テント日誌 2月4日(日) 経産省前テントひろば1807日目後 532日目
- 2018年 2月 5日
- 評論・紹介・意見
- 「経産省前テントひろば」
院内ヒアリング集会 「核のゴミ」報告があります。)
テント日誌2月4日(日)
経産省前テントひろば1807日後
様々の人が訪れるが、注目もしている座り込み行動 1月31日(水)
日差しがあって暖かい。座り込みグッズをセットしたら、当番のIさんは額に汗びっしょり。その後、しばらくは当番2人の座り込み。しばらくして、年金組合の全国大会で上京した人が立ち寄ってくれた。そのうちの一人のMさんとおっしゃる方は、玄海原発と川内原発反対の訴訟に、兄とともに加わっていると言われ、「頑張らなければ」と言われてカンパもしてくださった。またあと2人の人もカンパをしてくださった。一人の人は「原子炉が壊れないようにと非鉄金属の強化の研究が進められているそうだが、愚かなことだ」と意見を言われた。
経産省前で抗議行動をやっているのは心強いと激励もしてくださった。この日は通りすがりの人が他にもカンパをしてくださった。「寒いから気を付けてください」と気遣いの言葉をかけてもくださった。道を通る人で、座り込みに対して「何をしているのだろう」という顔を向ける人には「原発反対です」と声掛けをすると「ほんとよね」と返してくれる人もいる。
今日も原発関係の裁判があって、それに参加する人が寄る。裁判は大熊町の工場が操業できなくなったので、東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(尾島明裁判長)は約1億4500万円の支払いを命じた一審東京地裁判決を変更し、賠償額を約3400万円に減らした判決だったそうだ。原発推進の動き、東電を擁護する判決を許してはならない。
K爺は元気そうだった。座り込みに参加し、保さん手製のパンをまあまあだなとか言って食べた。ひしぶりに、ワゴンできた警察は「やめてください」「気を付けて」などという。(T)
暦の上では立春が間近だが 2月1日(木)
今日から2月、暦の上の立春が間近だけれど寒い。
天気予報は夕方から雪とのことだったので念のため折り畳みの傘を持参して出かけたが霞が関に着いたらもう小雨が降り始めていた。
Yさんが雨に備えて雑巾やらビニール袋を用意していてくれて助かった。
座り込みに雨は大敵だ。久しぶりにイロハネットのMさんが来てくれた。
雨で本も読めないのでヨーカンさんと3人でおしゃべり。
昨夜の月食のこと、安倍の嘘、沖縄のことなど話は尽きない。
しばらくすると議員会館前で辺野古のことで座り込みしているKさんが来てくれた。雨で座り込みが中止だったとか、彼女は群馬のお土産だと言うこんにゃくを煮て保温ジャーに入れて持って来た。あったかくて美味しかった。
雪のあとSさんのお見舞いに行って下さったそうだ。
Sさんはお元気で座り込みの人たちのことを心配していたという。
早く元気な姿が見られることを願います。
3時少し前にO・Yさんが来てくれたので私は失礼した。
私が離れた後、寒いのにご苦労様とおしゃれで素敵な女性がやって来てO・Yさんにカンパ3000円を手渡してくれたと言う。
O・Yさん談
「カンパを手渡されたとき本来なら椅子から立ち上がってお礼を申し上げなければいけないのに傘をさして雨除けのビニール袋を膝にかけていたのですぐに立ち上がれませんでした。反省!」とのことですが、きっと状況を判って頂けたのでは?と思います。
他にも風邪を引かないで、と声をかけてくれた人もいます。
それを聞くと座っていて無駄じゃないなと思えて嬉しいです。(I・K)
耐えるほかない寒さではあるが 2月2日(金)
前日から降り続いた雪。午前中には止むとの予報も見事にはずれ、何時までも降り続いた。今回は前回ほどの大雪にはならず積雪もない。お昼近くには雨になったが、いずれにしろ迷惑な話である。
今日は午前中に院内の対経産省ヒヤリング集会があり、それが終わったら参加者が降りてきて賑やかになるだろうと思っていたが、降りてきたのはTっちゃん1人のみ。あまりの寒さに、みんな何処かに行ってしまったのだろうか?
2時ごろになってヒヤリングに参加した仲間がそろってやって来た。参加者は15名で前回より大分減ったようである。午前中という時間帯の問題もあり少なかったのかもしれない。暫く一緒に座り込んでいたがいつの間にかいなくなってまた寂しくなった。
座り込み参加者は沢山着込んで、じっと寒さに耐えている。みんな縫いぐるみのようである。寒いので殆ど来客がない。3時すぎにはYさんがあらわれいつもの葡萄ジュースと野沢菜漬けで景気付けをする。鹿肉は先週で終了。だが、野沢菜漬けはYさんの手作りだそうでとても美味しい。2月中は寒い日が続く様で、この寒さは耐えるほかないようである。(S・S)
今日は「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる日 2月3日(土)
最近の土曜日では珍しい乳白色の曇り空。風は微風だが冷たい。ゆるキャラのように着ぶくれしているので寒さは感じなかった。日土地ビルの廊下の鏡に映った自分の姿を見たら冗談みたいな恰好でがかっりした。まるで七人の小人のパロディ。七人の侍ならよかったのに。それでも数年前は「可愛い」といってくれる人がいたが今はどうだろう? 私事で恐縮。
今日は「安部政治を許さない」の日。13:00前にIさんは国会前へ。その後よーかんさんも寄ってくれた。機動隊のお巡りさんは一人も来なかった。女優の真矢ミキが赤坂日枝神社で豆まきをするとかでそちらの警備に行ったらしい。おいおい、豆をぶつけるべき相手は実在するのだよ。
IIさんから暑かった日寒かった日を覚えている?と聞かれた。体感的には思い出せなかった。テントにいれば暑いし寒いはずなのに。日誌を書いていて思い出した。数年前雪掻きをしたときに靴の中までびしょ濡れで凍えたことがあった。あれは本当に冷たかった。暑さで覚えているのは民族系政治団体がくるとかで私服のお巡りさんがテントの周囲、炎天下の日向にずぅーとを立っていたこと。それとなく足元近くに打ち水したことがあった。
〇何でこんなに違うの?
朝日
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/02/nuclear-weapon_a_23351745/
産経
www.iza.ne.jp/kiji/world/news/180203/wor18020319050019-n1.html
〇わお!フランツ・カフカ的世界!
安倍晋三首相の妻昭恵氏は3日、訪問先の福岡県田川市で、学校法人・森友学園(大阪市)への国有地売却問題について、「私が真実を知りたいって、本当に思います。何にも関わっていないんです」と語った。
(O・O)
日曜のメンバーもそろい賑やかな合唱も 2月4日(日)
霞ヶ関駅のエレヴェーターを上がると暖かい、まさに冬日和の日曜日だ。いつもより早めに来たが先着の藤原さんが既にセッティングを終えていた。すぐに銀輪部隊のお二人が来たがお手伝いをする必要がなく記念撮影をする。群馬からのTさんの姿が見えて感激、なんでも先週2時過ぎまで誰も来ないという嘆きを見て駆けつけてくれたのだ。続いて合唱隊のイッシーさん、ワッシーさん、2時過ぎにはヨウカンさん、サッシーさんと久々に全員の揃い踏みだ。今日は鶴ちゃんも加わって賑やかに合唱が霞が関に響く。
ハシユキ、永瀬、三上さんと日曜日のメンバーが揃う。三上さんからはまたしても丸山真男著「後衛の位置から」と小室直樹著「憲法とは国家権力への国民からの命令である」の2冊の本を戴いた。有難うございます。皆さんも藤原さんの「おにぎり」を味わいながら歌を唄いに日曜日の座り込みに来てください。機動隊の警官も何人か来たが皆愛想がよったな。日が陰ると流石に寒いが直ぐに4時を迎えて撤収となった。(SK)
院内ヒアリング集会 「核のゴミ」報告(添付もあります)
経産省前テントひろば 木村雅英
前夜から大雪が降った2月2日の午前に経産省他を呼んで院内ヒアリング集会を開催した。その結果を報告する。
テーマ:「核のゴミ」
日時:2018年2月2日(金)10時~12時半(10時過ぎから通行証配布)
10時15分~10時55分:事前学習会
11時00分~12時00分:ヒアリング(経産省に出席依頼済)
12時00分~12時30分:事後確認、今後について意見交換
場所: 参議院議員会館102会議室(1階、定員約40名)
質問項目: 1 核のゴミの現実
2 「核燃料サイクル」の展望
3 核のゴミとエネルギー基本計画
紹介:参議院福島みずほ議員
対応(敬称略):
経産省(エネ庁) 長谷川、桑原、大下、水越(核燃サイクル)、宇野(放射線廃棄物対策)
文科省;荒井、原子力規制庁;菅生、内閣府;川口、佐久間
参加者:15名
結果概要
あらかじめ提出してあった質問への回答に時間がかかって、追及の時間が十分に取れなかった。それでも経産省が、厖大な「核のゴミ」の保管・管理が不十分であるのに、既に破綻している「核燃料サイクル」を続け、「エネルギー基本計画においても原発推進しようとしていることが明らかになった。
詳しくは、配布資料及びUPLANの動画(https://www.youtube.com/watch?v=PxiL0vDqVMk)をご覧いただきたい。
また、配布資料及び回答では、原子力規制委員会「原子力施設に係る平成28年度放射線管理等報告について」(以下「放射線管理資料2016」 http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/housyasenkanri/index.html)を参照している。
なお、一部に担当者不在で回答漏れがあった。
回答内容
質問項目:
Ⅰ 核のゴミの現実
1 放射性廃棄物の区分と発生
★ 高レベル放射性廃棄物 ガラス固化体は六ヶ所に2176本あり、各原発立地には無い
★ 低レベル放射性廃棄物の中の放射性レベルが高い物は、「放射線管理資料2016」の「Ⅳ 使用済燃料プール、サイドバンカー、タンク等」BWRとPWRとGCR(東海)の表から保管量を回答(同表のP.24,P.25参照)
★ 低レベル放射性廃棄物の中の「放射性レベルの比較的低い廃棄物」・「放射性レベルの極めて低い廃棄物」・「クリアランスレベル以下の廃棄物」をまとめて、「放射線管理資料2016」の「①実用発電用原子炉)固体廃棄物貯蔵量」を200リットルドラム缶の本数で回答(同表のP.20~22または「参考資料5放射性固体廃棄物」P.38~P.40)。
泊11817本、女川31764本、東通12104本、福島第一186096、福島第二21201本、柏崎刈羽29565本、浜岡35997本、志賀6226本、美浜25675本、高浜39395本、大飯28565本、島根33145本、伊方26824本、玄海40682本、川内24822本、
東海1311本、東海第二62579本、敦賀65486本、合計683254本
また、ウラン廃棄物は加工施設(p.42)では、
グローバルニュークリアフュアルジャパン19207本、三菱原子燃料10145本、原子燃料工業東海6269本 、同熊取8364本、JAEAウラン濃縮600本、日本原燃濃縮・加工8225本、合計52810本
さらに、超ウラン核種の廃棄物(P.28)は、再処理工場からで、地層処分相当が219本(千リットルドラム缶)と地層処分相当でない物があり、42839本(200リットルドラム缶)(注:同表のJAEA再処理6754本、76520本は言及せず)
2 他の分類による核のゴミの量
(1)ドラム缶の量
ドラム缶は、2012年末で原発現地に67万本、六ヶ所村13万本(六ヶ所で発生分)
(2)高レベル放射性廃棄物の量
質問に入れた表(使用済み燃料の貯蔵能力の拡大、2014年3月末時点)に対して、高浜で60トン、伊方で30トン増加。川内は(六ヶ所に輸送下からか)890本から30本に減。
(3)ウランとプルトニウムの量
質問文「IAEA「2016年版保障措置声明」によれば、2016年現在の現存量は、天然ウラン1142トン、劣化ウラン15984トン、トリウム5トン、濃縮ウラン22600トン、プルトニウム178トンである」に対しては、規制庁担当不在で回答無し(注:公表資料ゆえ間違いない)。
「ウランとプルトニウムの量については、次の「世界の核分裂性物質」によれば、日本は、高濃縮ウランを1.8トン保有世界で8位、分離型プルトニウムは47.8トン保有世界で4位になる。」に対しては回答を控えたが、分離型プルトニウムは47.9トンと答えた。
(4)東電福島原発事故で発生した核のゴミの量
福島原発のドラム缶の量は17万5千本。事故後ドラム缶は昨年度に280本発生。使用済燃料の量は2017年9月時点の2130トン(東電の判断出90トン増加)
放射能汚染水貯水タンクは2018年1月時点で108万トン。タンクからの漏えいをしないようにタンクの周り に堰を設けている。その堰に雨水が入らないように堰カバーを設置したりパトロールし各タンクに水位計を 設置して漏えい監視を続けている。タンクの数は約830基。
濃度別のタンクの数についての質問には東電のHPを見るようにとの回答。
3 原発稼働によるかくのゴミの増加
(1)100万kW原発を巡る流れ
図2 百万kWの原発を巡る一連の流れについては、「試算の根拠がはっきりしない、BWRとPWRで異なる、どういう燃料を使うかで変わるので、正しいとか正しくないとか答えられない」
(2)再稼働による核のゴミの増加
使用済み核燃料の増加は先ほど上記1の(2)で答えたとおり。
MOX燃料は体数で管理。高浜3号機でMOX燃料24体使用中。高浜4号機でMOX燃料4体使用中。
伊方3号機で16体使用。
使用済みMOX燃料となったものはまだ出ていない。
(3)再稼働の根拠
再稼働や廃炉の進展に伴って貯蔵場所がひっ迫している原子力発電所が存在しているのは事実。その中で使用済み燃料対策が近々の課題になっており、政府としては平成27年(2015年)12月の最終処分関係閣僚会議において「使用済燃料対策に関するアクションプラン」を立てた。これにより毎年事業者と経産大臣が集まって「使用済燃料対策推進協議会」を開催している。2017年10月24日に持ち3回を開催した。大臣から各電力会社に加速を要請した。事業者からは2020年頃に4000トン程度、2030年頃に6000トン程度の使用済み燃料の貯蔵量の確保を計画している。むつ市の中間貯蔵施設なども。
Q&A
Q こういう議論がもう少し分かり易くできる資料があっていいのではないか。
Q 小出さんの図2にちゃんと反論してほしい。
Q 六ヶ所のドラム缶の本数の差が出ているが、埋めたドラム缶もあるのでは?
A 今まで埋めたのは合計29万5235本(約30万本)でそのまま掘り返したりしない(最終処分)、十数メートルピット処分、まだ土はかぶせていない。300年事業者が管理する。
Q 放射性が低レベルというけれどIAEAの分類では中レベルも入っているのでは?
A IAEAでは中レベルになっているものもある。
Q 300年以上経つとどうなるのか?
A 300年経つと事業者の責任を離れます。
Q 国の責任?
A ではないです。L1と呼ばれる放射能レベルの比較的高い廃棄物については、国としても掘削制限をしていく、掘り返してはいけません、と。掘り返して地上に出てくると危ない物になりますので、国として規制をしていく。原子炉等規制法でそうなっています。
Q 高浜、伊方以外の、これまでに出た使用済MOX燃料についてはどうか?
A これまでのMOX燃料も各事業者がまだ使えると判断しているので、使用済MOX燃料は出ていません。おっしゃる通りプールにある。
Ⅱ 「核燃料サイクル」の展望
4 再処理についての過去の計画と実績
(1)もんじゅの破綻(文科省)
質問文の数字の修正=>昨年度までの費用は1兆450億円を1兆589億円、廃炉費用は30年間で3756億円を3750億円に。責任について:情勢の変化があった。当初の計画が至らなかったことは事実。重く受け止めている。高速炉増殖開発の為の基盤技術を習得した。貴重な人材と知的資産を得た。これらの成果を今後活用していく。これから廃止措置に以降する。日本原子力研究開発機構とともに、政府一丸となって安全で着実にしっかりと取り組んでまいりたい。
(2)六ヶ所再処理工場の24度目の延期
六ヶ所再処理工場の延期をエネ庁は日本原燃の昨年12月21日の報道まで事前には承知していません。延期の理由は新規制基準に伴う安全対策工事のためで、一層の安全性向上の観点からある。いずれにしても、ひとつひとつの課題に取り組みながら安全最優先で核燃料サイクルに取り組んでいきた。
(3)MOX燃料工場の延期
一層の安全性向上の観点から延期したと承知している。
(4)六ヶ所村・むつ市への核ゴミ搬入
すべての原発からではないがこのように搬出していることは事実。六ヶ所村に搬入された廃棄物は、200リットルドラム缶で29万5235本。そのうち埋設された放射性廃棄物は29万2379本。
Q 先ほどの13万本との関係は?
A 13万本は六ヶ所で発生した放射性廃棄物。
★ 関電からむつ市への使用済み核燃料の搬入については、関電がその事実がないと公表していることを承知している。
★ 核燃料サイクルの計画と実現性
ご指摘の通り未完成の部分が多々ある。完成を目指して進めることが政府の方針。六ヶ所については国としてしっかり日本原燃を指導していきたい。プルサーマル発電も、原子力規制委員会の安全審査をクリアしたものは再稼働を進めていく。
Ⅲ 核のゴミとエネルギー基本計画(エネ庁長谷川)
第5次エネルギー基本計画の検討に関しては、昨年の8月から総合エネルギー調査会において議論している。昨今は、パリ協定を含め地球温暖化対策に対する世界の潮流の高まりを受けて、別途2050年に対する方向性を議論するエネルギー情勢懇談会という勉強会で議論していただいている。2月に年度末に向けてエネルギー情勢懇談会のまとめた結果を検討会に反映していくことになっている。まずはその議論を待ちたい。
(最後に)
Q ゴミの問題と核燃料サイクルの問題を答えて頂いた。次の文を読みます。
「六ヶ所再処理工場計画は最初からか、途中からかは別にして、ダミー計画と化し、電力会社にとって真に欲しいのは使用済み燃料置き場(再処理工場のプール部分)のみということになります。…。六ヶ所再処理工場は、文字通り、原発のゴミため以外の何物でもないわけです。」(高木仁三郎)
これは、27年以上前に化学者が書いたのです。あなた方、もんじゅにしても再処理工場にしてもどんどん延ばしているだけではないか。同じことが、核燃料サイクルについてもエネルギー基本計画でも言えるのではないかと思います。要するに、沢山のゴミについて、以前に高レベル放射性廃棄物が18000トン、プルトニウムが48トンということが世界で大きな問題になっていることを知りました。それ以外のドラム缶でも、原発立地に68万本、六ヶ所に30万本以上、これらをちゃんと管理できるか分からない。そういう状態のままで、Ⅲ番のお答えはいつもと同じでしたが、もういう問題をもっともっと明らかにして、原発を推進していいかどうかを考えて頂きたい。
2012年9月に日本学術会議が提言したことですよね、このまま高レベル放射性廃棄物をそのままにしておくと大変だ、オンカロだって大丈夫かどうか分からない、日本で地層処分では危ない、と言っていた。30年近く前に、皆さんが生まれる前かそれとも成長される前かもしれないけれど、そういう風に予見されていたことが、今現実にずっと起こっている。もんじゅがつぶれた、次は現実に再処理がつぶれるかも知れない。それでもあなた方どんどん進めてゴミがどんどん増えていく。こういうことを絶対に止めて頂きたい。強くお願いします。
Q 僕もそう思う。嘘なのではないか。もんじゅで技術の蓄積と言われるけれど、どういった技術があるのかを公開してほしい。
Q 今日お聞きした細かい数字については、ご担当に直接お尋ねするかも知れません、よろしくお願いします。
(追記:配布資料が必要な方にはメール送信します=>kimura-m@ba2.so-net.ne.jpへ)
2/7(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.大飯原発再稼働やめろ!関西電力東京支社抗議行動
日 時:2018年2月7日(水)17:30より18:15
場所:富国生命ビル前(地下鉄三田線内幸町駅A7出口すぐ)
よびかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549
2.第53回東京電力本店合同抗議のご案内
東京電力は日本原電の債務保証をするな!
東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は現在も継続中
東京電力へ抗議の声を挙げましょう
日 時:2018年2月7日(水)18時30分より19時30分頃まで
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか128団体
2月8日(木)「福島原発刑事訴訟第3回公判」 10時 東京地裁
2月9日函館市大間原発建設差し止め訴訟 第15回口頭弁論
東京地裁103号法廷10時30分(2月9日)10時までに傍聴券配布
裁判報告集会 11時30分~13時 参院議員会館B109号
電源開発は原子力から撤退し、水力。風力、太陽光、地熱などの、再生エネルギー開発に邁進せよ! 大間原発に反対する関東の会
2月9日(金)5時~6時経産省前抗議行動(テントひろば)
反原連の官邸前抗議行動は6時30分から
◆2/18(日)経産省前脱原発青空川柳句会
日 時:2月18日(日)13時より16時
場 所:経産省前テントひろば
選者 乱鬼龍 参加を!とても楽しいです
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion7329:180205〕
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