テント日誌7月7日 経産省前テントひろば666日目~昨日例年より14日早い梅雨明け宣言がされました
- 2013年 7月 9日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
予報の 通り朝から太陽ぎらぎら、でもまだ午前中は時折涼しい風がテントの人たちを癒してくれていました。午後か らはじっと座っているだけで汗だらだらだったけれど……
10時過ぎから首相官邸前で行われた“100万 人の母たち”七夕プロジェクトに参加のため長野や福島から訪れた方たちがテントに寄ってくださり、いつもよりにぎやかな朝でした。
11時少し前,悲愴な顔でやってきた若い女性、「タクシー乗り場はどこです か?」と、聞けば大事な試験を受けるためやってきたけれど、丸の内線が事故で開始時間に遅れそう!と必死の様子、居合わせた人たちで一生 懸命タクシーを止めてあげようとしたが、空車はなかなか来ない、やっと止まったタクシーに乗り込み地図を見せて目的の場所が霞ヶ関違い で、埼玉にあるもう一つの霞ヶ関だったことが判明、もうどうしても間に合いそうも無く、彼女は思わず涙ポロリ!
彼女に とってこの試験は大学の推薦入学に必要な大事なものだったそうだ。まわり の大人たち「まだ若いのだからこれからもチャンスはあるよ」。推薦入 学に頼らないで受験でがんばれば……などなどと必死で慰めていた。
他にも 虎ノ門はどう行けばいいの?イイノホールはと聞く人が訪れた。それに してもテントの人たちはなんて優しいのでしょう!それぞれに丁寧に対応してあげています。後ろの ビルの住人や国会議員さんたち見習って欲しいなあ!
1時ごろ七夕プロジェクトを終えて日比谷公園での交流会に向かう人たちで また賑わった。福岡の 山伏さんも来て原発廃炉とテントを守る祈願のために法螺を吹いて下さった。ご利益がありますように!赤ちゃんを連れて参加のお母さんなど 少し座って休息して頂けたのは良かったです。2時 からテントの当事者報告会もあったのでほとんどの人たちがそちらに移動したが、私は留守番を引き受けて座り込む。通りがかりの女性、写真 を撮っていいですか?とおっしゃるのでどうぞとテントのチラシを渡したら、カンパして下さった。
七夕プ ロジェクトに間に合わなかったけど短冊を吊るしたいと来てくださった方、テントの笹に吊るして頂き、Sさんが交流会の場所まで案内する。
その後 数人で座り込み去年どんな風に暑さ対策をしたかなど、懐かしく思い出した。4時過ぎ報告会が終わって徐々にスタッフが戻って来たので私は帰路に!報告会 の詳細は別途あると思います。(I,K)
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