本日の脱原発・脱被曝情報(元スイス大使・村田光平氏からのメール、原発秘密指定監査なし、「ふくしま集団疎開裁判」パンフ、津田敏秀岡山大学教授(疫学)新著書他)
- 2013年 12月 15日
- 交流の広場
- 田中一郎
本日の脱原発・脱被曝情報です、
いろいろな方からいただいたメール、その他の情報から構成されています。
1.元スイス大使・村田光平氏からのメール「日本の歴史的使命」
村田光平先生からメールをいただきました、ご了解をいただいておりますので拡散
させていただきます(日本語と英語:別添PDFファイル)
以下はメール転送です。
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田中一郎様
アーカンサス州の原発火災の情報有難うございました。
未だ報じられていないことは驚きです。
福島の教訓を想起させる発信用小論(英訳添付)をお届けいたします。
ケネディ大使の長崎訪問の報に感銘を覚えます。
核廃絶への姿勢を象徴するかのようです。
オバマ大統領の広島、長崎訪問が現実味を帯びてまいりました。
猪瀬都知事の金銭問題を巡る深刻な疑惑の深まりはオリンピック東京開催のイメージ
を傷つけ、
その返上論の再燃を招きつつあります。
海外では日本が原発事故処理を最優先して最大限の対応をしていないことに対する批
判が強まりつつあることが看取されます。
事故処理の早急の国策化は、確実に東京オリンピックを実現するための前提条件に
なったと思われます。
村田光平
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2.原発秘密指定監査なし…第三者機関、未設置 – 毎日新聞
毎日新聞 2013年12月12日 12時27分(最終更新 12月12日 13時34分)
http://mainichi.jp/select/news/20131212k0000e040176000c.html?inb=ra
また、やってるよ、こいつら。有権者・国民や地域住民を何だと思っているのか。
特定秘密保護法と同じことを、いち早く原発の世界では先取りしていたというわけ
だ。だから、たとえば玄海原発稼働に懸念する住民に方々が、原発の安全に関する情
報公開を請求しても。、真っ黒けで出てくるわけだ。ろくでもないことを隠し続け
て、テロ防止だ、などと言っている、原子力テロをしているテロリストは、お前達原
子力ムラ住民の方ではないか、ふざけるな。
(以下、記事の引用)
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国と原子力事業者が決めた原発関連の秘密指定の妥当性をチェックする第三者機関
が、原子力規制委員会発足に伴い廃止されたまま、1年3カ月近くたった今も新たな
機関が設けられず放置されていることが分かった。原発関連の秘密が国と事業者の密
室で決められ、チェック機能が働かない状況が続いている。特定秘密保護法で秘密指
定のあり方が問題となる中、第三者機関に対する国の姿勢が問われそうだ。【関谷俊
介】
国際的なテロ脅威の高まりを受けた2005年の原子炉等規制法改正で、電力会社
は原発の核物質に関する防護規定を設け、安全に関わる情報を「秘密」に指定するこ
とが義務付けられた。施設への攻撃や核物質の盗難を防ぐための設備、連絡体制、出
入りの管理などの情報が対象。国は年1回の検査で適否を確認し、秘密情報は情報開
示の対象外となる。事業者や行政職員が漏らした場合は1年以下の懲役や100万円
以下の罰金が科される。
一方、規制委事務局の原子力規制庁によると、当時の原子力安全・保安院は、法律
の定めにない大学教授や弁護士による第三者機関「核物質防護秘密監査委員会」を設
置した。これは国会審議で「国と事業者への白紙委任となり、何が秘密かも分からな
い」などと懸念されたためで、監査委は05年度以降、ほぼ毎年1回開かれ、必要以
上に秘密が指定されていないかチェックしていた。
しかし震災後の12年9月、保安院から規制委への移行に伴い、監査委も廃止さ
れ、新たな第三者機関のあり方は規制委に委ねられた状態で議論はストップ。このた
め12年度、保安院と規制委は計60の原子力関連施設で事業者の秘密指定を確認し
たが、第三者のチェックは受けていないという。秘密情報の件数も、規制庁は「数え
ていない」と明らかにしていない。
監査委が過去に不適とした秘密指定はないが、最後に開かれた12年3月の会合で
は380件の秘密情報を審査したという。
規制庁核物質防護室は「第三者のチェックの必要性は認識している。(内閣からの
独立性が高い)規制委の検査でチェックは足り、第三者機関を設ける必要がないと判
断される可能性もあるが、他の業務で手が回らず規制委で議論がなされていない」と
している。
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3.【朗報】トルコ、UAEとの原子力協定の承認が時間切れに!自民党幹部「秘密保
護法案にパワーを使いすぎた。思わぬ誤算」 – 真実を探すブログ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1367.html
(特定秘密保護法反対の多くの市民の力が思わぬ成果につながっているようです)
4.「ふくしま集団疎開裁判」の新しいチラシ
●「ふくしま集団疎開裁判」HP
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
(まもなく、ここにもアップされると思います)
●福島の子ども達関連サイト
(1)まつもと子ども留学(一刻も早く子どもを安全な所へ避難を)
http://www.kodomoryugaku-matsumoto.net/
<福島の子供 松本に長期留学へ 全国で初めて市民団体が計画>
東京電力福島第1原子力発電所事故を受けて、松本市内に移住した自主避難者と市
民が、福島県内の小中学生を松本市内に長期的に「留学」させる準備を進めている。
放射能による子供の内部被ばくを防ぐ取り組みで、希望世帯の子供たちは親元を離
れ、松本市内の学校に通う。市が生活場所の提供などで協力を買って出ており、菅谷
昭市長は「(内部被ばくを避けるための)子供の留学を市民団体と市が共同で受け入
れるのは全国で初めて」としている。
http://www.shimintimes.co.jp/today.html#9
(2)18時台の特集-2013年12月12日放送のバックナンバー|スーパーニュース アン
カー
http://www.ktv.jp/anchor/today/2013_12_12.html
(3)ネット署名 Avaaz – 福島の子どもたちに甲状腺がんが多発している?
http://www.avaaz.org/jp/fukushima_thyroid_cancer_d/
(実は健康に危機が迫る子ども達は福島県だけではありません。その意味では、この
ネット署名は片手落ちです。東日本全域に充実した検査や放射線防護、そして避難・
疎開などの取組を広げる必要があります。放射線安全神話を蔓延させてはなりませ
ん)
5.(イベント情報)菅谷昭(松本市長、医師)講演会
非常に好評で、現在、立ち見席、ないしキャンセル待ち状態のようです。
会場をもっと広いところに変えてくれるよう、どなたか主催者を説得して下さると
助かります。
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原発とエネルギーを学ぶ朝の教室
「いま、子どもの被ばく影響をどう見るか」
日時 12月22日(日) 9時~10時
場所 クレヨンハウス東京店地下1階レストラン「広場」 (地下鉄表参道駅)
講師 菅谷昭(松本市長、医師)
参加費 1000円
要予約
ミズ・クレヨンハウス(03?3406?6465、11時~19時)
6.推薦図書2冊(津田敏秀岡山大学教授(疫学)関連)
(1)岩波新書『医学的根拠とは何か』(津田敏秀著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033010460&Acti
on_id=121&Sza_id=C0
(2)岩波月刊誌『科学 2013年12月号』
特集「甲状腺がんをどう考えるか」:この中の、今中哲二・津田敏秀・山田真各氏
3人の対談をお見逃しなく
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