たんぽぽ舎から TMM:No2491
- 2015年 5月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2491】
2015年5月25日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.九州電力川内原発工事計画認可申請と再稼働
九州電力から200名もの技術者が東京に出張
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.九電川内原発再稼働阻止の大集会に参加しよう
「正しい報道ヘリの会」は九州で初めてヘリコプターを飛ばして
山本太郎さんが搭乗して大集会の様子を解説
安倍晋三をアンダーコントロールの福島第一原発の
排水口で水遊びさせましょう 広瀬隆
★3.戦争法案反対。原発攻撃で日本存亡の危機
平和というペテン 報復を受ける事態へと追い込まれる危険な法案
清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆さようなら原発ライブ&トーク
5・31川内・高浜原発再稼働のスイッチは押させない!
ライブ:SoRA、細美武士(theHIATUS/MONOEYES)
トーク:雨宮処凛、鎌田慧、落合恵子ほか 会場:上野・水上音楽堂
★5.新聞より
◆「大津波の危険認識 福島第一対策怠る」 IAEA報告書 (1面)
「想定外」を一蹴 「国際慣行に従わず」批判 十分に防護 思い込み
再稼働の動き 再発危惧 (2面)
(5月25日東京新聞1面より、2面は見出しのみ)
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※5/27九州電力川内原発再稼働を許さない!
5/16鹿児島から5/27の福岡九州電力本店へのリレーデモに連帯し、
川内原発再稼働阻止!九州電力東京支社抗議行動
日時:5月27日(水)18時より20時00分
場所:九州電力(株)東京支社 電話 03-3281-4931
JR有楽町駅前電気ビルヂング北館7F
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
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┗■1.九州電力川内原発工事計画認可申請と再稼働
| 九州電力から200名もの技術者が東京に出張
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
◯ 現在、川内原発1、2号機は工事計画認可申請が終わり使用前検査が行われている。
1号機については一時は「4月再稼働」と言われていたが現在は「7月末」などと、下方修正された。2号機も「8月再稼働」と報じられているようだが、実際にはもっと遅れるであろう。
本来ならば「工事計画認可申請」が許可されて初めて着工し、完工してから使用前検査を受けるべきところを、申請前から工事を行い、事実上工事計画認可申請を意味のないものにしてしまった上、本来補強をしなければならない、いくつもの装置類などを、そのまま使っている。
使用前検査は、現場で行われるので、私たちが内容を知ることはほとんど出来ない。保安規定の審査も「核物質防護」「テロ対策」を名目に秘密だ。要は工事計画認可申請で、いかなる評価をしたかが最も重要である。設置許可変更申請をパブコメに掛けた後、その基本設計に従って具体的な装置類で、どのような工事を行うかが書かれている。抽象的に「基準地震動に耐えうる設備」などと書かれても、それが具体的にどの程度の強度を有するかが分からない。それを知るには工事計画認可申請に書かれた具体的な強度計算書類を見るほかない。
◯ ところがこれら計算書類や図面の多くが「白抜き黒枠」であった。
要するに「知られては困る」内容だったわけだ。九州電力は「商業上の秘密」などと規制委に説明しているが、そんな理由が「3.11後の日本」で通用すべきではない。
原発推進派が最大の不信を買ったのは、お手盛りで作り上げてきた安全基準があまりに甘過ぎ、繰り返された「基準地震動越え」の地震に見舞われたあげくの東京電力福島第一原発の被災だったのだから。
電気新聞が3月の記事で工事計画認可申請の補正書提出について「設備の詳細設計の妥当性を示す評価など記載内容を充実させたほか、文書構成や表現も統一。」と記載していた。これが遅れに繋がったのだが、詳細設計の妥当性を示す評価とは何を意味するのか。
工事計画認可申請に記載された強度計算や耐震評価に重大な疑義が生じ、そのままでは持たなくなる、あるいは厳しすぎる点を直していったのだろう。
◯ 工事計画認可申請の詳細は、公開された会議よりも「ヒアリング」と称する規制庁と九電の「秘密会議」で決められていた。
九州電力から200名もの技術者が東京に出張してきていたと言う。おそらくこのためだったのだろう。これだけの人数で何をしていたのか、何処をどう書き変えたのか、九電と規制庁は回答する義務がある。
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┗■2.九電川内原発再稼働阻止の大集会に参加しよう
| 「正しい報道ヘリの会」は九州で初めてヘリコプターを飛ばして
| 山本太郎さんが搭乗して大集会の様子を解説
| 安倍晋三を、アンダーコントロールの福島第一原発の排水口で水遊びさせましょう
└──── 広瀬隆
全国のみなさま・・・東京の広瀬隆です
重要なお知らせです。
昨日(5/24)は、福島県二本松市で、フクシマ原発事故の被害者が結束する「原発事故被害者団体連絡会」(略称・ひだんれん)の結成集会が開かれました。
ついに自民党が、賠償打ち切りの方針を打ち出し、福島県民は「死の行進」をさせられる、という事態になってきました。これを、全力ではねかえします。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1919
そして、来月7日の博多の大集会が迫ってきました。
再稼働第1号の川内原発を、ストップさせる、最後の決戦です。
鹿児島県民は、現在、九州電力本店めざして北上中で、再稼働阻止の決死の大行進を続けています。
何としても再稼働第1号を、全国の力で止めます。
第1号を止めて、伊方原発を含めた第2号以下すべてを廃炉にさせます。
○日 時:2015年6月7日(日)13時~
○ストップ再稼働! 6.7 3万人大集会 in 福岡
~川内原発のスイッチは押させない!~
○場 所:福岡市舞鶴公園 福岡市中央区城内1番
電話:092-781-2153 地図:http://tinyurl.com/n6wl32h
○主 催: 原発いらない!九州実行委員会
「正しい報道ヘリの会」では、九州で初めて、ヘリコプターを飛ばして、インターネットでみなさまにお知らせします。
しかし、まず、参加することが第一です。ヘリコプターには、山本太郎さんが搭乗して、大集会の様子を解説してくれます。
万難を排して、集会にご参加ください。伏してお願いします。
インターネット中継のサイトなどは、後日くわしくお知らせ致しますが、今日は、ヘリ空撮が実行されることをまず、周囲のみなさまに広くお伝えして、集会参加を呼びかけてくださるよう、何度でもお願いします。
行動を躊躇しないでください。
福島県民に続く原発事故被害者を出してはなりません。日本のどこであっても・・今は、福島県民と鹿児島県民が危ないのです。
安倍晋三を、アンダーコントロールの福島第一原発の排水口で水遊びさせましょう。
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┗■3.戦争法案反対。原発攻撃で日本存亡の危機
| 平和というペテン 報復を受ける事態へと追い込まれる危険な法案
└──── 清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)
5月14日午後、安倍自公内閣は、臨時閣議を開き、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案を決定した。15日に法案は衆院に提出されるようである。与党は今夏の成立を目指し、法案を連日審議できる特別委員会を衆参両院に設置する方針とのことである。
○ 平和というペテン
現、安保法案を改正する「平和安全法整備法案」と、他国軍の戦闘を支援するために自衛隊を随時派遣できるようにする新法「国際平和支援法案」といずれも「平和」というペテンで実は「戦争」する法案の提案である。
○ 攻撃に対する報復
日本が直接攻撃を受けていないにも関わらず、他国を武力で守る集団的自衛権の容認により、9条に違反する先制攻撃をしたと受け止められ、報復を受ける事態へと追い込まれる危険な法案である。
○ 平和は9条のおかげ
今まで、戦争がなく国際貢献して平和に過ごせたのは、日本国憲法第9条のおかげのはずである。
○ 戦争反対、原発反対を全国で起こそう
安倍政権は与党の多数議席を背景に世論の戦争反対の声を無視し、今国会で安保改定と集団的自衛権の容認の行使法案を提案し、今までの平和を脅かし戦争する国へ変えようとしている。
平和な国を守るためには戦争反対・原発反対で多くの国民が結集した運動、すなわちオール沖縄に学びオール日本の運動で、安倍自公政権にストップをかけることである。
○ 戦争で原発被災の心配
原発は自然災害での事故が心配されていたが、戦争法案により報復攻撃などによる災害で日本滅亡の危機が危惧される。戦争法案反対のねばり強い世論の力で、法案を破棄しなければならない。
○ 5月16日付東京新聞1面より抜粋
★安倍首相冒頭発言「70年前の不戦の誓いを守り続ける」と宣言
☆前田哲男(軍事評論家)「一種のだましの技術だ。戦争を手伝う国家になるのに、なぜ不戦の誓いをするのか」
★安倍首相発言「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にありえない」
☆高良鉄美(琉球大学、憲法学)「これまで憲法9条の制約で米国の要請を断ってきたが(法案が成立すれば)集団的自衛権を行使でき、拒否する理由がなくなる。米国の戦闘に巻き込まれるのが現実だ」
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆さようなら原発 ライブ&トーク
5・31川内・高浜原発再稼働のスイッチは押させない!
http://sayonara-nukes.org/
日 時:2015年5月31日(日)(雨天決行・屋根有り)
12:30開場 13:00開演(要注意。13:30予定から変更!)
ライブ:SoRA、細美武士(theHIATUS/MONOEYES)
トーク:雨宮処凛、鎌田慧、落合恵子、
川内・高浜・伊方各地の原発現地から(予定)
福島から 長谷川健一
司 会:木内みどり 15:30 デモ 出発
会 場:上野・水上音楽堂 (アクセス)上野公園・不忍池湖畔
(最寄駅)JR「御徒町」駅徒歩5分、JR「上野」駅徒歩7分、
京成「京成上野」駅徒歩3分
主 催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会
入 場:無料 物販:有り
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┗■5.新聞より
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◆「大津波の危険認識 福島第一対策怠る」 IAEA報告書 (1面)
「想定外」を一蹴 「国際慣行に従わず」批判 十分に防護 思い込み
再稼働の動き 再発危惧 (2面)
【ウィーン=共同】
国際原子力機関(IAEA)が東京電力福島第一原発事故を総括し、加盟国に配布した最終報告書の全容が24日、判明した。東電や日本政府の規制当局は大津波が第一原発を襲う危険を認識していたにもかかわらず実効的な対策を怠り、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だったと厳しく批判した。
報告書は42カ国の専門家約180人が参加して作成。要約版約240ページが6月のIAEA定例理事会で審議された後、9月の年次総会に詳細な技術報告書と共に提出される予定。事故の教訓を生かした提言も含まれており、今後、各国の原発安全対策に活用される。再稼働へ向けた動きを進める電力各社に対し、安全対策の徹底を求める声も強まりそうだ。
報告書では、東電が原発事故の数年前、福島県沖でマグニチュード(M)8・3の地震が起きれば、第一原発を襲う津波の高さが最大約15メートルに及ぶと試算していたが、対策を怠ったと批判。原子力安全・保安院も迅速な対応を求めなかったと指摘した。
原発で働く電力社員らは過酷事故に対する適切な訓練を受けておらず、津波による電源や冷却機能の喪失への備えも不足。原発事故と自然災害の同時発生に対応するための組織的な調整もなかったとした。
(5月25日東京新聞1面より、2面は見出しのみ)
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