「声をださなきゃ、変えられない」
- 2011年 12月 5日
- 交流の広場
昨晩、無事にドイツに到着しました。こちらは曇り空で寒~いです。
Aさんが仰っていた「官庁の主導によって脱原発運動が急速に萎んでいる」という東京新聞の記事、そんな記事なんか吹き飛ばすようなポジティヴなコメントをグリーンピースジャパンのサイトで見つけましたのでご紹介したいと思います。
記事をポストされたグリーンピース・ジャパン、エネルギー担当の高田さんは、山本太郎さんや福島からの二人のお母さんたち、お子さんたちに同行されて、今回のドイツ核廃棄物反対運動デモにも加わった方です。彼女は何度もドイツ人に「「日本でも、原発を止めようと訴えるデモはたくさんありますか」「どうして日本人は、黙っていられるの?」と訊かれたそうです。日本の脱原発運動の状況を彼女が説明しますと、ドイツ人から「声を出さずに、どうやって変えるんだ」と言われたそうです。
ドイツの反原発者は約60%、原発支持者は約40%と聞いております。でもドイツ人の反原発を叫ぶ声はものすごく元気があって、今のところ、原発支持者を圧倒しているようです。さて、日本ではどうでしょうか?脱原発を願う日本人は70%から80%と、ドイツを上回っているそうです。でも残念ながら、「脱原発!」と叫ぶ声が、まだまだ小~さくて、日本全国に響き渡っていないようです。もし70%の国民がいっせいに声を上げたとしたら、日本の脱原発運動はものすごいパワーとなることでしょう!
下が、福島のお母さん&山本太郎さんとドイツの旅(3): 「声をださなきゃ、変えられない」へのリンクです。山本太郎さんの動画も付いていますので、是非ご覧になって下さい。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/3/blog/38108/
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。