人類の選択について、温暖化問題(石炭VS原発)、日本革命の衝撃について(1)
- 2015年 12月 8日
- 交流の広場
- 武田明
序
一気にまとまった形になってから書きだしたかったが、それでは、読む方も書く方も大変かもしれない。
問題点が、山積となっており、主題別に、分けても書きたいのだが、問題点が、複合的でもあり、同時進行でもある故に、取り逃がす事も出来ず、羅列気味にもなってしまう事が、残念でならない。
温暖化問題を考えるとこれでは、人類も長くはないのではないかと思えたりもする。
こちらを考えずに、思想問題、理論問題、歴史問題だけに限っていく事も一つの手段でもあるのだが、それも、何か不誠実な様にも思えている。
先日の『報道特集』そして、昨日の『ニュース23』においても、この事の問題の一端が紹介されていたのだが、先進国問題であるのは、当然であり、全力で、「人類救済事業」としての視点へ傾けるしか本来は道がないはずであり、「救済」とは、宗教的であるのか科学的社会主義的であるのかの問題は、解決されねばならないこちらは、「理論武装」としての後者の視点(思想問題、理論問題、歴史問題)となっているわけである。
即座に、戦争の原因となっている軍需産業支配、金融資本主義、エネルギー独占既得権益問題を解体しなくてはならないはずでありながら、「今だけ、金だけ、自分だけ」支配の片棒を、日本人の我らさえ残らず、片棒を担がされていると言うわけであるのだ。
二酸化炭素を吐くなとは言えない中での折衷とはなんであるのか?
これについてのわかり易い専門家の意見会議、テキスト化が必要であり、更に、大衆への広報としての真民主主義革命としての展開は、不可避であるのではないかとやはり、何度考えても同じ結論へとたどり着くと僕は、考えている。
1.日本革命とアジア(真テキスト化と知性化戦争の行方)
中国よ、どこへ行く? 『現代中国のリベラリズム思潮-1920年代から2015年まで』出版記念シンポジウム
http://chikyuza.net/archives/57955
この長丁場の面白さ、アドリブ演劇的にも醍醐味が随所にあり良かった。
序盤は、様子見であり、中盤から諸先生方の質問合戦となり、そして、後半になって、遠慮がちであった中国からの留学生たちが、重たい口を開き、聴衆的には、主催者側は、120名集まった事を喜んでいたが、僕としては、まだまだ、空席があり、不満ではあったが、内容的には、良い出だしであったようにも思えた。
なんとか、『ラブライバー』(注参照)的なる隠れた面白味を広げてきたい、連続性を確保していきたいところだ。
(注:アニメには、ガンダム、エヴァ的な戦争系が有名であるが、ゲームの流れからアイドルマスター、ラブライブと言う美少女アニメ系がある。戦争系よりは、小津安二郎的日常性に近いものと言えるかも知れない。しかし、男の子は、やっぱり、黒澤明からカムイ伝の復興、社会派、アル・パチーノからデ・ニーロの良きドラマの復興を望んでいるのではないだろうか?今こそ、それを具体的に模索していかねばならない時であるのだ。全ては、カムイ伝第三部、ビッグコミック小学館を動かしていかねばならない。水木しげる巨匠の死を無駄にしてはならないのだ。)
さて、現代中国論については、とても、日本人市民にとっては、複雑過ぎて、理解に届かないものとなっているだろう。
爆買いが、流行語ベストとなり、そして、ゴダール的なる映画ファンも多いだろうと思うのだが、「ウルトラ毛沢東主義」はどこに歴史的に、位置づけられているのかの問題意識であるのだが、それさえも断絶したる日本市民にとっては、どうしたら良いのか?
『歴史の終わり』
中国は、崩壊どころかGDPにて、アメリカを数十年後抜くと言われているのだ。
それを脅威として、戦争法を整えているファシズム日本、アメリカ帝国主義の傀儡前線基地化再びの愚かさを繰り返している始末であるのだ。
まさに、温暖化により、石炭利権売り込みをする安倍政治、あらゆる意味での「人類救済」としてのちきゅう箱舟壊しを敢行する破滅主義的金融資本主義の覇者として奔走している図となっている。
その片棒を担がされてはいけない国民であり、市民の良識であるのだが、その認識を明確にする真テキストを提出する「共同会議」の場が、作り出されていないわけでもある。
広報するわかり易さは、池上彰氏、佐藤優氏からも学ぶものが多いように思う。
しかし、いずれも、「入門的」導入であり、「二世代目」革命に到達していない。
「三世代革命」として、日本革命の道筋、テキスト化を急がねばならないのである。
まずは、夏の参議院、60以下である。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/201660-e47c.html
付録:基本資料(1)日本革命の衝撃(短期的見通しと長期的見通しについて)
http://revolutio.exblog.jp/22623372/
取り急ぎ、続く。
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