3つの画像資料閲覧のお知らせ
- 2012年 1月 8日
- 交流の広場
- 被曝諸留能興
前回1月4日am02:30にお知らせ[http://chikyuza.net/archives/18121]した3本の「重要画像資料」をまだ見ていない方は、以下のURLから見ることが出来ます。宜しければご参照下さい。
ジャーナリストの間では周知の言葉が2つあります。
ひとつは
【世間でいわれる「秘密情報」の9割は「公開情報」の中に既に含まれている】
と言う言葉。
もうひとつの言葉は
【嘘は真(まこと)の皮、真(まこと)は嘘の皮】
という言葉。
決定的な重要な情報は、秘密にされ、報道されないから市民大衆には知らされていないのではなく、市民大衆に既に流され、公にされてきている公開情報の中にこそ、決定的な情報が(100%でなくても、核心部の主要な情報は既報道情報に含まれている!)ということです。
それにもかかわらず、大衆はそれに気付かないだけ、という意味です!
また、「あぁ・・これは嘘だな!」と世間の人から思われ、棄てられてしまうような、「一見嘘や考慮に値しないと思われる情報」でも、その皮を一皮めくれば、意外な真実をそこに発見できるということ。
逆に、「あぁ、これは確かな情報だなぁ」と、圧倒的多数の世間の人から「真実な情報、確かな情報」と思われる情報であっても、その皮を一皮めくれば、実は「嘘」だった!ということも珍しくありません。
この2つの法則は、今から30年前の湾岸戦争勃発直前の湾岸危機発生の際にも、当時のTVや新聞報道記事を、一定のテーマに絞って集中的に収集・分析する作業を試みた私(諸留)自身も、この2つの「法則」が、かなりの確率で正しいことを確認出来た経緯があります。
詳しく知りたい方は
《パレスチナに平和を京都の会》諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)著
『ついにここまできた日本の核武装 (H2ロケット開発の背後にあるもの)』
1994年6月7日発表
をご覧下さい。
今回の地震と福島第一原発事故でも、以下の、公開情報の中にも、決定的に重要な事実「真実」と「嘘」が、同時に、確認できます。
政府や自治体、マスコミ、市民大衆などの間で浸透・拡散・無批判的に信奉されている、放射能安全基準値の根拠となっている「国際放射線防護委員会(ICRP)の基準値」それ自体が、科学的・疫学的根拠の無いシロモノ、「政治的判断」だけに基づいて、核兵器、核エネルギー開発実用推進派によって恣意的、意図的に、決められていた値であることを、皆様自身、お一人お一人ではっきり御確認下さい。
(1)
NHK特集ドキュメント 追跡!真相ファイル「低線量被縛 揺らぐ国際基準」
(関西地方:011チャンネル)
2011年12月28日(水曜)PM22:55放映(30分)
この(1)のTV番組は、以下のULRから見れます
http://matome.naver.jp/odai/2130135738661742901/2132514465921397203
(2)
プログレス賞 ビバクコク ~切り捨てられた残留放射線~
葉佐井博巳(広島大学教授)・春名幹男(名古屋大学教授)
(関西地方:061チャンネル)
2011年12月30日(金曜)AM04:40放映(1時間10分)
この(2)のTV番組も、以下のURLから見れます
http://www.youtube.com/watch?v=ihI08Cbcs-E
(3)
報道ステーションスペシャル
古舘伊知郎・長野智子がいま原発を考える
(関西地方:061チャンネル)
2011年12月28日(水曜)PM21:00放映(2時間10分)
この(3)のTV番組も、以下のURLから見れます
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/5628543.html
以上(1)(2)(3)の3本の映像と、これも前回もお知らせしました
<増補>放射線被曝の歴史
中川保雄著
島薗進氏推薦
明石書店
ISBN: 9784750334820
2011年10月20日初版第一刷
本体2,300円+税
http://www.akashi.co.jp/
とを併読し、以上4つの資料をつき合わせて下されば、今回の福島第一原発事故に関する、電力会社・政府・自治体・原子力安全委員会・原子力安全保安院・マスコミ・一般市民大衆が言っている「放射能安全基準値の数値」も、事故原因も、全くあてにならないことが確認できる筈です。
これらは、核兵器及と原子炉開発&保有を不可欠の国是とする先進核エネルギー保有超大国の核エネルギー独占維持という核エネルギー戦略構想と、密接不可分に絡まったものであることが、明瞭に浮かび上がってきます。
見逃された方、まだ見てない方は、是非、ご覧下さい。
ただし、この3本の番組にも、例によって、巧妙な「罠」、露骨な「国民世論誘導」の意図も同時に、「随所にはめ込まれて」います。その点を十分意識しながら、「批判的」に、ご覧下さい。
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