キューバ移民の記録』などが上映されます。
『ペーパー・シティ』は、エイドリアン・フランシス監督(オーストラリア)の作品で、1945年3月の東京大空襲をテーマにしたものですが、大空襲の生存者たちの証言の記録にとどまらず、彼ら彼女らの反戦の思いが2015年の安保法制への反対行動につながってゆく様を描いているとのことです。
『標的』は西嶋真司監督作品ですが、元慰安婦の証言を記事にした植村隆・朝日新聞記者が、23年後に「ねつ造記者」との汚名を着せられ、バッシングされたことに抗う姿を記録したドキュメンタリーです。
『そしてイスラの土となる~日系キューバ移民の記録』は、鈴木伊織監督の作品ですが、1910年代にサトウキビ農園労働者としてキューバへ渡った移民たちのその後の生活を記録したドキメンタリーで、移民一世や日系二世らに故郷日本への思いを語らせているとのことです。
◆主 催 neoneo編集室
◆各回入替・全席指定席
◆料 金 1500円均一(小・中・シニア1000円)
◆新 宿K’scinemaの電話 03-3352-2471
◆問い合わせメール tdff.neoneo@gmail.com
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