こいのち通信(世田谷こどもいのちのネットワーク通信) 2023年7月
- 2023年 7月 31日
- 交流の広場
- 星野弥生
- 学校は自主性を育てているのか
- 学校が想定する子ども観とは
- 「思いやり」教育の危険性
- 「準備」ではない学びを
梅雨が明けていない(らしい)のに、酷暑の日が続きます。これがあと2か月も続くのかと思うだけで絶望的になっている方も多いのでは。「水を飲め」「冷房をつけろ」「出かけるな」「おとなしくしていろ」と警告ばかり。うんざりです。言われたくない。自分で決めます! コロナの時もそうでしたが、この国はいつもこうです。暑さ寒さ、台風、北朝鮮のミサイル・・・脅しの繰り返しの中で大事なニュース、考え、解決しなければならない事どもがスルーされていきます。ああ!ますます暑くなってきます。みなさま、熱中症にならないように、冷房のかけすぎにも気を付けて、健やかにお過ごしください。
月末ギリギリにようやく届くはずだった「通信」がもう来た?とビックリされる方もあるでしょう。私が今週末から時間が取れないこともあり、また世に言う「夏休み」が始まる前にお知らせしたいこともいろいろあり、早めにお届けすることになりました。7月9日に、2023年度の総会を行いましたが、参加できなかった会員の方には当日の議案書をお送りいたします。今号は、総会、その後の記念トークの報告から。
2023年度年次総会 & 記念企画『家で育つ』「自分で育つ」
総会は、①2022年度の事業および会計報告 ②2023年度事業報告の承認を議題に行われました。出席者14名、委任状32名で、総会は成立しました。
2022年度の事業報告に関しては、「通信」で毎号報告しているので、それが承認されたという報告にとどめます。2023年度の方針に関しては、年間のテーマを「こども」「憲法」「原発」とし、自前の学習会をしてく方向に変わりはありません。事務局から出された企画案は次の通りです。
★多様な“学び”の現場をシリーズにする。「家で育つ」にも光を当てる。★世田谷区の教育改革・東京都の新たな不登校施策について考える。★壊憲をくいとめ、平和をつくるためにどうしたらいいのか、学び、考える。 ★「こどもと戦争」について、憲法の意義を強く訴える企画 ★子ども目線で公園での禁止規定のあり方を考える。みどりに関する学習会、神宮外苑の開発問題 ★「性」「性教育」に引き続き取り組む ★国際環境団体グリーンピースとのコラボ企画を、環境問題が切実である今、復活させる。
企画案をめぐって活発な意見が出されました。特に「一般の公園で禁止看板が増え、子どもたちが諦めてしまっている状況に警鐘をならさなければ」「老人や時間のある人たちなどからのクレームなど、大きな声を聞こうとする行政」など、「コモン」としての公園のあり方を根本的に考えていく会を企画したいと思います。また、砧地域に新しく作られるプレーパークをめぐり、区の公園緑地課の担当と方々と住民・現場の人たちとの間で、子どもを含めた住民主体の遊び場を作ろうという動きが進んでいる、との報告がなされ、これは「参加と協働」をまさに実践していくとてもいいケースになるのでは、との印象を受けました。この件に関しては、こいのちとしてもさまざまな側面からフォローしていきたいと思います。
思いのほか、多くの意見が出され、総会も予定時間をオーバー。普通の総会っぽくなく、こいのち的でよかった! 「多様な学びの場」に、どこにも属さずに「家で育つ」という観点を入れようと提案されましたが、それがまさに実現したのが今回のアフタートークでした。子どもが「家で育った」経験をもつお二人、真鍋吉久さんと、佐藤由美子さんに「うちの子におこったこと」「家で育てることの実感」を話していただきました。
真鍋さんには三人のお子さんがいます。それぞれユニークなのですが、主に真ん中の岳くんのことを。「1986年生まれの『変わった』『面白い』子で、目がキラキラして好奇心が旺盛でした」小学校に入って辛そうだったので、「行かなくてもいいよ」と。どこかに行こうと、川崎の「たまりば」に通い、また「仮説実験授業をやっている「日曜科学クラブ」が気に入りました。理屈が好きで、あれこれ考えるのが楽しく、何を差し置いてもヒラセン(平林浩先生)の授業に行き、合宿も家族抜き、一人で参加しました。知識の源は、隅から隅まで読んでいた新聞。5,6年での知識欲は強烈で、家にある本もよく読んでいました。中学に行くと言っていたのに、数日で行かなくなりました。高校は通信制の望星高校。二年の時に数学オリンピックに入賞し、それにより早稲田の理工学部数学科に入りました。大学院を出たあとは、大手のIT企業で専門を生かしましたが、突如「会社を辞めたい」。仕事に不満はないけれど弁護士になりたいからと、東大の法科大学院へ」「いい理解力をしている、と担当の教授にも言われたのに、卒業直後に司法試験の一次に合格して、弁護士事務所の内定も取れたが、なぜか本試験に受からず、落ち続けました」。それでもお父さんは何も言わず「もう一次試験合格が有効のリミットは超えてしまったので、情報処理試験の準備をしているようです」。 岳くんの妹の萌さんは小2から学校に行きませんでした。「本が好きで、あらゆる本を読み、東海大学に入りました。本のおかげで国文科。教授に気に入られ、今は図書館の司書になっています」。真鍋さんはいいます。「おとうさんと遊ばないとだめですね。横浜の斜面のある公園でからだを使って遊び、二日間休みがあれば、テントを持って山にいきました。岳のスキーのデビューは五歳。何をやっても手がかかりましたが、子育てを楽しみました」。真鍋さんは愛媛の自然しかないところで育ちました、いつも危険がスレスレのところにいて、勉強するのは現場だったと語ります。「岳は言うことを聞く子ではない。でも多分大丈夫、という信頼はありました。ウィンドウズ95が出た95年に、コンピュータ作ってみようか、と誘いました。そうしたら組み立ててしまいました。きっかけが必要だと思います」。真鍋さん自身も、学校以外で学んだことが多いので、学び方はいろいろある、と思っています。そして、子どもと一緒に過ごしてきたことがなんと楽しかったことか、と、今もって本当に嬉しそうです。
次男の俊輔くんの話をする前に、佐藤由美子さんはホワイトボードに一枚の絵を貼りました。「10歳の時の絵です。女性がやりたいことを諦めないで生きていきたい、子どもともしっかり向き合って生きていきたい、日本にもフリースクールを作っていきたいと思っていた頃、二人の子どもたちが学校に行かなくなりました。その頃、私がやっていたアートセラピーを横で見ていて、自分も描くと言って描いたのがこの絵です。これを見て「この人、大丈夫!」と思ったので、トイレにずっと貼っていつも眺めていました。絵をみながら側にいたと思います。」「二週間で学校に行かなくなりましたが、学童クラブはすぐに慣れました。でも学校に行かないと学童に来てはいけないと言われ、学校以外に場所を作るしかないと思いました。その頃、フリースクール東京シューレのスタッフをしていましたが、息子の不登校により「家で育つ」ということが課題となりました。家の中で一緒に過ごし、教科学習の教材もつくりました。やりたかったらやってね!と提案していましたが、彼は主に絵を描いたり、ものづくりをしていました。飼っていたハムスターの立体的なスゴイ運動場を自分で作り、この人、才能あるかも?と思ったことも。ものづくりの塾が見つかり、そこには通いました。ゲームをしたり本を読んだり、部屋にいる時間が長かったのですが、20歳になって突然夜中のコンビニバイトを始めました。えー、できるんだろうか?と思いましたが、電話してみると店長は「全然問題ないですよ」と。その後アパレルのジーンズメーカーの正社員になりましたが、そこで暴力を受け、承服できずに、連帯ユニオンに相談。そこで出会った方がとても頼りになり、人生の入口でのいい贈り物になったと思います。」「俊輔は、比較的のんきに不登校生活を送っていましたが、思春期の入口にさしかかると、一時不安定な行動をみせた時期がありました。家の食器を使わない、ドアノブにさわれない、などの不潔恐怖も。成長したことにより見えてきた社会が、どう自分を見るかと怯え、病的なところに追いやられたのではないでしょうか。」そして、2011年ドイツに渡ります。お父さんが半分ドイツ人なので、ドイツ国籍を持つ俊輔には定着のためのサポートがあり、語学と就労の支援をしっかり受けることができました。ものづくりが好きな俊輔くんは、ハンブルグのギター工房で修行を始め、その後地方の工房へ。
日本の中卒の資格しかありませんでしたが、公立の職人のための学校にも受け入れられ、ドイツ語が難しかった社会科の試験合格のためには、周りの人たちが助けてくれて、国家資格試験に合格することができました。「二年前に夫が亡くなる前、コロナの時でしたが、俊輔はドイツから戻り、子どもたち三人と私と夫と5人の家族で濃密な時間をもつことができました。家族がつながりあって、夫を見送ることができたのです。俊輔はドイツから毎週スカイプで連絡をしてきます。一番気の合うのが俊輔、でしょうか。」と由美子さん。「彼は自分で自分を育てた、と言えるでしょうね。私も5年間、教師をしていましたが、その時「こどもたちを信頼したい」と思っていました。自分も大切にしたい、自分も信じていたい。子どものそばにいるというのはドラマチックなことで、豊かな体験です。人の変化や成長の一つ一つが貴重だと思える時間なのです」。
由美子さんのこの言葉、真鍋さんの「子どもといることは本当に楽しい。こんなに楽しいのに、休日寝て過ごすなんてとんでもない。」という言葉。「家で育つ」「自分で育つ」には、親が邪魔をせず、まるごと子どもを信頼し、そっと見守っていく、そのことが不可欠でないか、と思えます。
生の、ここでしか聞けないようなお話をきくことができて、本当によかったと思います。どこにも属さず、家にいても「大丈夫」と、子どもも親も安心していられるように、多くの方に知っていただきたいと思いました。総会が延びたため(それはいいことでした)、もっともっと話したい気持ちを残しながら、とりあえずはトークタイムを終了。久し振りに、ボランティアセンターの厨房で用意する「手作り料理」と、ビールとともに、分かち合いました。時間がなくて、料理長?の私が準備したのは、定番のスペインオムレツと夏野菜のラタトゥイユ、サラダ、チーズとパンくらいでした。次はもう少しリキを入れます!(星野弥生)
アンケートより
★トールさんの投げかけ文に関心がわき、参加しました。フリースクールに行かず家にいてもよい権利に関心をもちます。 (鷹濱美春)
★とてもよかった。実体験がきけたこと、子どもへの向かい方が手に取るようにわかったし、子どもの心の成長がよくわかった。「ドラマチックな人生」がすてきです。
(不登校施策に対して)もっと子どもの生活圏にある子どもの居場所が必要だと思います。区立のフリースクールは遠くて“学校”に「行く」場所になってしまっている(=定型化している)。もっと多様性のある居場所であった方がよい。“フリースクールに通うべき”ということに違和感がある今日このごろ。児童館、プレーパークなど、どこでもよいと思うし、行かなくてもよい選択肢がほしい。 (工藤恵子)
「学校で連帯をどう作るか」 池田賢市さんの講演より (6月19日)」
6月19日に、「世田谷の教育を考える会」が主宰し、「こいのち」が共催した、池田賢市さんによる「学校で連帯をどうつくるか~モノ言わぬ市民をつくる学校は戦争への一歩」は素晴らしい講演会でした。いつも頼みの岸塚さんが「いち」に書かれたものから。講演内容の幾つかのポイントを紹介させていただきます。
◆校則とは本来ならば子供たちの「権利」を書くことが望まれるが、「服装や髪形」について書かれていることが多い。子どもたちによる「校則」の自主制定が紹介されることがあるが、禁止事項を批判的に検討せずに「校則」を作らせるならば、子どもたち自身に自ら自由を束縛する方法を考えさせることになる。
◆「いいとこ探し」は学年当初のクラスづくりなどでは有効だが、恒常化すると最終的には相互監視システムを構築するようになる。
◆「教員のうなずき」については、子どもの発言を促す目的や子どもが安心して話せる環境づくりとなる。しかし、教員は評価者であることから、教員が頻繁にうなずくことで子どもたちは教員がうなずくことしか言わなくなるという。その結果、子どもは他者の顔色をうかがうようになる。
◆教育の場では、子どもを「動物」「白紙」「植物」等に例えて教育をイメージすることがある。これらの比喩は、子どもを「未熟」な存在として見ており、子どもは何か欠けているところがあると想定し、それを「完成」させていく過程を教育と考えている。
◆子どもはしっかりとした「人格」を備えており、「大人」から見て「未熟」に見えるのは、経験の差で説明できる。
◆「特別の教科道徳」の教科書には障害者が登場する読み物が多いが、障害者は健常者が「優しくしてあげる」対象として描かれている。障害者は「優しさ」に対してお礼を述べ、「ご迷惑をおかけします」と謝りもする。障害者は自らの権利を主張する場面はない。この様な描き方では、差別を温存させることになる。「思いやり」は差別と同居する。
◆小学校入学のために、中学校のために、高校入学のために、大学進学のために、就職のためにと、今日の学習が将来のための「準備」となっている。つまり「準備のための教育」で、今、ここで学んでいる内容自体に意味を見出していない。準備としての教育ではなく、知ること、考えること自体に意義があり、それゆえに生活が楽しくなるような学校を子どもと教職員とがともに創造できる活動を模索したい。
★今回の学習会は教職の経験がある方には「えっ!」と思われる内容もありました。学年が下であれば集団の中で自分の考えを述べることは勇気のいることであり、上手に言えるだろうかと不安が付きまといます。本日の学習会を糧とし、集団の中で子どもの積極性や能力を引き出すため配慮は、時としては危険な要素をはらんでいることを知ると共に、他人の目を気にせずに自分の考えを述べられる学級づくりが必要であると思いました。 (岸塚雅雄)
来年度の小学校の教科書採択の会議、みなさま、傍聴を!
来年度から使用される小学校の教科書採択の会議(5名の教育委員が選定します)が、7月24日と25日に開催されます。教育委員は教科ごとに自分の考えを述べて選定します。例年、正午までには終了しています。多忙と思われますが傍聴に来て下さい。教育委員会ホームページの一部を添付します。 (岸塚)
◎第13回定例会(7月24日、25日開催)の傍聴を希望される方は、開始時間の30分前(午前9時30分)までに以下の傍聴受付へお申し出ください。なお、予定案件は7月20日(木曜日)に掲載する予定です。
傍聴受付場所
日程により傍聴受付場所が異なりますので、ご注意ください。なお、傍聴定員は10名です。定員を超えた場合は抽選となります。
7月24日(月曜日) 第1庁舎1階 ロビー横スペース
7月25日(火曜日) 第1庁舎4階 教育委員会室
採択会場に入室できる人数は10名ですが別室にて音声による傍聴ができます。教科書採択の会議では教育委員がどのような考えで教科書を選んでいるか本人の発言を通して分かります。また、人権の問題、環境の問題、平和の問題など、今日の教育課題をどのように考えているかも参考になります。ぜひ傍聴に来て下さい。 (岸塚雅雄)
「学校で育むアナキズム」 のこと
岸塚さんが、池田さんの講演会の概要をまとめてくださいました。感謝です。私は、ペラペラのA4版の前号にちょっと、アナキズムについて書かせていただきました。そもそも「アナキスト」を自認するワタシ。いい加減な卒論も「スペイン革命におけるアナキズム」でしたから・・。(今日7月19日はそのスペイン革命の始まった日なのです)。池田さんも、教室の中にどんどん「アナキズム」を入れたら、教室も変わる、子どもも変わる、と言っていられますが、最近、「アナキズム」が、抵抗も構えもなく、いろんなところで使われているのが、わが意を得たり、という感じで、好ましく思っています。作家の高橋源一郎さんのラジオ番組「飛ぶ教室」が好きで聞いていますが、ふだんは一時間なのが、先日なんと「アナーキーな二時間スペシャル!」。中森明夫さん、ブレイディみかこさん、栗原康さんの三人とゲンちゃんが、9月1日が没後100年の大杉栄を語りました。(関東大震災から100周年。その日に大杉は伊藤野枝と甥と一緒に虐殺されたのですから、100年です)「大杉栄はいつも楽しそうだ。そうだ、アナキズムは楽しいんだ」と。周りに合わせるのではなく、状況(標準)に合わない自分を肯定するところから始まる「白紙」主義がアナキズム。「アナキズムはいい意味のおせっかいなんだよね」という言葉が気に入りました。おせっかいって「相互扶助」のことではないでしょうか。池田さんも言ってました。「連帯」と「相互扶助」がアナキズム。連帯とは横につながること、相互扶助は助け合いだ、と。どこを向いても、なんだかギスギスとして人が信用できない、信頼できないことを前提にしてしまっているような世の中、「相互扶助」って大事なキーワードなのでは、と思ってしまいます。17日に「地域共生を考える医療介護市民全国ネットワーク」という長い名前の団体が開催した、「日本の介護は大丈夫か?」という集会がありました。平たく言えば2025年に全員が後期高齢者になる段階の世代にとっての介護の問題を論じる会でしたが、登壇したわが保坂区長の発言で印象的だったものがあります。「介護職に人が集まらない。(P社など)派遣会社に払うお金(謝礼)が半端ではない。本来、相互扶助、社会的連帯が必要な世界なのに、そこに市場化論理が入り込んでくる。これは正しいことなのだろうか?と問わなくては。」まさに、この国に今一番欠けているのが「相互扶助」ではないでしょうか。つまり、助け合い、お互いさま。なぜ、アナキズムがじわじわと人びとの心に訴えるようになっているのか、このあたりがカギなのでは、という気がしています。手元には「くらしのアナキズム」(ミシマ社)があります。「くらし」にも「学校」にも、アナキズム(無政府主義ではない)の空気を入れることで、私たち、もっと楽に、楽しくkやっていきたい。そのために、一度、こいのちで池田さんと話す機会があったらいいなあ、とひそかに願っています。 (星野弥生)
◇ ◇ ◇ ◇ いろいろ告知板 ◇ ◇ ◇ ◇
★「もっと語ろう不登校 part. 281 9月2日(土))14時~ @フリースクール僕んち
300円 ZOOM参加希望者は、fsbttoru@yahoo.co.jpに前日までにメールでお申込みください。
★「嫡出概念と婚外子差別方制度の撤廃を!」 9月3日 武蔵野スイングホールスカイルーム(武蔵境駅徒歩2分) こいのちでもたびたび紹介・報告をしてきた「なくそう戸籍と婚外子差別・交流会」による、民法婚外子相続差別廃止から10年の記念集会。1時~4時 講演:角田由紀子さん、二宮周平さん、林陽子さん (問い合わせ kouryu2-kai@ac.auone.net.jp)チラシを同封します。
★「人間の生と性を学ぶ会」7月例会 7月26日(水)17時半~20時半 宮坂区民センター中会議室。二カ月に一度の村瀬幸浩先生との勉強会です。近著「50歳からの性教育」(河出新書)を読んでご参加いただけると幸いです。村瀬先生と田嶋陽子さんの対談は秀逸です。 (星野弥生)
★「東京夫婦善哉」 6月24日から二週間の渋谷のユーロスペースでの上映が終わり、7月21日からは吉祥寺のアップリンクで、午後の時間帯に上映されます。時間はアップリンクのHPで。31日までは星野弥生も会場にいます。上映後に毎日トークがあり、22日には吉永みち子さん、28日には、前川喜平さんが来て下さる予定。23日はギターとハモニカの演奏も。HPで確認してください。渋谷でもたくさんの方々にお会いできましたが、吉祥寺でもお会いできるのを楽しみにしています。ユーロスペースでの前売り券はそのまま使えます。前売り券を1100円でまだまだ販売中です。
★~子ども・学校・家庭・地域をつなぐ~ゆっくりと耳を傾け、子どもの気持ちに寄り添う
せたがやホッと子どもサポート活動報告会 7月26日(水) 開会 18:00(開場17:30)
子ども・子育て総合センター3階研修室(世田谷区宮坂3-15-15)(会員の月田みづえさんから)
★「日の丸・君が代」問題等 全国学習・交流集会 新たな戦前に向かう教育の国家支配はゴメンだ!
7月23日(日)10時半~17時 日比谷図書文化館・コンベンションホール
講演 児美川孝一郎さん(法政大学教授) 公教育の転覆をはかる教育DV
各地の現場からの報告(午後)では、「こいのち」も発言します!(連絡 090-3453-8743 根津)
こどもいのちのネットワークの仲間になってください。つうしん、お知らせが届き、講演会などの参加費が無料になります 年会費3000円 郵便振替口座00100-9-396998
みなさまの会費、カンパにより通信が出せています。感謝!
【事務局】 Tel 03-3427-8447 070-5554-8433 email:marzoh@gmail.com(星野弥生)
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