テント日誌10月5日…久しぶりの右翼の襲撃は再稼動の動きに連動したものか(?)
- 2014年 10月 7日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1121日 商業用原発382日
久しぶりの右翼の襲撃は再稼動の動きに連動したものか(?)
台風18号の影響で朝から雨、テント前をスピード出して通り過ぎる車の水しぶきの音がうるさい。
昨日座り込んで下さったTさんからドイツの女性が来た話など色々聞いてメモしていたら、突然あちらの街宣車が10数台現れテント前に折り重なるように駐車して下りてきて此処は国有地だぞ!お前ら4年も占拠しているのか!
雨なので私たちは皆テントに入っていたので“”留守か?“居ないうちにぶっ壊すか!”などとわめいてテントを激しく揺すり始めた。入り口の戸がはずれ、受付の棚のものが落下した。どんな団体か確認したかったが、入り口の扉が雨のしずくで曇っていてよく見えなかった。
唯一一台の車に…日本国政党とあったのだけ読めたのだけれど…。伴走して来た公安の人が制止するが、あちらの人数にはかなわない。暫らくして外務省の警官か? 2人ほど来てやっと暴漢は引き上げた。今までなら丸の内署の人が駆けつけてくれたのだけれど…。テントに割りと好意的だったKさんが転勤してしまったせいだろうか?彼らが去った後周囲を点検したら、幟旗が倒され花鉢が壊されていた。そして経産省が設置した「国有地関係者以外立ち入り禁止」の看板が一つ壊された。器物破損ですね(笑い)?
テントの中では飾ってあったYさんの写真とKさんの似顔絵が落ちていた。暫らくこんな事は無かったのに何故?もしかして再稼働したい影の力が働いているのではと一寸怖くなる。その後は何事も無くテントの中で昔話や映画のことなどで楽しい会話が続いた。
さて襲撃の前に話していた昨日の事、ドイツのアルトパーとラさんと言う方が来て下さり色々話していかれたそうだ。彼女は日本とドイツを行ったり来たりして金曜行動にも参加しているとのこと、そして日本の情報をドイツに送っている。
<ドイツの状況>
ウラン再処理(核兵器目的)に動いている。
彼女の住んでいる州の緑の党も変ってきている。
(電力会社のパワーが強く圧力が掛かって居るせい?)
隣国のポーランドでも原発推進の動きがある。
自分はチェルノブイリのとき17歳だった。
姪が小さかったので地面の汚染などが怖かった。
今でもチェルノブイリのせいで国内で汚染されて放射能の線量が高いところが多い。などなど沢山の話をしたそうです。
以下のURLはドイツで活躍している脱原発団体「さよなら原発デュッセルドルフです。
http://www.sayonara-genpatsu.de/
昨日は多くの人が座ってくださったそうで良かった!3時半ごろ泊まりのKさん第2テントのHさんが来てくださったので私とTさんは失礼した。台風の影響がないことを願います。 (I・K)
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テントは雨には強いのだが風には…
大雨の中、テントにたどりついたら、既にテント内部は修復されていた。台風の前に来た沢山の街宣車。脱原発を訴える右翼もいるのに暴力行為は残念だ。18号が近づき、夜半から朝方までずっと激しい雨が続くが、幸い、川内の「6号店」も無事と聞き皆で祝杯。霞ヶ関の築3年のテントも雨には強い。
朝7時過ぎに経産省の職員3人が来て、昨日の招かれざる客が壊していった
「国有地関係者以外立ち入り禁止」の看板の写真を撮り、修復して帰って行った。いつもは、私たちを呼び出して警告を発するのに、今朝は逃げるように帰って行った。何か後ろめたいことでもあったのか?
台風18号は浜松に上陸したらしい。地下鉄は動いているらしく、大雨の中通勤客がテント前を歩いている。テントに当たる雨音が会話を遮る。台風が大風で経産省前テントをふっ飛ばさないことを祈る。 (K・M)
10月14日(火)10時30分 テント裁判第8回口頭弁論 東京地裁大法廷(103号)これまでと時間が異なります。留意して下さい。裁判報告集会13時(参院議員会館講堂)。
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