■短信■ ガザ攻撃を即時中止せよ 東京水道労組などが署名運動を開始
- 2024年 8月 30日
- 評論・紹介・意見
- 「リベラル21」イスラエルのガザ攻撃東京水道労組
イスラエルによるガザ攻撃が続いています。このため、労働組合が攻撃の即時中止を求める署名活動を始めました。以下は、その訴えです。
イスラエルのガザ軍事攻撃の即時中止を求める労組署名活動の要請
労組反戦行動実行委員会
全国の労働組合のみなさん
みなさんの日夜のご奮闘に敬意を表します。私たちは様々な労働組合が戦争反対の運動を共同で担っている労組反戦行動実行委員会です。
昨年10月から続くイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への軍事攻撃は民族抹殺(ジェノサイド)と呼ぶほかない惨状を呈しています。
イスラエル政府はハマスなどに対する「自衛権の行使」と正当化していますが、詭弁と言わざるをえません。今回の事態が1948年のイスラエル「建国」によってパレスチナの人々が先祖代々の土地を奪われ虐殺されてきた歴史の延長にあるのは明らかです。
そして、イスラエルの蛮行を自分たちの利益のために一貫して支えてきたのは欧米と日本です。これらの国々の政府は今回も停戦を求める国際的な世論にそむく言動をくり返しています。
私たち日本の労働者・労働組合は、イスラエルにガザ地区への軍事攻撃の即時中止を求めるとともに日本政府に対しても虐殺への加担をやめるよう求めていかなければなりません。
現在、世界中で多くの労働者・学生が「パレスチナ解放」のために人生をかけて立ちあがっています。私たちも「労働者こそが社会の主人公」「万国の労働者は団結しよう」というスローガンのもと職場と地域から反戦の決意を示していきたいと考えています。
そこで別紙の「イスラエルのガザ攻撃の即時中止を求める労組署名」をそれぞれの労働組合・団体で取り組み、職場支部(分会)の単位で、組合員・非組合員を問わず、すべての労働者に呼びかけていただくよう要請します。
この署名を通して反戦やパレスチナ問題に関する職場での討議と行動につながることを私たちは何よりも願っています。
署名の宛先はネタニヤフ・イスラエル首相と岸田文雄首相になっています。
■署名集約:【第1次】2024年9月末日、【第2次】2024年12月末日
■署名送り先:以下の実行委員会事務局のいずれかの労組までお寄せください(FAXでも可)。
・全水道東京水道労働組合 (東京都文京区本郷1-4-1 全水道会館3階)
電話03-3814-3795、FAX03-3815-5341
・全国一般・全労働者組合(東京都千代田区飯田橋2-13-9)
電話03-3234-1816、FAX03-3234-3026
・全国一般東京東部労働組合(東京都葛飾区お花茶屋1-18-11 田邑ビル5階)
電話03-3604-5983、FAX03-3690-1154
■署名は以下のアドレスからダウンロードしてください。
http://www.toburoso.org/shokuba-shomei.pdf
初出:「リベラル21」024.08.30より許可を得て転載
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-category-21.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion13862:240830〕
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