テント日誌6月19日…沖縄県民に連帯する集会から
- 2016年 6月 20日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 翁長知事「負けてはいけません」 県民大会、犠牲者悼む【動画あり】 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=174123
- 翁長知事あいさつ全文 https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=174128
- もうたくさんだ 坂本龍一さん【県民大会・著名人メッセージ】 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=174006
- 怒りを示すとき 赤川次郎さん【県民大会・著名人メッセージ】 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=174007&f=cr
- 悲劇を断ち切れ 春香クリスティーンさん【県民大会・著名人メッセージ】 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=174016
- 国会前で「地位協定改定を」 沖縄女性殺害事件に抗議 http://www.asahi.com/articles/ASJ6M5G67J6MUTIL00V.html
- IWJの録画中継は http://iwj.co.jp/wj/open/archives/310283
経産省前テントひろば1744日
平和のための6・19大行動もあり、川柳句会もありの一日
今朝久しぶりにサイクリングの方たちが寄って下さった。
テントのなかではKさんがチラシくみに余念がなかった。
少しして右翼の街宣車が通りいつものようにテントに対して暴言を吐いて行ったが、彼らの目標は他のところにあったようで実害はなかった。
午後からは「怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応するいのちと平和のための6・19大行動」があったのでテーブルを出して用意した。
第2テントでも物販やお茶の用意がされていた。
午後のテントでは川柳会・サンバのライブなどがあって賑やかだった。
乱さんが選んだ席題は「選ぶ」と「時代」
初めての方を交えて盛り上がった。
乱さんの選んだ賞品もユニークで良かった。
選ぶの部
特選
選ぶ目はくもらず鋭く未来見る 竈猫(かまどねこ)
秀句
劣化したシルバー議員ハズレ札 のら
人民を選びほどこしする国家 草地
何故いつもいい事無いのに自民支持 芒野
選ぶなら自公以外と声高く 乾草
安倍首相選ぶ以前の世襲とは 落葉
時代の部
特選
総中流いつの間にやら総下流 芒野
秀句
「時代のせい」にせず皆で立つわれら市民 竈猫(かまどねこ)
迷彩柄平気でまとう若者ら 乾草
美術館ついでにデモに寄る時代 一九
放射能時代に生まれ何をなす 草地
核時代フクシマ事故でピリオドを 落葉
(I・K)
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家でくつろぐ貴重な日曜の夜に想う
「6.19大行動」には国会正門前に約1万人(主催者発表)が集まった。6万5千人の沖縄県民大会から翁長県知事のあいさつが中継して流され、国会周辺も「怒りは限界を超えた」を共有した。落合恵子さんが沖縄女性の止むことが無い怒りの歴史を訴え、清水雅彦さんが戦争法も沖縄基地も原発も根は同じだと話した。
終了後にテントに戻るとひろばは人だかり。第二テントで「サンバ・ナ・ファLIVE at 反原発美術館」が開かれていたからだ。軽快な音楽とお話を聴きながら、沢山いただいたカンパ金を数え郵便局に預けた。
足痛の復活と疲労ゆえ、泊り当番にテントを託して帰宅、珍しく日曜の夜を自宅で過ごした。「キラー・ストレス」放送で自分の呼吸に集中する簡単なストレス解消法を学び、たっぷりとマーラーの音楽を楽しんで疲れを癒した。
テントではなつかしの人も来て小雨降る中で楽しい話し合いが続いたそうだ。泊りを免除されてもう一つ残念なことは、月曜の朝に、虎の門界隈への通勤客に向って「経産省は大嘘つき。原発は安全ではない、安くは無い、電気は足りている、原発はゼロエミッション(排出ゼロ)ではない」と経産省本館前で叫んでチラシまきできないこと。
そう言えば、四年ほど前にテントで知り合った福岡在住のピアノ教師田中靖枝さんから18日(土)の毎日新聞オピニオン蘭に載った「国政選挙1票を捨てないで」と題する投稿コピーが送られてきた。「税金を武器に使うか子育てに使うか決めるのが議員で、その議員を決めるのが市民です。1票を捨てないで。」と。安倍政権によるメディア規制が厳しい中、マスメディアに働きかける紙上(紙外)デモも大切だ。
(K.M)
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沖縄県民に連帯する集会から(立憲フォーラム通信からの転載)
6月19日の国会前での沖縄の怒りと悲しみに連帯する行動、午後3時05分に沖縄県民大会で発言する翁長知事のスピーチが設置されたスピーカーから流れ、参加者は皆静かに聞き入りました。多くの発言のなかで作家の落合恵子さんと共産党の田村智子参議院議員の発言が心に残ります。落合さんはかって書いた小説『ザ・レイプ』に言及しながら、主な米軍による暴行傷害事件を数え上げ、田村議員は、息子が今回の被害者と同じ20歳。1995年の米兵による少女暴行事件の時にお腹にいたことに触れながら、再び今回のような悲惨なことを生んでしまったことの責任を日米政府だけでなく「私たちにある」と発言していました。落合さんは31年前に『ザ・レイプ』のあとがきに「あらゆる差別は、強姦の論理ではないだろうか…。『ザ・レイプ』は、そんな視点で書いた小説である」と書いていました。「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」、「沖縄を差別するな」という菱山南帆子さんのコールが切ない国会行動でした。
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福島原発告訴団からお知らせの
東電汚染水問題 集会&デモ◆
福島地検が不起訴処分とした東電汚染水海洋放出事件。告訴団はこれを不服として、福島検察審会に申し立てています。
集会では、2011年3月から東電記者会見に通い、取材されてきた木野龍逸さんに、汚染水問題などについて詳しくお話しいただきます。
日時 2016年6月22日(水)
13:30~ 集会 福島市市民会館 第2ホール
*講師:木野龍逸さん(フリーランスライター)
2011年3月より現在まで東電記者会見に通い続ける
*弁護団からの報告 大河陽子弁護士
*ノーマ・フィールドさん(シカゴ大学名誉教授)
告訴団ブックレット「これでも罪は問えないのですか!」英語版翻訳者
15:00~ デモ (コース)福島市市民会館~福島駅周辺
◆7.18海の日集会「これ以上 命の海を汚さないで!」◆
福島原発事故により海に流れ出た大量の放射性物質。事故から5年がたっても、いまだ解決には程遠く、規制委員会や経産省は「トリチウム汚染水の海洋放出」を推奨しています。
放射性物質は海へ流れ込み続け、環境への影響が懸念されます。それは巡り巡って私たちの生活に影響を与えます。その海は世界につながっています。
7月18日の海の日には、夫婦漫才師にして東電の記者会見に通いつめ、福島第一原発の状況や東電の事故対応などに精通している、おしどりマコ・ケンさんをゲストに招いた集会を開催いたします。
日時 7月18日(月曜祝日)13:00~15:30
場所 いわき市文化センター 4階大会議室
講演 おしどりマコ・ケン(よしもとC.A.所属夫婦漫才師、DAYS JAPAN編集委員) 海渡弁護士
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福島原発告訴団
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
電話 080-5739-7279 Eメール 1fkokuso@gmail.com
ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
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