経産省前脱原発テント座り込み日誌10月26日版
- 2023年 10月 31日
- 時代をみる
- 木村 雅英
経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2023年10月26日は、座り込み4,429目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。
◎ イスラエルはガザ攻撃をやめろ、人を殺すな、NOWAR、NONUKES 10月20日(金)
ガザの虐殺が続く中、イスラエルはガザ攻撃をやめろ、人を殺すな、NOWAR、NONUKES、汚染水を海に流すな、老朽原発うごかすな、武器を輸出するな…、とコールして抗議行動を開始。
K.Mから小出裕章さんの<「GX]の正体>を引用して当局による気候変動を悪用しての原発推進を批判。火力発電よりも熱効率悪く一級河川級の水量を平均7度も温めて海洋放出する海温め装置である原発の問題を再確認。また22日に大阪で開催される「使用済み核燃料の行き場は無いぞ!全国集会」を紹介。
田中一郎さんが、田中三彦さん(国会事故調)と池内了さんによる新潟県原発「三つの検証」総括委員会などからイチエフ事故で隠されている地震配管破断・原子炉の蓋の過酷事故問題・水位計問題を説明し、二人の今後の発表に注目。
Saさんが、請戸川河口に行くことを表明し、水曜のアメリカ大使館抗議行動で奈良本さんのユダヤ民族を中東に押しつけた英米仏批判を紹介、武力で平和を創れない、話合いと分かち合いで平和を。ブチャ虐殺への専門家の指摘を紹介。K.Mから国連安保理で米国が拒否権を発動したことへの怒りを確認。火炎瓶テツさんが、使用済み核燃料問題などを指摘した後に脱原発・核廃絶コール。
Okさんが、原発無くても無理に節電しなくても良い現実を訴え、青田恵子さんの詩から電気は足りていると訴える。そう言えば、2年間、日本列島原発ゼロで過ごし、この猛暑の夏も東電管内は原発ゼロで過ごした。 Moさんが「座り込め、ここへ」を歌い、イスラエルとハマスの状況を嘆き、日本は先制攻撃しないで憲法九条を守ろうと訴え「水に流すな」を歌う。Hoさんが、10月22日関電抗議行動に出かける、汚染水海洋投棄反対、イスラエル大使館抗議の紹介。Ogさんが、原子力事故被害者賠償裁判の案内。Ishさんが、<請戸川河口テントひろば創設,お披露目会のお誘い>を紹介し、東電の「海洋放出」のおかしさを指摘。
乱鬼龍さんが「薄めても薄めてもなお汚染水」を紹介、藤原節男さんが車に乗っている間に警察から不当に介入された、テントひろばへの弾圧に警戒しようと、と訴えた。K.Mから、警察が不当に介入してきたら「その法律的根拠は何か?」と問うて不当介入を避けようと訴え、最後に脱原発・核廃絶コール。多くは「原発いらない金曜行動」参加の為に首相官邸前に移動。(K.M)
◎ 誰も読まない所信声明、それが政府への国民の声 10月21日(土)
・井戸の話の続き、小さな川を跨いで建つその家に、同じくらいの年の子供がいて度々家に上がらせ
― 理不尽は時を遡ることができるか ―
叔父の家、当時は、祖父母が暮らす家の向かい側に小さな二階建ての古い木造家屋があった。猫の額のように狭い庭に、その井戸はあった。水道は普及していたが、近所中で利用していた。畳の上に腹這いになり、身を乗り出して真下を見下ろすと、澄んだ水が流れていた。川には鯰や亀がいた。
二階への階段は、狭くて暗くて急だった。そこは、子供にとっては隠れ家。降りたり昇ったり座ったり。スタジオ・ジブリ的世界だった。
株式会社東京電力福島第一原子力発電所の大規模な放射能漏洩から約1ヶ月後、2011年4月7日に南相馬市鹿島区に行ったとき、その家はとっくに取り壊され、井戸の水槽も周囲の風流な緑も撤去されていた。地下水は以前と変わらずに湧いていたが、昔の面影などなく、空爆で破壊された水道のようだった。
それは3.11とは全然、無関係。まるで無関係なのだが、その井戸は、国と東電の未必の故意と言うべき原子力災害の私だけのメモリアル、グランドゼロとして何故か焼き付いてしまった。それを望んだわけではないが、理不尽であることは確かだ。
だが気にするな東電、理不尽さにおいて私は貴社に遠く及ばない。祖父母が永年暮らし、叔父が独り住む家の中の空間線量は、不正確ではあるが、0.3マイクロシーベルトで屋外と変わらなかった。その場所で、私は水を飲み、飯を喰い酒を飲み叔父と語り合った。地震で半壊となった家の中を、冷たい隙間風が通り抜けて髪を揺らす。持参した寝袋の中で、せめて南風だけは吹かぬよう願いながら眠った。
東電から叔父に届いた分厚い補償申し込みの書類を目にした。その厚さは家庭の医学よりは薄かった。テレビは「頑張れ東北」を盛んに流していた。日頃、穏和な叔父が言った。「一日お握り二個だけで、これ以上どう頑張れというの」。4月7日には、コンビニが何とか営業を再開していたが、それまでは市が用意したお握りだけが食料だった。配達する余裕など、市にある筈もなく自転車で受け取りに行ったそうだ。車なら10分弱で途中に長い坂がある。物流が滞っていたのは放射能のせいだ。まだ郵便・宅配は停止していた。
鹿島区の水源地は飯舘村、区内を流れる真野川の上流も飯舘村。地下水もまた同じだろう。その豊富な水に招かれざる同伴者が増えた。放射能だ。
だから東京電力、私の理不尽など気にするな。理不尽を金儲けの源泉にする力など私にはない。だから気にするな。
・説明尽くすことなくミサイル購入を前倒し
― トマホーク配備と国産ミサイル開発 ―
【バイバイブギー】
武器を売りましょ 売りましょブギ
武器を買いましょ 買いましょブキ
危機を呼びましょ 呼びましょ危機
支持を上げましょ 上げましょ支持
In the mood of war
【審・自民党政権】
拙速だけで巧遅なし
前倒しで総倒れ。
マイナの次はミサイルだ。
説明ねぇ!ある訳ねぇ!まともな理由が何もねぇ!
買い物依存の自民党。
安全保障は買い倒れ。
厳しさ増すのは支持率だ。
信用ねぇ!する訳ねぇ!約束守った試しがねぇ! (O・O)
◎ 路上の座り込みはいろいろあって 10月22日(日)
私(M島)は12時丁度に経産省に到着。すでに藤原節男さん、E藤さん、S藤さん、チェキのN友さんが居て、座り込みの設営は、大体、終わっていた。横断幕6枚、のぼり旗6本と少なめ。藤原さんは週の中頃に体調を崩して、今も調子が良くない。本人はインフルかもと言う。写真を撮ると3人は帰り、藤原さんはマイカーの中で「寝そべり」で抗議。路上での座り込みは、午後1時頃に、はしゆきさんが来るまで私1人でした。
午後3時の撤収までに、今日は12人が参加してくれた訳ですが、人数が多くても皆が12時から3時までずっと居るわけではない。(M島)
◎ のぼり旗が美しくはためいている 10月22日(日)
はしゆきです。10月22日(日)後半の様子を流したツイート2つです。
https://twitter.com/keroppu8649/status/1715942664280129776
10月22日 (日) 快晴 風もほどほどで最高の座りこみ日和、人通りは少ないですが。
のぼり旗が美しくはためき、上空には飛行機が白く光ります。
早く来て準備する人たちが帰ったところで、遅く来る人たちはまだです。体調の悪い藤原さんは車の中でお休み中。
(はしゆき)
◎ 座り込み体制も大変だ。参加を望む 10月23日(月)
きょうも朝から快晴で、風も無く経産省前の座り込みは快適である。しかし、それに見合う参加者がいないのが、悩みの種である。最近の特徴は、これまで参加出来ていた人がここに来られなくなっていることである。理由は様々である。コロナ禍の間に足腰が弱くなった、家族の世話で忙しくなったETC。
その中で月曜日は、担当者3名に常連さん1名いる。どんなに少ないといっても4人は必ず顔を合わせるので、それなりにサマになっている。それに対して、?は大変だと聞いている。どなたか?の支援に入ってほしいと思う。
きょうは何事もなく終えたが、中年男女が寄ってくれてバナーの写真を撮ったりしてくれたので、テントニュースをお渡しできたのが唯一の収穫であった。
経産省前は平穏に過ぎていったように見えたが、支援物資がやっと搬入されたガザ地区では相変わらずイスラエルによる空爆が続けられて多くの犠牲者が出ている現実を忘れないようにしよう。 (保)
◎ パレスチナへの侵攻に世界が怒りのまなざし 10月24日(火)
経産省前テントひろばは、今年で12年を超えていまなお継続している。今日は事務所でニュース275号を印刷し、椅子などをカートに積んで11時10分に出発。11時50分には経産省前に横断幕など全てをセットした。先週の土曜、10/21に新宿のデモで知人から預かってきたパレスチナ旗を旗竿に括り付けて立てた。12時丁度にすべてが完了した。
昨年2月にロシアのウクライナ侵攻によって、新たな戦争がはじまり、それが日本で2011年から大きくなった原発反対を戦争反対の声に変えてしまった。ウクライナを支援する欧米諸国は、「ここぞとばかりに」ウクライナに武器弾薬を投入して終結の見通しもない中で、今月になってイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への報復・侵攻により、またもや新たな戦争が開始されようとしている。
先日の10/21新宿デモは、そうした世界情勢のもと、日本の軍事政策を巡る沖縄基地反対運動だった。昼の経産省前にはBさん、その後にCさん、しばらくして後半担当のAさんが応援に来た。そこで、食事に行って午後3時前に自転車で戻ると随分と涼しくなっていた。夕方に片づけを開始し、午後4時に撤収完了。パレスチナ旗は大小ともに、白いプラスチックの通い箱に仕舞いましたので、明日以降の座り込みにも使ってください。(EO)
◎ パレスチナの旗を掲げるのに苦労した 10月25日(水)
今日のセッティングは、パレスチナの旗をどう掲げるかで苦労した。大きい旗は片側にポールを通しただけだったので、風がふかないと、なびかなかった。小さい旗はポストのそばに立てた。
通る人も注目したようだ。
セッティングが終ってから少しして、外国人が写真をとっていった。男性の方は西洋人ぽい、女性はアジア人ぽかったのだが、話しかけたが、日本語は全くわからなかった。残念。年配の男性が、「処理水を流すのは当然だ。国際的に認められている」と言って、通って行った。
財務省前の歩道を「武器輸出反対」の人たちが通って行った。前の方には、テントによく来られる人たちがいた。お互いに手を振りあった。その行動に参加していたヨーカンさんとIさんがテントひろばに寄られて、お弁当を食べて次の行動に行かれた。Aさんも寄られて、ミカンを配ってくれた。常連のAnさんが来られて、イスラエルのガザ攻撃を怒った。「ハマスのテロは許せないとまず言うのはおかしい。テロ云々は、帝国主義者の言葉だ」と言う点で一致した。
フランスでもイギリスでもイスラエルを支持する政府に対抗してパレスチナ支持・連帯の大きな集会、デモが行われている。日本でもなんとかしないと。(T・I)
◎ 汚染水問題の浸透度がよくわかる 10月26日(木)
雲一つない青空の下、Yoさん、Inさんと3人で設営作業。Inさんが『週刊金曜日』の「こんなことやってます」欄に投稿するため、テントひろばの紹介文を書いてくださったので、文章をチェックする。その後、私はたんぽぽ舎事務所での『とめよう!東海第2原発ニュース』の発送作業のため中座した。以下Yoさんのメモより。
12:35 中年男性立ち寄る。「Q&A ALPS処理汚染水」FOEJapanのチラシを渡す。立ち止まって読み、わかりましたとチラシを返してきた。「福島の方ですか?」と聞かれたので「いいえ」と答える。私たちのグループ名を聞くので「テントひろば」のチラシを見せる。見終わって中年男性は経産省に入って行った。
12:50 Inさんがチラシをまき「こんにちは、汚染水のこと考えて下さい」と声掛けをする。昼食を食べた人がどんどん帰って来る。経産省の人はあまりチラシを受け取らない、それでも3枚受け取ってくれ、5枚持ってきた分は全部まききったという。いろいろな調査では原発反対、汚染水海洋放出反対の人が減っているらしい。
13:10 Ok妹さん登場。
・K排水路から高濃度汚染水を流していた。
13:20 祈祷団の方登場。風が強く、いすが、たびたび、ひっくりかえった。カンパ箱に昨日のカンパ5000円が入ったままだった。カンパは、当日にきちんと入金してほしい。祈祷団の人がギターの練習をはじめる。
14:20 Suさん、Hiさん登場、少し遅れてShiさんが加わる。
14:20 Naさんが来てカンパをくださった。
14:30 Yaさん登場。
14:35から鎮魂死者が裁く 芸能の時間開始。
私(M.U)が戻った時、Yoさんは祈祷団の方たちと並んでビクトル・ハラの「平和に生きる権利」を合唱していた。少しして到着したTaさんが集会最後にマイクを持ち、ガザもウクライナも原発も、死者だけでなく生きている者も当然怒っている。連帯の力で現状を変えて行こう、とアピールした。Suさん、Hiさん、Taさんと4人で撤収作業し、4429日目の抗議行動を終えた。(M.U)
=======投稿1========
【県民投票条例運動への協力と応援に感謝!】川内原発の闘いから
川内原発20年延長を問う県民投票の会
事務局長 向原祥隆
本日、10月26日、鹿児島県議会臨時議会本会議において、川内原発20年延長に対する県民投票条例は否決されました。多数を占める自民、公明議員の反対によります。
この両党に所属する議員は、最後まで、国策である、二者択一は多様な意見をすくえない、原発は複雑な問題で県民に理解を求めるのは困難などと述べていました。
いちいち、簡単に反論できるわけですが、国策である、を強調していたようで、あとは県民投票をやりたくないための方便でしょう。もちろん、三重の芦浜原発をはじめ、国策を拒否した事例は山ほどあります。この国策発言には、党本部の意向には逆らえない、というヒラメ根性が透けて見えました。つまり、財界、全電力と癒着する党本部。そこに由来する恩恵の一部が県に流れ、県議は党本部に従順に従うという、この国の地方にまで至る政治構造です。
この間、多数の自民県議に会いましたが、県民投票やればいいと思っても、自民党に所属する限りそれはできないし、抜けられないという話も聞きました。正直な方です。なぜ抜けられないかと言うと、出身の選挙区に、道路などの県予算を持っていけない、と言います。一見、仕方ないように思えますが、これは、特定の者に利益供与をしてはならないという、地方自治法の明確な違法行為が、恒常的に県政で行われていることの証明です。長年の自民党支配の中で、県政も腐敗しているわけです。
今回の県民投票条例の、直接請求運動は、たいへん面倒で、多くの労力が注がれました。昨年12月から準備をはじめ、4月の設立総会、5月の請求代表者の証明書交付等を経て、6月1日よりスタート。雨続きの6月、炎暑の7月の2カ月間の署名期間。5万4000筆ほど寄せられたのですが、明らかに除外される署名(市町村が混在、署名日の不記載)を除いて5万290筆を選管審査に送り、最終的に選挙人名簿との照合で、4万6112筆が確定しました。2万6000筆の法定数を大きく超えるものです。
私たちは、とてつもなく危険な、川内原発20年延長を黙って見ているわけにはいかない、とスタートしました。目的は、抵抗です。何もしなければ、何もなかったように、20年延長が決められていく。これに我慢のできない人が結集しました。
法に基づき、全県を対象とした署名運動は、マスコミ各社も、放置することはできませんでした。動きのたびに大きく報じ、川内原発の危険性、20年延長問題の存在を広く県民に訴えることができました。そして署名も、法定数を大きく超える数が寄せられ、10月4日、本請求に至ることができました。
県民世論に原発の危険性を広く訴え、本請求までたどり着いた。この段階で、私たちの運動の目的はほぼ達成できたと言えます。
さらに、臨時県議会。塩田知事の公約違反をハッキリと指摘でき、県民に爪の先ほどの敬意を払う意志のないこと。自民、公明議員が、主権者の意思に従う気のないことを、浮き彫りにできたと言えます。問題の所在がはっきりしました。
楽しみで、しょうがありません。リコールなどせずとも、来年の7月には知事選が実施されます。塩田知事に代わる、原発に不安を持つ県民意志を代弁する新しい知事を迎える土壌は耕されました。県議選は3年後に待っています。
臨時議会で否決されようと、私たちは下を向く必要もないし、その気もありません。反原発。その意志を貫くのみです。
川内原発20年延長を問う県民投票の会
事務局長 向原祥隆
=======投稿2========
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その216
~「東電と共に脱原発をめざす会」(10月25日)質疑から~
2023年10月27日 木村雅英(経産省前テントひろば)
「東電と共に脱原発をめざす会」を隔月で開催、去る10月25日(水)午後にも東京電力広報部原子力センターの人たちと事前質問・回答・話合いを持った。多くの人が汚染水海洋投棄問題を糾弾。ここでは東電からの「港湾魚類対策」に絞って報告する。
事前の質問と回答と私の指摘は次をご覧願います。 https://www.jca.apc.org/~kimum/TEPCO231025.html
港湾魚類対策
東電が次を回答。○「福島第一原発港湾魚類対策の取り組みについて」 参考資料2023年10月13日 東電
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/newsrelease/reference/pdf/2023/2h/rf_20231013_1.pdf
この資料には次の記述がある。「セシウム濃度の高い魚類が港湾外に移動することを防止する為の今までの港湾対策
○港湾内海底土被覆、セシウム低減(フェーシング)
○魚類移動防止・捕獲
○港湾逢魚類のセシウム濃度測定
これからは以下の対策を実施または実施予定
○がれき撤去、フェーシング、堆積土砂サンプリング、K排水路排水口にシルトフェンス設置
○刺網による魚類移動防止・捕獲、網の高耐久化、1-4号機周辺包囲設置、港湾口における魚類移動防止対策を検討
○海底再被覆工事の開始と放射性物質の拡散抑制策
このことを福島県にも電話で確認した。要するに、イチエフ前の港湾は、海底を被覆しなければならないほど汚染され、魚を閉じ込めないといけないほど汚染されているのだ。港湾対策を強化しながら、一方で汚染水海洋投棄を続けるとはナンセンスだ。まるで港湾を死の海にしようとしているのではないか。
陸上タンク保管が可能である(イチエフ北側敷地やニエフにタンク増設可能)にも拘らず、海洋投棄をし続ける為に、福島港を死の海にすることは許されない。
なお、他にも次のことを東電が認めた。
○アルプスは、炭素C-14、ヨウ素I-129、ストロンチウムSr-90、Cs-137、Co-60、…を取り除けない。
○今までにサブドレインから150万トンを超える量の放射能汚染水を海に流してきており、これからも流し続ける。
一方、昨日次が報道された<東京電力福島第1原発の汚染水を浄化する多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中、放射性物質を含む廃液が体に付着した協力企業の男性作業員2人について、東電は26日、除染のため福島県立医大(福島市)に入院したと発表した。>
汚染水海洋投棄「海洋放出」の為に、福島港の海底土を被覆したり魚の移動を止めたり福島港を死の海にし、一方で新たに被ばく者を出した。 汚染水の海洋投棄を直ちにやめるべきだ。
=====添付資料=====
原発週報2023. 10.18-10.24 編集:漆原牧久
=========デモ、集会==========
・11月1日(水)東電株主訴訟(控訴審 第二回口頭弁論)
13時30分~ 東京高裁101法廷
・11月1日(水)原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動
12時~13時 六本木ファーストビル前
・11月1日(水) 二つの行動あり
1.第64回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない! 再稼働やめろ!
日 時:11月1日(水) 17:00より18:00 場所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル> 台東区上野5-2-1) ☆第65回は、12月6日(水)17:00より18:00です。
2.「第122回東電本店合同抗議」放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな! 東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:11月1日(水) 18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
☆第123回は、12月6日(水) 18:45より19:45です。
・11月10日(金) 経産省前抗議集会(毎週金曜日)
17時~18時 経産省前ひろば 11月3日(金)はお休み
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye5138:231031〕
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。