■■■新年号~豊田直巳NEWS-6■■
- 2011年 1月 6日
- 交流の広場
新年、明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願い致します。
豊田直巳@フォトジャーナリスト・JVJAです。
目次
1 2月25日~3月2日 豊田直巳写真展 「地の底の子どもたち」
2 新刊 『子ども・平和・未来 21世紀の紛争 中東からのレポート』 (岩崎書店)
3 “YAKINIKU-ARTIST ACTION in EDAGAWA”報告
■ 豊田直巳写真展 「地の底の子どもたち」~インド・児童炭坑労働者の顔~
インド東北部のメガラヤ州には無数の炭坑があります。その炭坑の底で、泥と汗と炭塵にまみれて働く子どもたちに出会いました。夜明け前から暗闇に潜り、ツルハシを振るう彼らがときどき見せる素顔。その瞳に宿る子どもたちの思いを感じて頂けたらと思います。ぜひ、お越しください。
会期 2011年2月25日(金)~3月2日(水) 12:00~20:00(最終日は17時まで)
会場 新宿眼科画廊
入場無料
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
TEL+FAX:03-5285-8822 http://www.gankagarou.com/
■共著 『子ども・平和・未来 21世紀の紛争 中東からのレポート』 (岩崎書店)
絵本、童話などの児童図書で知られる岩崎書店から、子ども向けの文章と写真によるレポートを出しました。「難しい話し」を「分かり易く書く」ことの難しさを、あらためて実感しながらの執筆でした。でも本当は、もともとは「難しい話し」などではなく、法を守ろうとしない「難しい国」イスラエルやアメリカの問題なのです。
豊田は、第二巻「中東からのレポート」のレバノン、シリア(ゴラン高原)を担当しております。是非、お近くの書店でお求めになり、お子さんたちにプレゼントして下さるとうれしいのですが。
全5巻 http://www.iwasakishoten.co.jp/products/4-265-10546-7.html
■ “YAKINIKU-ARTIST ACTION in EDAGAWA”報告
年齢のせいでしょうか、ラテン文字が並ぶと???。ですから個人的にはこうした表記に疑問がないわけではありませんが、ともかく無事に、しかも大成功裏に催し物は終わりました。
YAKINIKUは焼き肉。キムチは朝鮮半島の食文化。在日コリアンの食文化は焼き肉。この焼き肉文化を世界に発信しようとの意図もあってラテン文字表記したようです。
ARTISTは音楽家、奏者、映画監督、映像作家、詩人、美術家、造形作家、歌手、芸術家、アーティスト、ゲージュツカ、パフォーマー、写真家、そして生徒などとも呼ばれている「作家」たちが多数、参加しました。さまざまな世代が、垣根を越えて交流する場でもありました。
豊田は写真とスライドショーで参加しました。スライドショーでは、映像作家の安海龍さんとの協働、そして任キョンアさんのチェロとの共演ができ、新しい写真表現への大きなヒントも得られ、きわめて有意義な体験となりました。
この催しは、学校や生徒と、枝川地域の人々との交流も含めた“ACTION”だったので、これも英語表記なのでしょう。ちなみに旧校舎から新校舎への引越しは「枝川アート引越しセンター」???でした。豊田も2時間みっちり同センターの「臨時職員アーティスト」としてアートに参加しました。
EDAGAWAは東京都江東区の枝川。参加アーティストは、在日朝鮮人、在日韓国人、在日関西人、在日コリアン、在日中国人、朝鮮人、韓国人、日本人などで、参加者同士の一部に英語を共通語として使用せざるを得ないときもある、というより、そのような広がりの中での開催された場所だからの、EDAGAWAだったのです。以下をご覧ください。
http://www.facebook.com/pages/Yakiniku-Artist-Action-in-Edagawa/177967495563136
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