軍事化とジェンダー 4つの弁護士会でシンポジウム
- 2024年 5月 22日
- 催し物案内
- 4つの弁護士会シンポジウムリベラル21軍事化とジェンダー 戦争・軍隊
日本弁護士連合会、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会が共催する「軍事化とジェンダー 戦争・軍隊」と題するシンポジウムが、5月25日(土)午後1時~午後4時30分、弁護士会館2階講堂クレオ(東京都千代田区霞が関一丁目。霞ヶ関駅下車)で開かれます。
このシンポジウムの開催意図を主催者は次のように述べています。
「現在、我が国では軍備拡張とともに軍事主義的な価値観が徐々に社会に浸透していく『軍事化』が進んでおり、そこには『ジェンダー』の問題が深く関わっています。世界的に、軍事化とジェンダーの関係は、「男性優位」という組織上の問題にとどまらず、『女性や子どものような脆弱な人々を保護する』という家父長制的なジェンダー観が『軍事化』を正当化し、戦争を推進し、軍隊の基盤となり、また軍隊による性暴力を引き起こしている側面もあります。
我が国の自衛隊、あるいは世界の軍隊では今何が起こっており、それにジェンダーはどのように関わっているのか。平和主義、個人の尊重等を基本原理とする我が国憲法をそこでどう活かすべきか。本シンポジウムでは、我が国のジェンダー研究・軍隊研究をリードする社会学者、ジェンダー研究者、憲法学者、ジャーナリストを交え、ジェンダーという視座から、現代の戦争・軍隊、そして『軍事化』という事態を多角的に検討します」
◆第1部
∇基調講演「ジェンダーから問う 軍事化・戦争・軍隊」
講師:佐藤文香さん(一橋大学大学院教授)
∇現場レポート「自衛隊における性被害の実態について」
報告者:武井由紀子さん(弁護士)
◆第2部
∇パネルディスカッション「戦争・軍隊と性を考える」
バネリスト:佐藤文香さん、青井未帆さん(学習院大学大学院教授)、秋林こずえさん
(同志社大学大学院教授)、堀潤さん(ジャーナリスト)
コーディネーター:伊藤真さん(日弁連憲法問題対策本部副本部長)
◆申込み方法:【会場参加】先着順・事前申込み制 5月21日(火)締め切り
東京弁護士会のイベントページに掲載されている申込みフォームから申し込む
【オンライン参加】事前申込み不要。当日東京弁護士会のイベントページに掲載する参
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◆参加費: 無料
◆問い合わせ先:東京弁護士会人権課 ℡03-3581-2205
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