たんぽぽ舎から TMM:No3233
- 2017年 11月 30日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3233】
2017年11月28日(火)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.知事と大津市長「反対」 毎日新聞 滋賀版に
大飯原発再稼働 福井県知事同意で・・・との見出しで
稲村守(さいなら原発・びわこネットワーク)
★2.謝礼で学生参加を募る経産省・NUMOの核ゴミ説明会
札束で世論操作するな、原発止めて核ゴミ問題に真剣に取り組め
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき!その49
木村雅英(経産省前テントひろば)
★3.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
<大飯原発>再稼働同意、怒る市民 地元町長「安全確保を」ほか
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.新聞より5つ
◆大飯再稼働に地元同意、京都・滋賀で安全懸念や不安の声
(京都新聞 11/27(月) 23:40配信)
◆2原発同時事故の想定なく避難訓練 おおい、高浜 別々に
(11月27日東京新聞朝刊2面より抜粋)
◆大飯再稼働 町民説明 尽くされたのか
(11月27日東京新聞夕刊1面より抜粋)
◆廃炉産業 鎌田慧(ルポライター)
(11月28日東京新聞27面「本音のコラム」)
◆ 細野氏、野田前首相に謝罪=排除発言「上からの指示」
(11月28日毎日新聞5面より)
━━━━━━━
※明日です。日本原電本店へ申し入れ・抗議をおこないます。
日 時:11月29日(水)15時30分より17時くらいまで
場 所:日本原電本店前(東京都千代田区神田美土代町1番地1)
都営地下鉄新宿線「小川町」駅他「B6」出口より徒歩2分
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」(たんぽぽ舎気付)
TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
※12/4(月)中村一成(イルソン)さんのお話
「高校授業料無償化」からの朝鮮学校排除-この国家による差別扇動に抗し
高校生は立ち上がった、その闘いとは?
お 話:中村一成(イルソン)さん (フリージャーナリスト)
日 時:12月4日(月)18:30~20:30
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.知事と大津市長「反対」 毎日新聞 滋賀版に
| 大飯原発再稼働 福井県知事同意で・・・との見出しで
└──── 稲村守(さいなら原発・びわこネットワーク)
滋賀県三日月大造知事は「実効性ある多重防護体制の構築などが道半ば
であり、再稼働を容認できる環境にない」と。
県都・大津市越直美市長も「市民が原発の安全性に不安を持っている状
況で再稼働すべきではない」と、頼もしいコメント発表!
さいなら原発・びわこネットワークが主催した「大飯原発うごかすな!
滋賀集会」(11.19解放県民センターホール)&デモや脱原発市民ウォーク
in滋賀(第63回、11.25)などさまざまな運動に確信をもち、「12.3大飯
原発うごかすな!現地全国集会」の成功に向けさらに頑張りましょう!
実行委員会から呼びかけられている滋京阪神発のバスや車への乗車申し込
みさらに広げましょう!
※関連記事
https://mainichi.jp/articles/20171127/ddl/k25/040/304000c>
┏┓
┗■2.謝礼で学生参加を募る経産省・NUMOの核ゴミ説明会
| 札束で世論操作するな、原発止めて核ゴミ問題に真剣に取り組め
| 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき!その49
└──── 木村雅英(経産省前テントひろば)
経産省・原子力発電環境整備機構(NUMO)が全国46都道府県で実施
している核ゴミ処分場説明会(「科学的特性マップに関する意見交換会」)
で一人1万円を渡すと呼びかけて学生が動員されていた。
例えば、日テレNEWS24は「1万円で…核ゴミ処分場説明会に“サ
クラ”」と報道(http://www.news24.jp/articles/2017/11/15/07377955.html)。
経産省が、経産省―NUMO―委託会社―学生の順に税金を流し、使用
済み核燃料問題に取り組む姿勢をアピールしたのだ。原発設置や再稼働の
為に各地に札束をばらまいてきた経産省が、いつものやり方で世論操作し
ようとしたのだ。
審査会・検討会などから私たち善良な意識ある傍聴希望者を抽選を口実
に排除しておきながら、一方で学生に金を出して人集めとは。
それにしても、使用済み核燃料(18000トン)の保管・管理・場所の検討
はどうしてもやらないといけないことであり、すべての原発の稼働を断念
してこれ以上核ゴミを増やさずに、使用済み核燃料対策を進めるべきだ。
(追記)
「科学的特性マップ」に関して推進側が思い描く道筋を批判的に検証した
興味深い文を見つけた。
<日本の高レベル放射性廃棄物処分政策に抱え込む根源的課題―政府によ
る「科学的特性マップ」の提示を受けて>(寿楽浩太、岩波書店「科学
11月号」)「政治がまず、原則的な議論の方向性を改めて設定し直すとと
もに、現実的な選択肢を人びとに提示するような、包括的で建設的な議論
を公論に提起し、根源的な次元での対処の道筋をひらく先頭に立つことを
強く希望したい」と結んでいる。ご参考に。
┏┓
┗■3.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
| <大飯原発>再稼働同意、怒る市民 地元町長「安全確保を」ほか
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.<大飯原発>再稼働同意、怒る市民 地元町長「安全確保を」
毎日新聞 11/27(月) 22:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000098-mai-soci
2.<NUMO>「核のごみ」動員で業務委託を解除
毎日新聞 11/27(月) 22:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000097-mai-sctch
3.大飯再稼働 福井知事が同意 同一県2原発運転へ
東京新聞 2017年11月27日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017112702000237.html
┏┓
┗■4.新聞より5つ
└────
◆大飯再稼働に地元同意、京都・滋賀で安全懸念や不安の声
福井県の西川一誠知事は27日、県庁で記者会見し、関西電力大飯原発3、
4号機(同県おおい町)の再稼働に同意を表明した。同日午後、世耕弘成
経済産業相に同意したことを電話で伝えた。2基の再稼働を巡っては、お
おい町と県議会が既に同意。知事が同意したことで、再稼働に向けた地元
同意手続きは完了した。関電高浜3、4号機(同県高浜町)が既に再稼働
しており、東京電力福島第1原発事故があった2011年以来初めて、同県内
で同時に複数の原発が稼働する見通しとなった。
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に福井県の西川一誠知事が同意を
表明したことを受け、京都府内の自治体は27日、避難路の整備状況や安全
対策に懸念を示し、国や関電に一層の責任ある行動を求めた。
(後略)
(京都新聞 11/27(月) 23:40配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000041-kyt-l26
◆2原発同時事故の想定なく避難訓練 おおい、高浜 別々に
関西電力大飯原発がある福井県おおい町と、高浜原発がある同県高浜町
は26日、各原発での事故を想定した避難訓練を実施した。再稼働が近づく
大飯3、4号機と営業運転中の高浜3、4号機が約14キロ離れて立地する
が、両町は訓練を別々に行い、2原発同時の事故は想定しなかった。(後略)
(11月27日東京新聞朝刊2面より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017112702000130.html
◆大飯再稼働 町民説明 尽くされたのか
大飯原発3、4号機の再稼働に、西川知事が同意した。「再稼働には賛
成したいが、町民の疑問が解消されたとは思えない…」。合併前の大飯町
の元助役で、半世紀前、原発誘致のため町民の説得に走り回った永井学
さん(84)は、性急なゴーサインに苦言を呈す。 (山谷柾裕)
今年七月、町の同意判断のために開かれた町民説明会。約二百人の参加
者の中で、永井さんは誰よりも長く質問をぶつけた。3、4号機の安全性
を確認したかったが、壇上にいた関電、経済産業省、内閣府の担当者の回
答は一般論ばかり。「審査を担った肝心の原子力規制委員会が来ていない。
これでは、ただのセレモニーだ」。永井さんは怒りを押し殺しながら半世
紀前を思い出していた。(中略)
だが、福島第一原発の事故で、町民の信頼は再び揺らいだ。3、4号機
は必要な安全対策を終えたとみなされているが、永井さんの目には事故時
の避難道路の整備が不十分と映る。原発がある大島半島から内陸部へは、
原発建設とともにできた「青戸の大橋」を渡るか、半島付け根への迂回
(うかい)ルートしかなく「橋をもう一つ造るべきだ」と注文する。
地元の同意手続きは終了。「自治体は事業者の横暴を止めるだけの抑止
力を持たなくては。せめて同意後も国や関電に(避難道路整備など)注文
を繰り返していくべきだ」。長年、原発の地元行政に携わった一人として
そう信じている
(11月27日東京新聞夕刊1面より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017112702000236.html
◆廃炉産業 鎌田慧(ルポライター)
本気なのか、と目を疑ったのが、日本原子力発電(原電)東海第二原発の
運転延長申請報道である。運転開始から来年で40年、廃炉の年限が来てい
るのに、さらに20年も運転するという。
茨城県にある東海原発は、首都圏に最も近いポンコツ原発である。30キロ
圏内には、14市町村96万人が暮らしている。事故が発生したとき、およそ
100万人の人間がどこに逃げるのか。まともな神経があるなら、踏み込めな
い恐怖の再稼働である。
フクシマでは、避難の逃避行で多くの入院患者が死亡した。故郷と生業
を失って自殺者が出た。子どもたちに甲状腺がんがふえ、避難者の経済的
困窮は深まり、地域の放射能汚染は消えず、汚染水は止まらない。安倍首
相の「アンダーコントロール」などまっ赤なウソだったことが、時間とと
もに証明されている。
それでも、再稼働の号令をかけている官邸は、原爆が落とされてもまだ
聖戦をあおっていた「大本営」の無責任な頑迷さだ。原発敗戦をみとめ、復
興にむかうべきだ。
1基5千億円以上と見込む廃炉作業で、地域経済を立て直せばいい。再
稼働のための安全対策費千八百億円は、無駄な投資だ。廃炉費用に回した
方がはるかに経済効果が高い。電力会社もち合いの原電は「日本原子力廃
電」として、安全な廃炉の技術確立に役立ってほしい。
(11月28日東京新聞27面「本音のコラム」)
◆ 細野氏、野田前首相に謝罪=排除発言「上からの指示」
衆院会派「無所属の会」の野田佳彦前首相は27日付の自身のブログで、
希望の党の細野豪志元環境相から衆院選前に希望への公認申請を辞退する
よう促されたことに関し、細野氏から「大変失礼な発言をしてしまい申し
訳ありません」と謝罪されたことを明らかにした。
細野氏は衆院選での公認について、野田氏らを念頭に「三権の長を経験
した方々は、ご遠慮いただく」と発言。野田氏は無所属で立候補した。野
田氏によると、細野氏は1日に衆院本会議場で謝罪し、「上からの指示で
やむを得ず(言った)」と、排除は代表だった小池百合子東京都知事の意
図と釈明したという。
野田氏はブログで、小池氏について「『寛容な保守』という(希望の)
看板は偽りであり、極めて非寛容で排除の論理を振りかざす人物だった」
と批判した。
(11月28日毎日新聞5面より)
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ
ります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
新HP http://www.tanpoposya.com/
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。