東日本大震災―仙台からの通信
- 2011年 3月 13日
- 評論・紹介・意見
- 仙台から半田正樹
*東北学院大学の半田正樹氏(仙台在住)からの状況報告です。(編集部)
半田@仙台です。ご心配いただきまして恐縮です。家の中は普段以上に(笑)めちゃめちゃですが、無事です。電気がストップし、かつケータイのバッテリーも震災後まもなく上がってしまって、通信環境がアウトになってしまいました。ネット時代とはいうものの種々の情報端末も含めて電気(バッテリ)の問題にすぐ直面した格好です。対自化せぬまま即対応を迫られるということも含めてジャスミン革命分析の論点の一つかもしれません・・。
今朝、電気が復旧し、ネットも回復しました(地方行政の中枢=県庁・市役所から同心円的に復旧しているようです。わたしの住所が中心部に比較的近いせいで予想外に早く復旧しました)。水は、戸建ということで止まりませんでしたので(マンションは電気で汲みあげているのでストップ)、幸運でした。
もちろん、今回の揺れはこれまでに経験したことの無い規模でした。大学の研究室は本の海と化しました。いま入室禁止になってます。ともあれ海に近い方では、破滅的な状況になっているようで、知り合いがどうなっているか心配しているところです。原発についてもどれほど真の状況が知らされているのか。
東京もだいぶ揺れたようですし、交通網も寸断されたようですので、いかがだったでしょうか?取り急ぎ、御礼方々ご報告まで。半田
PS.直江さん、田中さんも、私と同じような状況だろうと推測します。
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