水俣病60年、解決は? 故原田医師の残した言葉、そして、今、ミナマタでは
- 2016年 6月 20日
- 評論・紹介・意見
- 田中一郎
- NHK・ETV特集「水俣病と生きる ~医師・原田正純(はらだまさずみ)の50年~」
- 生きる、伝える、水俣の子の60年|NNNドキュメント|日本テレビ
水俣病の今、の2つの直近の録画をお送りします。
私は、この2つのVTRを見ていると,
涙がとめどなく流れてきて、収拾がつかなくなります。
そして、猛烈な怒りがこみ上げるのです。
この国の政治や行政の在り方は許せない、
つぐつぐ、思い知らされます。
そして、今でもなお、水俣の被害者の方々を支え続ける
多くの方に対して、頭が地の底に下がる思いがするのです。
私は、いったい何をしているのか、
こんなひどいことを、そのまま見過ごしていて、
いったい何なのだ、そう思います。思い知らされます。
お前=つまり自分、それでも人間かと、
日本という国が信じがたくなった水俣病、
それは私がまだ、高校生だったころに気がついたことでした。
それから40年以上の年月が経過しています。
自分も含めて、いったいこれは何なのだ、と思います。
何をしているのか、と。
このまま、時がたつのを許すのか、と、です。
そのミナマタが、今度はフクシマで繰り返されようとしています。
– @動画
http://www.at-douga.com/?p=6007
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-tanosiiburogu/archives/51981244.html
http://www.ntv.co.jp/document/backnumber/archive/60.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion6153:160620〕
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