テント日誌10月25日(日) 経産省前テントひろば1506日
- 2015年 10月 26日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
右翼も左翼もない。みんなで原発反対をと改めて思う
今朝は北風が吹き荒れてもう冬の到来かと思う。
立冬は何時なのだろうと調べてみたら11月6日頃らしい。
久しぶりにA子さんが来てくれ一緒に膝掛けに身を包んで座り込んだ。
A子さんが米、テネシー州で20年ぶりに新規原発を認可したという話をしてくれた。イギリスでも新規建設をすると言う。
世界はどうなってしまうのか心配だ。
サイクリングの人たち、ガールスカウトと思われる団体が通るがみんな無関心なのにがっかり。
外務省の方に右翼の街宣車が下りてきたので今日は何があるのだろうと思っていたら、突然「脱原発テントに結集して頑張ろう!」と言う声が聞こえてきたのにはみんなびっくりしたと同時にほっとする。
右翼も左翼も無い、みんなで原発反対を言い続けなければと思う。
毎日来てくださるM子さんや第2テントの人など集まって来たので私は失礼した。(I・K)
日曜夜の脱原発談義
昼の暖かさがどこかに飛んで行ってしまった。放射冷却か冷たい空気が流れてきたのか分からないが、テントで寒さを実感、地下鉄の駅構内が非常に暖かく感じる。
そんな中で野郎ばかりが集まって秋の夜長に次のような反原発談義を続けた。
★来春の電力自由化に向けて関東では東京ガスから購入することを推し進めるといいのではないか。まだ契約できる段階ではないが、myTokyoGasに原発の電気は使いたくないと意思表示して登録することができる。
★ロシアから液化天然ガスを輸入することがパイプラインにより簡単にできる。
★イギリスの新規原子力発電所に中国製の原子炉を導入すると報道された。日本への最初の原発がイギリスからのコールダ―ホール型原発の輸入であることを考えると不思議だ。TPPなど経済圏の影響もあるのか。
★福島第一原発事故では、地震による配管破断があったことと、3号機で核爆発があったことが隠されているのではないか。
★大阪の女児焼死事件の再審決定、冤罪で20年も閉じ込められていた母親らのことを思うと胸が痛む。それにしても、自白を強要する検察・警察に強い怒りを覚える。経産省の官僚たちもこのように事実をねじ曲げているのであろうか。不当に逮捕されることがもしあったら黙秘することが最も重要な自衛手段だ。
人数が多いので泊りを免除されて帰宅。寒いテントに泊まる人々に感謝。裁判所が認められて警戒レベルを下げて寝られるのはこの日が最後になるだろうか? 本日は高裁で判決が言い渡される。(K・M)
大阪のUさんからの便り
いつもテント日誌を送って頂きありがとうございます。
今月の19日で、テントが設立されてから1500日!
テントを日々運営し、泊まり番をこなしたり、毎日テントに足を運び続けてこられた皆様に、「本当にお疲れさま」の言葉をまずはお送りしたいと思います。
もちろん闘いはまだまだ終わっている訳ではないので、あくまでもこれまでのさまざまな努力に対する「お疲れさま」ですけれども。
テント運動を長く持続させて来られたその結果が、1500日という数字となって現れているのだと思います。
26日(日付は今日)はテント裁判判決日。
自分は大阪にいるため、残念ながら今日は東京に行って判決を見守ることができません。
おそらく判決の日を、意図的に10月26日「原子力の日」にぶつけて来たのであろうと思っています。
しかしこの日は反原発運動の側では、「反原子力の日」と位置づけられています。今日は東京でも「反原子力デー」の集会があると聞いています。
しかも愛媛県知事が伊方再稼働に同意すると予想される日ですので、テントも皆様も再稼働反対のアピールを徹底的にやられるに違いないと思っています。
テントの運動は原発終焉のときまで終わることがないと思っています。
寒くなってきましたので、テントの皆様はお体に気をつけて下さい。
今日テント裁判に行くのは無理ですが、冬場に、また東京へ行ってテントを訪ねられたらと思っています。(大阪在住のUさん)
10月26日(月)はテント裁判の判決日 結集を!
当日の行動予定
● 13時30分 テントひろば前集合
● 14時 東京高裁(地裁)前集会
● 15時 判決(102号法廷)
● 15時30分 記者会見
● 16時 報告集会 衆院第二議員会館 多目的会議室
(判決と今後の取り組みを中心に)
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