【報告】ジェニン攻撃を許さない!7.7大使館前緊急抗議に12人!
- 2023年 7月 9日
- 評論・紹介・意見
- 杉原浩司武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション
STOP大軍拡アクション)に12人が参加。
麹町駅から地上に出ると、毎度ながらの麹町警察(宮ノ脇浩人警備課長代理)
が、大使館の50mほど手前の日テレ通りに壁を築き、参加者の通行を阻止。「お
願いです」を連呼し、「法的根拠は無い」と明言しつつ、やっているのは明らか
な強制封鎖(強く抗議してコーンは撤去させました)。2014年のガザへの大規模
空爆に対する約100人での抗議行動以降、繰り返されている違法警備に抗議しつ
つ、スピーチやコールで「虐殺NO!」を訴え。
近くで働いている人が昼休みに駆けつけ、「命を奪うな。土地を奪うな。国際
法に従い虐殺をやめろ!」と発言。
続いて、参加者が次々にマイクを握りました。
「プーチンのロシアによるウクライナ侵略戦争が許されないのと同じように、イ
スラエルによるパレスチナ占領や虐殺も許されない」
「パレスチナの人々の日常の暮らしの中に、占領と爆撃が身近にあると知った。
親友がイスラエルに殺され、何年も仕事が出来なかったが、ようやくできるよう
になったという話には胸が潰れるような思いだった。難民キャンプへの爆撃はど
んな理由があってもダメ。イスラエルは圧倒的な軍事力で人々を殺し、病院や学
校さえ爆撃している。声を上げていかないと、なかったことにされてしまう」
「私たちは、日本国憲法前文が謳うように、世界の人々の平和的生存権を保障す
るための市民の責任を果たしているに過ぎません」
私も、「虐殺に武器を供給するイスラエルの”死の商人”であるエルビット・シ
ステムズと日本エヤークラフトサプライ、伊藤忠アビエーションとの提携や、同
じく軍需大手IAIの自爆型ドローン「ハロップ」の試験導入など、日本が戦争犯
罪国家への加担を強めている。市民の責任として止めていこう」と訴えました。
発言の合間には、
「ジェニンの人々を殺すな」「イスラエルは戦争犯罪をやめろ」「イスラエルは
虐殺をやめろ」「イスラエルは占領をやめろ」「イスラエルはガザ封鎖をやめろ」
「イスラエルはアパルトヘイトをやめろ」「イスラエルは入植地建設をやめろ」
「ネタニヤフは戦争犯罪人だ」「アメリカはイスラエルへの軍事援助をやめろ」
「日本政府はイスラエルの武器を買うな」
「攻撃やめろ」「虐殺やめろ」「占領やめろ」「封鎖をやめろ」「入植やめろ」
「誰も殺すな」「命奪うな」
「Stop Killing」「Stop Massacre」「Boycott ISRAEL」「Free Palestine」
などのシュプレヒコールをぶつけました。
急な呼びかけで平日の暑い昼間だったとはいえ、12人という参加者は予想を下
回るものでした。いったんイスラエル軍が撤退したこと、メディアの扱いが小さ
いことなども影響しているのかもしれません。ただ、これほど理不尽な事態に
条件反射のように動ける市民がもっといてもいいと思います。粘り強く、上げる
べき時に声を上げていこうと思います。
<抗議の声を!>
【イスラエル大使館】
TEL 03-3264-0911
FAX 03-3264-0791
メールフォーム
http://embassies.gov.il/tokyo/AboutTheEmbassy/Pages/contact-us.aspx
◆以下の報道が現地の状況を伝えています。ご覧ください。
【動画】攻撃後のジェニン難民キャンプ、破壊と略奪の爪痕 BBC特派員らが取材
(7月6日、BBCニュース)
https://www.bbc.com/japanese/video-66117325
ジェニン難民キャンプ現地ルポ イスラエル軍が街を破壊、住民はさらなる攻撃におびえる
(7月6日、BBCニュース)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66117448
イスラエル軍事作戦で住宅900戸破壊 3000人が自宅戻れず(7月7日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20230707/k00/00m/030/241000c
〔opinion13118:230709〕
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