大軍拡にNO!の声をあげよう!12.12政府交渉へ
- 2017年 12月 8日
- 催し物案内
- 杉原浩司
タガの外れた安倍政権は、遂に「専守防衛」の制約すら踏み破り、敵基地
攻撃兵器の導入に舵を切ろうとしています。他にも突っ込みどころ満載の
防衛省予算案に対して、12日午前に防衛省との交渉を行います。平日午前
という時間帯ではありますが、ご関心のある方はぜひご参加ください。
※防衛省に提出した事前質問はこちらからご覧になれます。
http://kosugihara.exblog.jp/238057372/
なお、後半に半田滋さんをお招きした「大軍拡を許すな!10・29集会」の
報告も転載していますのでご一読ください。
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◆大軍拡にNO!の声をあげよう!
12・12 政府交渉
日時:12月12日(火) 午前10時~11時30分 防衛省交渉
場所:参議院議員会館 B104会議室(永田町駅)
※9時30分から参議院議員会館ロビーで通行証を配布します。
防衛省は、2018年度概算要求で、史上最大の5兆2551億円の防衛費を要
求しています。オスプレイの購入、「イージス・アショア」導入をはじめ
とする「ミサイル防衛」の強化、敵基地攻撃兵器の研究費の計上、地対艦
ミサイル配備等の南西諸島の部隊増強など、大軍拡が目論まれています。
11月に来日したトランプ米大統領は、高額武器の購入拡大を露骨に要請
しました。C2輸送機の紛争当事国UAEへの輸出など、日本の軍需産業が製
造した武器の輸出も推進されています。今後、ますます防衛費を増大させ
る動きが強まると思われます。
防衛省に対して、このような大軍拡にNO!の声を突きつけていきたいと
思います。ぜひ、ご参加ください。
【主催】大軍拡と基地強化にNO!アクション2017
[参加団体]
有事立法・治安弾圧を許すな!北部集会実行委員会
(北部労働者法律センター気付 TEL・FAX 03-3961-0212)
立川自衛隊監視テント村(TEL・FAX 042-525-9036)
パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会
(TEL:090-3509-8732 FAX:047-456-5780)
反安保実行委員会
武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)
戦争・治安・改憲NO!総行動
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<大軍拡を許すな!10・29集会の報告>
10月29日、私たち「大軍拡と基地強化にNO!アクション2017」は、千
駄ヶ谷区民会館にて「大軍拡を許すな!10・29集会」を行いました。当日
は、台風が接近する雨の中にもかかわらず、60名の方々が参加してくれま
した。
集会では、東京新聞論説兼編集委員の半田滋さんが「防衛費、安全保障
関連法、ミサイル防衛、北朝鮮情勢の考察」というテーマで講演。半田さ
んは、防衛費については、F35、新型掃海艦やそうりゅう型潜水艦など、
予算を具体的に解説。なかでも、「高速滑空弾」や巡航ミサイルにもなる
「新対艦ミサイル」の研究費が入ったことには、ともに敵基地攻撃にも使
えるものだと批判しました。また、イージス・アショアに対しては、レー
ダーによる強力な電磁波の問題にも言及。周辺住民への影響を懸念してい
ました。
「安保法」については、南スーダンからの突然の自衛隊撤収は、森友・
加計問題が取り沙汰される中で、安倍首相の不安材料を減らすために行わ
れたもの。現地の隊長さえも知らなかった。ミサイル防衛については、制
服組ですら欲しがっていなかったのに、政治家の「お下げ渡し」で導入さ
れることになった。「北朝鮮情勢の考察」では、対艦砲などのないヘリ空
母「いずも」が行った米艦防護の滑稽さについて指摘し、政治的対話によ
って解決されるべきと、話していました。
質疑では、先日の衆議院選挙のことも話題になり、若い人は満員電車解
消とか、友達の親が候補者とか「驚くほど身近な基準」で投票しているケ
ースが多い。私たちがどう身近に思えるよう発信できるかが大切だ、とも
おっしゃっていました。
集会最後の連帯アピールでは、「武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)」、
「トランプ・安倍戦争会談反対!新宿共同デモ実行委員会」、「辺野古へ
の基地建設を許さない実行委員会」の3団体から発言していただきました。
今後とも、このような大軍拡を許さない集会やデモなどを続けていく予
定ですので、ぜひご参加ください。
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