テント日誌8月30日(日) 経産省前テントひろば1450日
- 2015年 9月 4日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
8月29日(土)の出来事から
朝からしとしとの雨
テントの中で明日のためのチラシ折をしていると倉敷の玉島テレビの方が来てくださった。
国会前でハンストをしている学生さんの取材に来て映画監督の早川由美子さんに会い是非テントに行って見てと言われたそうだ。
テントが存在していたことをご存じなかったので驚いていた。
地方だとなかなか情報が届かないのですね。
私とYさんにインタビューして写真をたくさん撮って帰られた。
私はテントの出来た経由や今までのこと、裁判のこと、何故原発に反対するか、
戦争法案のことなどを話した。
玉島テレビで戦争法案についてアンケートをとったところ60%が反対・30%は賛成で後の10%はわからないと出たそうだ。
30%も賛成の人がいることに驚いた。
彼は明日の国会包囲にも参加するとのこと、
60年安保世代だとのことでした。
雨は夕方まで降り続いていたが、OさんM子さんなどが傘をさして座り込んでいた。午後から来たKさんは明日のためのチラシ作りに精を出していた。
私も少し手伝う。Yさんは痛んだ幟の修理を一生懸命していた。
みんなの心配は明日の天気のこと、雨が降らないように祈りながらテントを後にする。(I・K)
8月30日(日)の出来事から やっぱりすごかった!
今日は「戦争法案反対・安倍政権退陣国会包囲10万人」行動の日
昨日から天気が気になっていたが、朝からしとしと雨、午後にはやむように祈り
ながら家を出た。
10時頃テントに着いたら気の早いKさんがテーブルを出して受付の用意をしていた。少しして小降りになったのでチラシやカンパ缶を用意する。
10時半ごろにはもう国会に向かう人が通り始めた。
テントにも青森・大阪・静岡など色々なところから来た人が寄ってくれた。
1時過ぎには外務省脇にも集会の用意が始められプラカードやプログラムを配っていた。
テントのスタッフもKさんが用意したチラシ配りに国会前にと出かける。
チラシを受け取って裁判の傍聴や9・11経産省包囲にたくさん来てくれると良いけれど…
初めて参加の人も多かったようで国会への道を度々聞かれた。
集会の始まる前から国会前はいっぱいと戻ってきて日比谷の会場に向かう人たちも居た。
テント前に座っていて通る人・人・人をみて驚きと感動を抑えられなかった。
みんなこんなにも怒っているのですね。
2時になって外務省脇でシュプレヒコールが始まったのでテント前でも声を上げた。Tさんがスマホで国会前の様子を時々見せてくれ、歩道が開放されたことがわかった。大飯原発再稼働されるとき以来ですね。
受付は泊まり開けのTさんが手伝ってくれて助かった。
大きな集会のある時毎回来て手伝ってくれるぼけさんも来てくれたが、
今日は涼しかったので給水はしなかった。
第2テントでは暖かいお茶のサービスなどして喜ばれていたようです。
たくさんの人がテントのことを心配してカンパをして下さり本当に感謝です。
時々の小雨が3時半ごろから本降りになってしまった。
朝からでなくって助かった。
赤旗の号外を貰って帰途に着く。
夜のニュースで12万人集まったと知った。
反原発にもそれくらい集まって欲しいと願う。(I・K)
国会12万人包囲、テントも大いに盛り上がる
主催者発表12万人となった戦争法案反対国会包囲は、時折の小雨にも拘わらず
正門前の道路は完全に人波で埋まり、川柳のRさんも20万人といわれた2012年7月の反原連官邸前行動より多く感じられたと話す。参加者の熱い高揚感が後を引きその余波はテント内外に満ち溢れた。
夜も包囲行動が続いていると勘違いした女性が何人も訪れ、夕方の終了を知り悔しがる。希望の牧場・ふくしまのYさんもテント内でくつろぎながらも痛烈なメッセージを放つ。
「日本人は熱しやすく、さめやすい、忘れやすく、だまされやすい。そして、まっ、いいか、でしまう」。確かにご指摘どおりで耳が痛い。最大の電力消費地の東京人へ、「2020年までに直下型地震が襲うだろう」と警告す
る。その言葉には怨嗟ではない福島のリアルな現実の重みが迫ってくる。確かにオリンピックどころではないのだ。
川内原発ゲート前行動に参加し、久見崎海岸であった10人の学生グループが予告通り27日から参議院議員会館前でハンストに入っている。初日に雨除けのブルーシートを警官にはがされ、その後の様子が気になり12時過ぎの夜更けに自転車で訪ねる。機動隊の輸送バスが国会前、官邸前に4台ずつ待機している。職質は受けなかった。
疲労の色を浮かべた学生はスノコの上に横座りになっていた。「無理せず貫徹して」と伝える。翌朝の帰り際に再び寄ったが、5日目は違う学生が座り込んでいた。彼の握手に応じたが強く握り返したので安心し、こころで「がんばれ!」と伝えた。そろそろドクター・ストップが出始めるかもしれない。
ハンスト後の食事は「重湯などを噛むようにして食さなければダメ」と以前、自らも絶食経験のあるテントに訪れた女性が「西洋療法だけではなく東洋医学の医者も待機させるべき」とも話す。
多くのカンパが寄せられた。通勤時のサラリーマンらに、経産省前にて国会前で配ったテントイベントと控訴審最終弁論、テントTシャツのセットチラシをまく。受け取りはスムーズとはいかないが「2015年8月の川内原発再稼働と9月のアベ戦争法案強行採決を許すな!」と連呼する。
テント前では昨日から神戸から来たKさんがウクレレで「あーあ、やんなっちゃった、オドロいた」の牧伸二メロディを反原発作詞で演奏していた。わかりやすい原発不要ソングをもう一度聞いてみたい。(石鍋誠)
森さんの映画会、第二回「林昭の魂を探して」 9月2日(水)
映画19時~21時、懇談会21時~22時15分。第二テントにて 参加を!
9月2日(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.第14回九州電力川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議
日時:9月2日(水)17時30分より18時30分
場所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
2.第24回東京電力本店合同抗議行動
東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
原発再稼働は日本を滅ぼす
日時:9月2日(水)19時より20時
場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
テント設立4周年 9・11(金)経産省包囲行動
抗議集会(19時~20時)正門前・経産省包囲行動(20時~21時)
「怒りのヒューマンチエーン」≪鳴り物、光ものを持参で参加を)
9月9日(水)「表現の自由とテント」
―新しい市民運動の一つの試み―
18時開場・18時30分開始・終了21時日比谷図書館CH
パネリスト
内藤光博(専修大学教授 憲法学)
三上治(テントひろば運営委員)
神田香織(講談師・「テント応援団」)
黒田節子(原発いらない福島の女たち)
主催・問い合わせ先:経産省前テントひろば(電話070-7473-1947)
9月18日(金)テント裁判控訴審最終弁論
東京高等裁判所102号法廷 15時開廷(傍聴券受付14時半迄)
事前集会(13時半)報告集会17時(衆院第一議員会館大会議室)
東京高裁を埋め尽くす傍聴参加を!
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