11／22のいろいろ情報です（メール転送を含む）。3つの重要文献とイベント情報をお送りします

2016年 11月 24日
評論・紹介・意見
田中一郎

＜田中一郎（たなかいちろう）＞

１．2016年11月25日鈴木宣弘先生講演資料 (長岡市改訂版)

鈴木宣弘東京大学大学院教授（ご専門は農業経済）よりＴＰＰ協定関連の貴重な論考をいただきました。みなさまにもご覧いただきたくお送りいたします。既に本日付各紙夕刊でご承知の通り「トランプ次期米大統領は２１日、就任後１００日間で進める政策の改訂版を公表し、就任初日に環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）からの離脱を表明する意向を改めて示した」（朝日新聞）とのことです。

以下の鈴木宣弘先生を論文を是非、みなさまもご覧ください。

（関連）トランプ氏、ＴＰＰ離脱を改めて表明　大統領就任初日に：朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASJCQ2RRKJCQUHBI00K.html

２．中川恵一東大病院准教授の日経紙上での発言を検証する――放射線被曝 20mSv は「一日三食毎日コメを一年食べた場合のヒ素による発がんリスク」程度というは本当か？

（市民と科学者の内部被曝問題研究会会員渡辺悦司 2016年11月16日）

３．「軍学共同反対連絡会」NEWS LETTER NO.2（2016.11.20）（カラー）

多くの良心的な学者のみなさま、そして市民が連帯してがんばっています。みなさまも合流してください。

（関連）軍学共同反対連絡会 – Japanese Coalition Against Military Research in Academia

http://no-military-research.jp/

（関連）Peace Philosophy Centre 宇宙に拡がる南西諸島の軍備強化：前田佐和子

Military Buildup of Nansei Islands – Yonaguni, Miyako, Ishigaki, Amami, and Spac

http://peacephilosophy.blogspot.jp/2016/11/military-buildup-of-nansei-island

s.html

＜イベント情報その他です＞

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（１）早朝の列島に悪夢再び…福島第2核燃料冷却装置が一時停止日刊ゲンダイDIGITAL

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/194414/1

（関連）原発冷却停止ヒヤリ（東京 2016.11.22 夕刊）

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161122/k10010779391000.html

（田中一郎コメント）

福島第１原発事故当時の４号機の使用済み核燃料プールを思い出してください。あの時追撃で、深度７クラスの二度目の地震が福島第１原発を襲っていたら、おそらくは４号機の使用済み核燃料プールは建屋ごと倒壊し、使用済み核燃料があたり一面に散らばって広がり収拾がつかなくなり、菅直人（当時）首相に指示されて近藤駿介（当時）原子力委員長が試算したように、半径250ｋｍ圏内は人の住めない放射能汚染地帯となって避難を余儀なくされていたでしょう。今回の福島第２原発でのこのトラブルは、そういうことが全国どこの原発・核施設で起きても不思議ではないということを意味しています（特に使用済み核燃料や高レベル放射性廃液が山のように置かれている青森県六ケ所村再処理工場が危ない）。原発・核施設が稼働しているかどうかは関係ありません。使用済み核燃料プールや高レベル放射性廃液タンクが超危険なのです（特にプールが建屋の４階・５階にある沸騰水型原発は危ない）。

（２）（メール転送です）【緊急賛同募集】声明：「原発コスト安」は嘘だった－国民への8.3兆円負担転嫁ではなく政策転換を

声　　　明　　　　　　　http://power-shift.org/info/160921/

ネット署名　・団体賛同　https://goo.gl/forms/cgWgqKCNNnINN2Jo1

・個人賛同　https://goo.gl/k7qDl1　(Change.org)

（３）要申込み　12・8開戦の日、今の日本にもう黙っていられない！―アジアからの危惧の声を聴き考える緊急集会（シンポジウム）

http://www.labornetjp.org/EventItem/1479448432451matuzawa

（４）「脱被ばく実現ネット」より

（１１月２７日：第４日曜）新宿アルタ前街宣行います。

１１月２７日（第４日曜）新宿アルタ前街宣行います。16時～17時/小雨決行、福島県双葉郡広野町　町議の阿部憲一さんが電話中継で今の福島の現状を赤裸々に話して下さいます。広野町は福一から２０ｋｍ圏ラインのすぐ外に位置します。阿部さんは現在いわき市の仮設住宅に避難していますが汚染の酷い広野町に帰還を迫られています。ご参加と拡散をよろしくお願い致します。

（関連）【3.11】町民より作業員の方が多い町の「生きる道」とは　福島県広野町

http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/14/fukushima-hirono_n_4963601.html